🇮🇳世界一周ひとり旅の記録day20inインド〜期待を裏切らないインド〜

day20
(2024/7/28)

やってまいりました！

インド！！！

インド、コルカタに着いたのは現地時間夜中の0時頃

ラウンジで調子こいて食べすぎた私は飛行機内で既に腹を下した兆候があった

フライト時間は約2時間ほど、トイレ…と思った瞬間にシートベルトサインが出てしまった

飛行機を降りてからは空港までバスに乗るパターン

もう1秒でも早く進んでほしかった

空港に入っても中々トイレに行けず、震えながらビザやら航空券の確認やら入国カードの確認やらを長々とするイミグレに耐えた

トイレに行けたのは全ての手続きを終えてから

やっぱり辛い物と海鮮はまだ私の身体に馴染んでないようだ

色んな意味でドッキドキのイミグレだったので手続き中は何も考えられなかったけど、

後から思い返すと手続きはとても分かりやすかった

夜中の便だからか人は少なく、イミグレ前には外国パスポート保持者向けの係員がおり、1人1人確認と手続き方法の説明をしてくれ、とても親切かつ分かりやすい仕組みになっていた

イミグレでの確認は他国の入国より時間は取られたものの、ビザやパスポート、滞在先の情報などをちゃんと用意しておけば何の心配もないようだった

私は事前にevisaを取得していった

インドのビザは取得が大変とよく聞くけれど、今は取得の方法を細かく説明してくだっさているブログなどが沢山あるおかげで簡単に取得できた
(意味のわからん質問は多かったけど…)

さて、インドに入国した訳だけど、3第うざい国だと構えて入国したばっかりに拍子抜けするほど穏やかな国だと感じた

今のところ関わるインド人は皆親切にしてくれている

なんだ〜インド、とってもいいところじゃん！！

とかなんとか考えていると腹ピーピー2回戦目が来てトイレに駆け込んだ

昨日はバンコクで屋台飯をいくつか食べたし、海鮮も辛い物も食べたから、何が原因か心当たりがありすぎて分からない

インドへは下痢嘔吐覚悟で来ているが、まさか入国前からこうなるとは…

とりあえず、出すもの出せば復活するタイプなので、水をガブガブ飲んで耐えよう

コルカタからインドに入国した訳だけど、私はこのまま飛行機を乗り継ぎ、ガンジス川で有名なバラナシへ向かう

何も考えずにこんな旅程を組んだけど、コルカタからゆっくりブッダガヤを通って西へ電車で進むルートでもよかったかも知れない

バラナシ行きの飛行機は、当初朝の7時発だったのだけど、変更があり9時発に変わった

夜中の移動は不安だから9時間空港で過ごすことにした

インドの人は太めな体格の人が多い

インド料理は大好きなのだけど、食べ過ぎに気をつけよう…と思った

チェックインとトイレダッシュ3回目を済ませたところで

元気にインドのラウンジへ入った

これが、最高だった

ドーサは目の前で焼いてくれ、インドで絶対に食べたいと思っていたイドゥリやワダまであった

インドで食べたかったもの、制覇

最高に美味かった

嘔吐下痢が怖いからあとはバナナで過ごそうかな笑

さて、バラナシ空港に到着

インドの洗礼に遭う

ぼったくりタクシーの客引きに囲まれた

グローバルesimを入れているはずだから、インターネットに繋がるはずなのにネットにも繋がらない

とりあえず、奴らを無視するためにベンチに腰掛け、君たちに用はない！ときっぱり言うも、全然引かない

そこへ遠くのベンチに座っていた青年がちょこん、と私の席の隣に腰掛けた

バスが20分後にくるよ、時間があるのならそれを待つといいよ

と教えてくれた

バスで街に出るのが1番安いと事前に情報を得ていたので、そうしようと思っていた私は彼の助言にほっとした

ネットに繋げず苦戦していることを察した彼はすぐに彼のスマホとデザリングしてくれた

彼の優しさにもう涙が出そう

そんな彼をよそに隣ではギャーギャー客引きが懲りずに騒いでる

青年は客引きにバスに乗るからほっといて、みたいなことを言ってくれたのだと思うけど、客引きは即座に私にバスなんてない、俺についてこいと言った

すぐに青年が客引きに反撃してくれ、客引きは去っていった

バスが来るまでの間、青年はバラナシでのおすすめのスポット、気をつけること、リキシャやガンガーでのボートの相場、ガイドの相場を一生懸命に教えてくれた

彼は日本が好きなようで、カタカナを読めた
スマホのケースはのび太だった笑

彼もガンガーの側に暮らしているなら、ガイドをお願いしたいと思ったのだけど、僕は田舎の人間なんだ、空港には父を迎えに来たんだよ、と言った

バスは中々来なかった

インドあるあるなんだろうね

そこへ客引きがまた私のところへやってきた
ほらみろ、バスなんてないだろ、と言った

私はイラっとした

客引きは980ルピーで私の行き先まで行くと言った

青年はすぐにUBERで私の行き先を調べてくれた

すると500ルピーで乗せてくれる車を見つけた

客引きに980ルピーなんて高すぎる、だったらUBERで行くから、と私が言うと

UBERはここへは来ない、と客引きは言った

そんな嘘をほざく客引きに青年がまた反撃してくれた

中々来ないバスを待つことを悪く思ったのか、青年はUBERを呼ぶ？と提案してくれた

500ルピーならいいかって、感じだし、青年に悪い気にさせるのも忍びないので、そうすることにした

すると青年はUBERの乗り場まで案内してくれた

空港を出て、まず客引きが群がるゾーンがあり、その先をもう少し進むとUBERの乗り場があった

UBERの乗り場にはスタッフがおり、ドライバーとマッチングしてからはスタッフがドライバーへ電話をし、ミーティングポイントを伝えてくれるという仕組みになっていた

UBERが来るまで、青年はずっと一緒に居てくれた

それから、正しいドライバーが来たことを確認すると、インドを楽しんでね！とだけ残し去っていった

彼が居なかったら、私はネットも使えず空港で途方に暮れていた

もう諦めて980ルピーのタクシーに乗っていたかもしれない

青年にほんっとにありがとう！！と伝えたけど、もっとちゃんとお礼をすればよかった、連絡先を聞いておけばよかった、

バラナシの街へ向かう途中、マッドマックスみたいなスピーカーをトラックの荷台に積み、オレンジの服を着た20人ほどの男性ががトラックの屋根に乗り、爆音で走り抜けていく車を何台も見た

その横を板のような荷台をひく馬車が通る

鳴り止まないクラクションとルールのない道路

インド、期待を裏切らないな

街の中心に入ると、人とバイクとリキシャと車でごった返したルールのない道路

これ以上進めないと言われて、ホテルから徒歩10分ほどのところで降ろされた

バラナシでは、かの有名な日本人宿、サンタナバラナシに３泊する予定

道に出た瞬間、はじから声をかけられる

どこに行きたいの？、なにを探してる？目的地に連れて行くよ、なに人？、、

もう、ほっといてくれ笑

ちなみに、声をかけてくる人は皆、最終的に何かを買わせたり、お金を要求してくる集団だから無視するように、と事前知識を得ていた

タイミングよくお祭りの日だったようで、いつもより人が多いらしい

最終的には日本語を話す男性に勝手に付き纏わられ、サンタナに行くことが私の動きからバレ、勝手にサンタナへガイドされ、俺の店はサンタナからすぐだからと店を紹介され、危うく何か買わされそうなところで逃げてきた

サンタナは日本人宿なだけあって日本人の方が案内してくれた

お世辞にも綺麗なドミトリーとは言えないけど、インドクオリティ的にはいいのだろう…？

荷物を置いて、空港で歯磨き粉を没収されてしまったので、早速買い出しに向かう

道には野犬と牛と猿が沢山いる

細い裏道は牛が邪魔で通れないことも

下を気をつけないと巨大なフンを踏んでしまう

入り組んだ道がどこまで続いており、迷子になる

細い道にも人が沢山いる、さすが人口世界2位

大通りに出れば、リキシャと人と車とバイクとクラクションと謎の客引きの嵐

なんつーか、何もかもが異次元の国、インド

今まで訪れた国どれにも当てはまらない、インド

このあとしっかり謎のガイドにハマって自分の店だと言うところで物を買わされそうになったり、マニカルニカーガードでは薪代を寄付させられそうになるのでした…
(どちらもバラナシ鉄板の詐欺パターン笑)

一銭も出さなかったけどね

ああ、空港の青年が恋しい(;o;)

(正直ね…もう、インド…しんどい...)

おわり