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「小泉進次郎がメガソーラーを推進」のソース

「小泉進次郎がメガソーラーを推進」のソースを募集しました。

何もありませんでした。

小泉氏は会見で、急傾斜地などに太陽光パネルが設置されていることについて、「あまりにリスクが高いのではないかというところに対しては、建てるべきではない、という対応もちゅうちょなくやるべきだ」などと語った。不適地を候補地から外す「ネガティブゾーニング」のような考え方を検討しているとして、新たな規制に乗り出す考えを示した。
 規制した場合、温室効果ガスの排出量を2030年度までに46%削減(13年度比)するという目標との整合性については「高い目標をかかげることで官民挙げて努力を引き出していくことは必要」としつつ、「達成を優先して人命を第二にするというのは絶対にありえない」と強調した。

さて、2021年7月6日のこの記事に書かれていない小泉大臣の会見の発言を書き起こしました。再生可能エネルギー政策全体の中で太陽光・メガソーラーに関する記者からの質問に対してです。

そして、メガソーラーなどに対して、これだけ毎年水害が起きて、そして、急傾斜の所に災害のリスクも、国民のみなさん地域のみなさん不安に思うわけですそこにあることが。私はまったくプラスだとは思いません。ですので、もう省内でも議論をしていますが、この前の国会で再エネ促進区域というものを新たに法律の中に位置づけて、災エネがより促進されるような制度、これポジティブゾーニングですけど、しかし一方で、さすがにこういう所にはあまりにリスクが高いのではないかという所に対しては、ネガティブゾーニング。ここは建てるべきではない、というような対応も、私は、必要な所は、躊躇なくやるべきだと考えています。

あれれー?おっかしいゾ~?

小泉進次郎は「メガソーラー推進」なんじゃなかったっけ?

かつては太陽光発電事業(太陽電池発電所)は環境影響評価(環境アセスメント)の対象外でした。しかし、環境影響評価法施行令が改正されて、一定の規模以上の太陽光発電事業はこれの対象となりました。

環境アセスメント1

環境アセスメント2

太陽光発電事業に関する 環境影響評価について 令和元年7月1日 経済産業省 産業保安グループ 電力安全課

太陽光発電所の設置認可の直接の所管は経産省ですが、環境アセスメントは環境省。ざっくり言えばアクセルとブレーキの役割を有しているわけです。

で、静岡県熱海市の土石流に関連して「メガソーラー⇒小泉進次郎」と喚いてる人たち、それ以前に進次郎がメガソーラーを推進していて、そのせいで熱海のメガソーラーが建設された、という因果関係ってあるんでしょうか?
(というか今回の土石流の原因にメガソーラーがあるのかは現時点で不明)

逆に、今回の記者会見において、進次郎から無制限なメガソーラー開発に待ったをかける言葉が飛び出ましたよね。

進次郎が環境大臣に任命されたのが令和元年(2019年)9月11日。

環境アセスメントの対象に太陽光発電も入れるべきとする環境省の方針が決定したのが令和元年(2019年)の4月。

進次郎が方針を決めたわけでは無いですが、進次郎が大臣の時代に決定され、実際に法令改正がされています。

で、ネガティブゾーニングなどの土地規制は、進次郎時代に提唱された。

この時系列は重要でしょう。

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