#5 男性上司に生理周期をシェアしてみたHANAの話
生理前の不調と仕事の向き合い方について、夏八木・HANAの2パターンを連載します!
仕事・治療面において、夏八木とHANAの辿っている道はそれぞれ違います。
前回の記事に続いて、HANAが前職での過去をぶっちゃけます!
今回は、HANAがどうやって仕事とPMS/PMDDを両立しようとしたのか綴ります💛
上司に自分の生理周期をシェアしてみた
前回の記事の通り、男性上司にPMS/PMDDの治療をしていることを明かし、私の希望で生理周期に合わせて仕事を調整することに。
「男性上司に?生理周期をシェア?」と抵抗を感じる人もいるかもしれないけど…
当時はかなり症状が重くなっていて、それを隠して今まで通り仕事をすることは出来ない状態だったの。
そこで私はエクセルで簡易な生理周期のカレンダーを作り、業務予定を書き込んで、毎月上司にメールで送付することに。
※ただ、それが出来たのは上司が優しい人だったからかも。他の社員だったら共有してなかった気がする。
なぜ、わざわざ生理周期をシェアしたのか?
それは主に2つの理由。
・自己防衛
「仕事のスピードが普段よりゆっくり=怠け」と思われたくなくて、
ちゃんとした理由があることを伝えたかった。
・上司とのコミュニケーション改善
男性上司の立場になって考えたら、
PMS/PMDDで悩んでいる私に対してどう業務指示を出せば良いか分からないのでは?と思ったの。
どんな&どれぐらいの量ができるのか等、色々と戸惑いを感じるだろうしね。
それにただでさえ、男性から女性特有の症状について話を振るのは、
気まずいだろうし、セクハラにならないかと心配する方もいるから。
だから、私から開示する事で、上司も部署内での仕事の割り振りがしやすくなるかな~、と。
カレンダーには生理前2週間の期間だけ色を変えてアピール
仕事量や外出(出張・取引先訪問)は少なめに書き込んで、
「PMSという先約が入ってるんで!」
っていう間接的なメッセージを発してた(笑)。
どの日に強い不調が現れるかは予測出来ないから
余裕あるスケジューリングを心掛けてたかな。
結果的に、私が無理しない形で業務を進められたから、シェアして良かったと思う。
↑あくまで個人的な感想。
生理周期まで共有する必要はないかもしれないけど、辛いことを我慢し続けるのはもっと辛いと感じたからね。
でも、他の職場や上司の元でも同じことが出来たか?答えは分からない。
職場の雰囲気や上司の理解度によって多分私の対応は変わっていたと思う。
どちらにせよ、心身の状態に寄り添った働き方を模索すると同時に、
どうやって仕事のモチベーションを保てるかという点は結構大切かも。
PMS/PMDDの当事者が一人で抱え込むのは苦しいもの。
沢山の壁はあるかもしれないけど、
一人一人が心地よい働き方を探せる世の中になってほしいな。
これは、PMS/PMDDに限らず、
他の症状や育児介護などと仕事の両立に悩む人たちにも当てはまる事だよね。
ちなみに、上司への生理周期シェアは、
プライベートにも応用するようになった!
今もPMS/PMDD期は友人との予定を詰め過ぎず、
セルフケアを優先する時間として捉えるようにしているよ。
(そんな余裕なんて無い時の方が多いけど笑!)
次回の記事はHANAの続きのお話。
休職・退職について語ります。
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“仲間はここにいます。
同じ悩みを抱えている仲間として、一緒に語り合いましょう。”
by HANA&夏八木 #NoMoreTaboo
※私たちのNoteでの「女性」という言葉は身体的性を指しています。
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