王道ルートを拒否しながら競争社会で戦ってきている話。

「なっちゃんは、極度の競争環境にいるのは厳しいんだよね。」と久しぶりに会った人に言われ、自分が競争の中で動くことが、皆が望んで行く王道ルートが苦手だったと気づいた。

「ピアノのコンクールに出てみない?」と先生に推されても「このままだと埋もれちゃうから中学受験しなよ」と祖母に言われてもピアノのコンクールも受験も拒否した小学生時代。地元の進学校に行くための”王道”な塾に行って同じように学力レベルの高い子たちに囲まれて勉強するのが嫌で、マイナーな塾に通ってのびのびと勉強した中学時代。「日本史・世界史」という某国立大受験の王道とされて皆が選択するW歴史を拒否し、「日本史・地理」で孤高に受験を戦った高校時代(320人いる学年でたった6人で最終的には1人になった...)。そして、今度受ける院試も王道とは言い難いことをやっている。

地方のことに関心があっても、学生団体を立ち上げたり地域おこし協力隊になって地方を動かそうというような「地方創生の王道」を踏まないで傍観しながら論文を読み漁る日々。

たまに自分は何をしているんだろうと思うことがある。もっと効率的に動かないと、今まで以上に変化の早い社会の波に乗れないのではと不安になることがある。孤独と感じることがある。でも、みんなのルートには乗れない。
(余談だが16personalitiesの診断結果は「建築家」で「この上なく孤独、そして最も希少で戦略に長けている性格タイプ」らしい...)


でも、自分が生きやすい「道」というのは王道じゃないんだ。

あと少しで大学生最後の夏休みだ。院試のための準備で休みという気分ではないけども。でも、その時間が自分にとって生きやすい道に行くためのものだから。

進みたい。

(余談)道については、スマイルプリキュア43話のキュアビューティのセリフが本当に良いので推しておきます。

寄り道、脇道、回り道、しかしそれらもすべて道




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