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TENDRE LIVE in TAKASAKI

 10月に入り2日連続での高崎芸術劇場、本日は「TENDRE LIVE in TAKASAKI special guest 土岐麻子」を、スタジオシアターにて。

高崎駅東口へ出ると出迎えてくれる看板。
また来たよ。

 このスタジオシアターは今回が初。かなりフレキシブルなキャパシティ設定をできる会場で、3間舞台568席、5間舞台466席、7間舞台389席、スタンディング1,000人+2階席98席となっている。

 今回は座席ありで、見たところスケール感は渋谷WWWと近い印象。よりシックで大人な雰囲気で黒が基調、そしてまだ新しく美しい。
 ステージから客席への距離が非常に近く、段差も低くなっている。TENDREは初高崎ということで、開演前の客席ではそのあまりの近さにざわめきが生まれていた。

この劇場はお洒落に抜かりなし。勿論音響もいい。

 バンドメンバーはステージ下手から以下のとおり、ギターレス。

perc. ギャラクシー松井
syn. AAAMYYY(from Tempalay)
sax. 小西遼(from 象眠舎,CRCK/LCKS)
ba. 高木祥太(from BREIMEN)
dr. 松浦大樹(saccharin,from She Her Her Hers)

 いずれも活躍するメンバーに、さらにスペシャルゲストとして土岐麻子が加わる。
 
 「IMAGINE」から幕を開けたステージは、新旧織り交ぜた素敵なセットリスト。新作の楽曲もいち早く初演奏となり、「音楽のお祭り」にぴったり。
 勿論バンドとの息もぴったりで、終始あたたかいステージだった。
 「ステージ上 みんな大好き 土岐麻子」と詠んでしまいたくなるくらい、スペシャルゲストタイムはほんとうにラブ溢れる時間。小西遼と高木翔太が、本人を前にして好きの程度を競っているのには笑った。
 そしてただひたすらに素晴らしかった。「HOME」のあたたかな歌声は、会場をやわらかく包み込む。

 自ら手拍子をしてのアンコールは、新作より「MOON」からスタート。スタンダード系の素晴らしいこの楽曲を聴けたのは、まさに至福極まれり。そしてTENDREはじまりの曲「DRAMA」で終演。
 贅沢な時間は一瞬で終わる。セットリストはTwitterのフォロワーさんによる提供です。御礼申し上げます。
 

【セトリ概略】(うくれれさん提供)
IMAGINE
DISCOVERY
LIGHT HOUSE
Night & Day
DOCUMENT
FANTASY

(special guest time )
HOME with 土岐麻子
眠れぬ羊 with 土岐麻子

SUNNY
HOPE
hanashi
LIFE
(encore)
MOON
DRAMA

文中敬称略

高崎芸術劇場スタジオシアター

なつめ がんサバイバー。2018年に手術。 複数の病を持つ患者の家族でもあり いわば「兼業患者」