【140字小説 Ⅹ 6】『秘密の日常』
《1.真実》
【百万円でパラレルワールドへ】
暇と金を持て余す俺は、ネットで見た怪しいツアーに飛びついた。
出発の日。
指定された部屋の中、白髪の男が札を数え、誓約書を差し出す。
「御期待下さい。こちらにお名前と本日の日付を」
俺は半信半疑のまま名前を記入した。
後は日付か..
栄始3年、2月31日..と..
《2.いつでも元気!》
ボク、学校で走ってきた相手とぶつかって、お互いが入れ変わっちゃったんだ!
スゴくあせった!
だけど..
なんか大丈夫な気もして..