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*ベルサイユのばら

順番的には趣味のこと。
何について書こうかなと考えた結果、
「かるどれ」という名前の由来にも関係している
ベルサイユのばら』について書こうと思い立った。

ベルばらをご存知の方はピンと来たと思うが、
オスカルの「カル」とアンドレの「ドレ」を取って
「かるどれ」だ。

これはnoteのために考えた。ぱっと見で男性か女性か
分からない名前にしたくて考えた。(私は女性です)


ベルばらとの出会いは高校2年生。
世界史の先生が、授業中に突然アニメを見せてくれた。

それが面白くて、帰宅してから母親に伝えたところ、
ベルばら世代の母親はなぜか張り切り、
数日後には古本屋で漫画全巻大人買いしてきてくれた。

しかもコミックスではなくて、
文庫サイズで5冊にまとまっているものなので、
現在一人暮らしだが場所を取らないので助かっている。

漫画を読んで大ハマり、アニメも全話観た。
もちろん世界史を選択し、大学受験も頑張った。


ーそれから数年。
正直なところベルばらからはすっかり離れていた。


高校生から現在に至るまで、新しい趣味にも出会う中、
次第にベルばらのことは忘れていってしまった。

そんな私のベルばら熱が再燃したきっかけは、
昨年開催されていた「ベルサイユのばら展」だ。


ベルばら50周年を記念して開催されたこの展覧会は
漫画の原画やアニメの原画、宝塚関連の展示、
その他ベルばらに関するものが展示されており、
今までのベルばらの歴史がギュッと詰まっていた。

チラシを見た時、「ベルばらだ!行きたい!」
と思い、母親を誘って軽い気持ちで観に行った。

そうすると、原画を見ているうちに、
全然内容を覚えていないことに気づき始め、
漫画を再読したくて居ても立ってもいられなくなった。


幸か不幸か、ベルばら展に行った数週間後、
濃厚接触者になってしまい、
1週間の引きこもり生活をすることになった。

今しかない!と思って全巻読み返した。

私の頭には、「アンドレがかっこいい」という記憶しか残っていなかったのだが、読み返して感じたのは、
「オスカルがかっこよすぎる。彼女のように生きたい」
というものだった。

ちょうど転職を考え始めていた頃だったので、
近衞隊を辞め、フランス衛兵隊という新たな環境に
自ら飛び込んだオスカルに共感したのかもしれない。

オスカル様のことを語りだすと長くなりすぎるので
詳しくは次回に回す。


その後も、神保町の古本屋でベルばら連載当時の
マーガレットを買ってみたり、某100円ショップで
ベルばらグッズが売られていると知り、
自分で買えなかった分は母や知り合いに頼んだり。


こうして見事にベルばら愛が再燃し、
数ヶ月経った今もなお燃え続けているわけだが…

なんと!ベルばら50周年を記念して、
2024年にアニメ映画の制作が決定しているのです!

そして!50周年という節目の年なら、
宝塚で再演もあるのでは?!とひっそり期待している。
(宝塚は、DVDでオスカルとアンドレ編を観た)

これからますます目が離せない。



「ベルサイユのばら」はマーガレットで連載されていた少女漫画であり、池田先生も少女のために書いたと
仰っているのを承知の上で言うが、
ベルばらは社会人にこそ読んでほしいと思っている。

前職が辛すぎる時、私は毎日心の中で
「いつも心にオスカル様!」と唱えていた。

それくらい、私にとっては心の支えになっているし、 フランス革命の時代が舞台になってはいるが
現代社会で生きている大人たちであれば
誰かしら・どこかしら・何かしらに共感でき、
勇気をもらえる作品だと、私は思う。


余談だが、20代でベルばらが好きだと話すと、
年上の方との会話の糸口になることも多々あるので
その点でもおすすめである。


みなさま、よければ是非。





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