本当に欲しいものを見つける方法
Why you feel lost in life.
Where are we trying to go.
なぜ人は、人生に迷うのか。それは、1.どこに向かうかわからない。2.
どこにいるかわからない。3.どこに向かうか、どこにいるかは、わかるけど、道がわからない。がその理由かもしれません。
この記事は、Ali AbdaalのYouTube動画シリーズ『How to figure out what you really want?』よりEpisode 1『Where you are going』の動画をもとに書いています。Episode 2『Where you are』、Episode 3『What is our direction?』と続いています。
世間では、『やりたいことをやりなさい。』『人のためになることをやりなさい。』など色々なことが言われていますが、実際にどのように人生について考えたらいいのか、じっくり、椅子に座って考える機会は少ないと思います。この記事では、自分がどこへ向かえばいいのかについて考える手助けとなるプロンプトを紹介します。読みながら、ゆっくり自分の人生、自分のことを考えてみてください。
最近僕は、Aliの影響もあって、人生をデザインすることに興味があって、今年読む本のリストの1つにBill Burnett & Dave Evansの『Designing your life』があるのですが、そこからの引用で”Wayfinding”は、
”明確な目的地がなくても、どこに行きたいかを考えるプロセス。”これこそがとても大事なことだと思います。『人生は目的地ではなく道程』だと思いますが、ぼんやりとでも目的地を意識することが、人生に迷わないための大事な心がけかなと思います。
Brainstorm what service you'd offer to the world
世の中にどんなサービスを提供するかブレインストーミングする。
1. The future TED talk prompt
講演者があなたを含めた視聴者にインスピレーションを与えるTEDカンファレンスを想像してみてください。登壇者は、20年後のあなたです。あなたは何について話していますか?何がみんなにインスピレーションを与えますか?
TEDを知らない方のために簡単に説明すると、非営利団体「TED(Technology, Entertainment, Design)」が提供する各分野の専門家や著名人による英語のプレゼンテーションで、YouTubeで視聴することができます。
下記にAli AbdaalのTEDのアイデアを記載します。
the fast track to enlightenment
body, mind, heart&soul: an integrated way of being
how to not waste your life
2. The talent service prompt
お金も時間もいくらでもある世界を想像してみてください。自分の才能やスキルをどう使って他の人のてめに役立てたいですか?
3. The Eulogy prompt
あなたの葬儀で友人や家族があなたについて良いことを言っている弔辞を想像してみてください。あなたの仕事から良い影響を受けた人たちは、なんというでしょうか?
どんな弔辞になるでしょうか?書いてみると(できれば手書きで)どんな方向に自分が向かいたいのか少しずつ見えてくるのではないでしょうか?
上記の内容は、普段よく耳にする、自分がどんな仕事に就きたい、どんな風に暮らしたい、といったこととは、全然違った角度、レベルの話だと思います。世の中で言われていることは、必ずしも人がよりよく生きるために言われていることではないこともあります。物を売りたい企業の広告や親の願望、周りの目などに惑わされてしまわないためにも、もし気に入ったプロンプトが見つかったら、定期的に振り返って考えるようにしてみてください。
Reduce the effect of fear
恐怖の影響を軽減する
恐れは、思考を制限します。失敗、や周りの目に対する恐怖など。
1. The Fearless dream prompt
もし、絶対に失敗しないとしたら、何をしたいですか?
以下の点について考えてみてください。
健康、仕事、人間関係(恋愛、家族、友人)
何をしたいか、何を学びたいか、何に挑戦したいか、何を試してみたいか。
どのような影響を与えたいか。
2. The Fail-Proof dream Prompt
たとえ失敗すると分かっていても、やりたいことは何ですか?
何かに挑戦してその結果失敗するとしても、その過程がとても自分にとって価値のあることだったら。必ずしも成功することだけがやりたいことではないかもしれません。それもやること自体に意味があれば失敗するかどうかは、あまり関係ないのではないでしょうか?
3. The Deferred Dream Prompt
あなたがずっと持ち続けているけど、追い求めなかった夢は何ですか?それを追い求めることを妨げているものは何ですか?
ここまでたくさんのプロンプトを紹介してきましたが、全てに完璧に答える必要はありません。1つでも2つでも自分にとってこれはというものがあったら、それについて答えてみましょう。きっと今よりも未来に対して明確なビジョンが持てるようになるはずです。
Envisioning Your Dream Life
1. The Ideal Tuesday Prompt
あなたの理想の普段通りの火曜日はどのような感じですか?
何をして、誰といて、どうやって過ごしますか?
何が火曜日をあなたにとって完璧な1日にしますか?
1年後、5年後の理想的な火曜日について考えてみましょう。
朝起きて、犬と散歩に行って、朝ごはんを食べて、Deep Workをして、夜は、家族と食卓を囲んで。
あなたの理想な火曜日はどんなでしょう。
Aliは、1日ではなく、Ideal Ordinary Weekという、いつも通りの理想な1週間を考えるエクササイズもおすすめしています。これをやると今の自分の状況と理想的ないつも通りの1週間を比べてみることができるので、自分がどんな未来に向かいたいのか明確になるのではないでしょうか?
下記に、Ideal Ordinary Weekについて話しているYouTube、Blog、そしてエクササイズのためのテンプレートのリンクを貼っておきますので、興味があれば見てみてください。
2. The Future Self Prompt
あなたがこれまで望んでいたすべてを達成したと想像してください。あなたは、人としてどのように変わりましたか?将来の自分自身を定義づける資質や成果は何ですか?
Getting at the Issue Using Other People
ボトルの中からラベルは読めない。自分自身のことを知ることはすごく難しい。どんな人物に自分がなりたいか考えることは難しい。自分が尊敬する人を見て、あんな風に自分もなりたいと思う方が考えやすいのではないでしょうか。
1. The Role Model Prompt
あなたが最も尊敬する人は誰ですか、そしてその理由は何ですか?
あなたが真似したいと思う特質は何ですか?
あなたが尊敬する 3 人から 5 人を併せた人物になるとしたら、その人たちは、誰ですか? 彼らの何を真似しますか?
僕にとっては、Ali Abdaal、『Nonviolent Communication』の著者マーシャル・ローゼンバーグ、『Deep Work』の著者カル・ニューポート、Dr. Tara Swartのような人たちです。
Begin with the End in Mind
終わりを念頭におく。
1. The Obituary Writing Prompt
もし自分自身の追悼記事を書くとしたらどうなるでしょうか?
僕は、まだこのエクササイズをやったことがないのですが、Aliは過去数年で何回も書いているようです。どうしても普段目の前のことに追われながら生活していると、物事を大きく捉えて考えることができなくなって、いつの間にか終わりに近づいた時に気づくというようにはなりたくないなと思います。自分のことをどんな風に周りの人に思ってもらえたら幸せかなと考えながら自分自身の追悼記事を書くと大きな視点で、自分のやりたいこと、なりたい自分が見つかるのではないでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございます。気に入ったプロンプトは見つかりましたか?もし1つでも気に入ったものがあれば、ぜひ、エクササイズしてみてください。
今後もこのnoteとYouTubeで、人生において大切なことをシェアしていこうと思っています。また読んでいただけたら嬉しいです。
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