裏巻機渓谷

五十沢キャンプ場の奥に、それはある。

友達が友達に聞いた裏巻機渓谷。
滝が見れるらしい。

さっそく予定を立て、友達と滝を見に
行ってみることにした。

当日、天気は晴れ。
いいトレッキング日和。

友達は毎回、山にお酒を持っていく。
山の神様や祠などにお供えをするのが
恒例となっている。
今回は2本、ということは、飲める神様が
2人ということだ。

五十沢キャンプ場に入り、入場料の300円を払い
重たいゲートを開け、トレッキングの入り口
みやて小屋を目指す。
車で5分程、ぐんぐん山を登っていく。

みやて小屋に着く。
ここは天竺の里という広い森林公園?になって
いるらしい。
調べてみると、現在は営業していないとのこと。
ふぅん。あ、
ヒカリゴケの表記が目にとまる。
見に行きたいな。
けど、今日の目的は別にある。
興味もそこそこに、滝を目指して歩き始めた。

歩いて5分ほどで、わしらのテンションは
一気に上がった。
目の前に現れた高い滝。

こんな歩いてすぐに滝が見られるなんて
予想外だった。

すごい、すごい、すごい!

歩く毎に口からこぼれる感動。
滝を前にすると、ただ流れる水に圧倒される。

ざぁぁぁぁぁー……ドドドドドド

いくつもの振動、大きな音。


下に目をやる。

すごい、こわいほどに自然だ。
こんなところが魚沼にあったんだ。

知人の知らない一面をみたときの驚きと、
同じ感情が湧き上がる。

この先の滝への期待を膨らませながら
いつものように遊び、歩いていった。

「不動滝」と書かれた看板が目に入る。
ここから下におりると滝があるらしい。
最終地点の取水口か、不動滝か、
あまり迷うことなく不動滝へと向かった。

下るとすぐにお不動さんがいた。

あ、こんにちは

お互いに一瞬面食らうと、お不動さんは
すぐにキリッと顔を立て直した。

おじゃましますね、
あとお酒もよかったらどうぞ

にっこりしたお不動さんを尻目に
ささっと滝へ下りていく。
途中の掛け階段が右に大きく傾く。

だから人工物は信用ならないんだよお!!

なんて言いながら川に着く。

大きな岩。その向こう側、
想像していなかったタイプの滝、
不動滝があった。

滝壺に落ちていく水は空気中でフワッと
舞っている。
大きな水溜りに落ちていく水
これが滝。

やっばぁ……

言葉が出ない。

人間は、自分の想像を超えた現象をみると
声が出なくなるらしい。

岩によじ登り、更に滝の近くへ。
身軽な友達の後を、少しビビりながら続いた。

大きな水溜りに、突き刺ささる水。

波紋が自由に、かつ規則正しく
出口へ向かう。

すごいなあ。

なんか、それ以上の感想を覚えていない。

トンボがきらきら飛んでいた。

不動滝までの道を折り返し、
更に奥へ歩くと最終地点の取水口に着く。
ここまでの道のりは渓谷だ。
左手に川を聞きながら歩くのは少しこわいけど
わくわくする。

水の量によってそれぞれの滝の迫力が
変わるらしく、
行ってみないとどこに感動するかわからない
そんな場所だと思った。

いっぱい感動があったはずなのに、
文字にしようとすると流れてしまい
うまく書けない。
この記事を書き始めてから
ほぼ1週間が経っている。
単純に忘れてしまっただけなのかも
しれないけれど、
それだけじゃない気がする。
カエルのことも、あの岩のこともあの水のことも
全部書きたいのに、
教えてはいけないような気がしている。
形に残さず流してしまうのがいい。
そんな気がする。

中途半端に感じるかもしれない。
けど、そんなかんじ。としか言えない。
もどかしい…
形に残せないのは水だからなのかもしれない。
ここに書き留めたら、水が腐ってしまう。
そういうことらしい。
…ならしょうがないか
わし自身はなんだかすっきりしないのだけど、
そういうものだと割り切って
この記事を終わろうと思う。

どういうことなのか、どんな場所なのか気になる方はぜひ確かめてみて欲しい。

川の流れと滝の高さ、
裏巻機渓谷が
どんな場所なのかを。…


えー、やっぱり釈然としない(c" ತ,_ತ)
何で書いちゃだめなの
いっぱいカエルいたじゃん!!!
なんで詳しく書いちゃだめなのーー!!!
あーーーーーー!!!!。゚(゚´Д`゚)゚。
なんでーーー!!!!!!えーーー!!!

駄々をこねても、
何でも。
の一点張りで何っにも書けん。

えー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
もぅ…このすっきりしない感は次の記事で
解消する…ぬぅ…
またの機会に書ける日がくるかもしれんし。
(絶対こないだろうけど。)

じゃあ、またね…

〆_φ(・_・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?