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「子どもは母親を映す鏡?」


皆さんこんにちは!
ライフコーチ、おぎのなつです。

ここのところ暖かい日が続いていますね。
本格的な春も、もうすぐといった陽気です(^^)

布団乾燥機で暖かくしておいたお布団に
子どもたちと入る瞬間が
最高に幸せだと思う冬も、もう終わるんですね・・・
そう思うと少し寂しいなぁ。

さて今日のテーマは
「子どもは母親を映す鏡?」です。

今回は珍しく子育てがテーマですが
最近久しぶりに会った友人と、お互いの近況をシェアしていて
「そうそう!!ほんとにそう!!」
とお互い深く共感したことがあったので、

このnoteを読んで下さっている方に、
このテーマに関して、私が体験を通して感じたことをシェアさせていただきたいと思います。

私自身、そして我が子にはアトピーがありますが
今まで本当にありとあらゆる“アトピー改善に良い“
とされていることを試してきました。

子供の症状が良くなったり、
悪化したりを繰り返していくうちに
「心やマインドの大切さ」にも
気付いていったのですが、

いろんな方のアドバイスをいただく中で
「子どもはお母さんを映し出す鏡だよ」
という言葉を、何度かいただくことがありました。

正直にいってしまうと、
この言葉が当時の私にはとーってもキツくて。

なぜなら
“お母さんに問題があるから、子どもは
鏡のようにそれを見せてくれているんだよ。“

といったニュアンスで私が受け取っていたから。
(→ここ大事です。“私が“受け取っていたということ)

そのことを教えてくださった方が意図していたことと、
当時私が受け取ったことには
ズレがあったのだなぁ・・・
と、さまざま経験してきた今なら理解できます。

「子どもはお母さんを映し出す鏡」

その真意はきっと
お母さんの中にある感情で、お母さん自身が
見ないようにしてきたこと。

お母さんが自分の内側に閉じ込めてきた
無いことにしていたい感情を、
目の前の子が見せてくれているってことなんだと思います。

例えば私の経験で言うと、我が子は繊細さんなので、幼稚園に行って神経を使っている分
その反動で家に帰ってくると
夕方の時間帯に、ちょっとしたことでよく泣いていました。

今なら
「泣くとスッキリするから泣いていいよ〜」
と思えるのですが、
当時の私は、泣かれると無性にイライラしてしまってました。
(夕方の忙しい時間帯というのもありますね。)

でもある時ふと、
「なんでこんなにイライラするんだ?」
って自分自身に問いかけてみたんです。

そしたら、
「泣きたいのはこっちだよ!」とか
「好きな時に好きなだけ泣けるなんてずるい!」
っていう言葉が脳内に出てきたんです。

“もしかして、私って泣くことを我慢してきた?“
って、頭の中で会議しはじめました(笑)

思えば「あなたは“なつ“ちゃんじゃなくて
“なき(泣き)“ちゃんだね。」
とか、
「すぐ泣いて、気分屋なのはダメだ」
とか、小さな頃に両親から言われた
そんな言葉を思い出しました。

そんな経験から
泣くことはダメなことだ。
泣くのは弱いから。強くならなきゃっていう
価値観を作ったんですよね。

でも本当は何をしたかったんだろう?
「あ〜、私、
その時ただ泣きたかっただけなんだな。
自分でも訳分からない感情を出したくて、思いっきりただ泣きたかっただけなんだ。。。」

目の前の我が子だって、きっとそう。

『泣いたって 何も変わらないって 
言われるけど 誰だって 
そんなつもりで 泣くんじゃないよね』

って、宇多田ヒカルさんの曲にそういう歌詞があったのを
思い出しました。

泣くことに理由付けなんて要らなくて、
ただ、泣きたいから泣いている。

だからそれでいいじゃん!!
って、心の底からそう思ったんです。

子供ではなくても、
目の前の相手にイライラした時
“相手の中に自分を見ている“んですよね。
心理学ではそのことを「投影」と言うのですが、

相手という対象を通して、
自分の中にある感情に気がつくチャンスでもあります。

自分の内側で起こっていることに
目を向けられるようになると、
目の前で起こっていることからのメッセージを
違った視点から受け取れるようになる。

子どもはあなたを責めたいがために泣いているのではない。
もっと、自分の感情に正直でいいよ。
泣きたい時には泣いていいんだよって、
教えてくれているのかもしれません。

頑張ってきた自分を抱きしめて、
さぁ!!また一歩ずつ前に進んでいこう(^ ^)


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