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超短編コレクション

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巨匠、ミックジャギー先生の閃きが冴え渡る..かどうか判らない、ふと思いついて書いた、超短編集!
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記事一覧

【掌編】『小噺みっつ』

【春の小噺】 春先はいつも、くしゃみが出る。 だけど花粉症ではないはずだ。 嫌がる人もいる…

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【140字小説 Ⅹ 6】『日常のスキマ』

【想い..】 私は小説家志望。 今日、あの人と3D映画を観に行った。映画が終わった後、私が「3D…

【54字小説/言葉遊び編】『なにも考えないで、とりあえず《スキ》を押せばいい事ある…

どうも、ミックジャギーでございます! 皆さん、いかがお過ごしでしょうか? ワタクシは最近…

【140字のクールギャグ Ⅹ 5】『デーブに捧げる/アメリカンジョーク風物語』

『1.吉田』 親友の吉田は超マジメ。 その吉田が彼女に振られて落ち込んでる。 「吉田、全部捨…

【140字小説 Ⅹ 6】『非日常的日常』

【1.フリ】 優等生のフリをやめた。 合わないと感じていたから.. すると周りに異性が寄ってく…

【140字小説 Ⅹ 5】『瞬間的物語』

《1.記憶》 記憶を浄化できるという男に頼んだ。 「妻の悪い記憶を消してくれ」 頷く男に、俺…

【140字小説 Ⅹ 6】『秘密の日常』

《1.真実》 【百万円でパラレルワールドへ】 暇と金を持て余す俺は、ネットで見た怪しいツアーに飛びついた。 出発の日。 指定された部屋の中、白髪の男が札を数え、誓約書を差し出す。 「御期待下さい。こちらにお名前と本日の日付を」 俺は半信半疑のまま名前を記入した。 後は日付か.. 栄始3年、2月31日..と.. 《2.いつでも元気!》 ボク、学校で走ってきた相手とぶつかって、お互いが入れ変わっちゃったんだ! スゴくあせった! だけど.. なんか大丈夫な気もして..

【#ショートショート(410字)note杯】『コロコロ変わる名探偵』

この体験が無かったら、僕は東京を離れて田舎に帰っていただろう.. ここは無人島。 目の前に…

【#ショートショート(410字)note杯】『数学ギョウザ』

高校の同級生が地元にギョウザ専門店を開店させるらしい、と同じく同級生の金子が教えてくれた…

【#ショートショート(410字)note杯】『しゃべるピアノ』

国際的テロ組織の重要人物が日本に潜入した。 その為、ベテラン刑事の俺はある任務に就く事に…

【#ショートショート(410字)note杯】『株式会社リストラ』

突然、ニートの僕のスマホに面接の知らせが届いた。 応募なんてしてないから、冷やかしのつも…

【#ショートショート(410字)note杯】『違法の冷蔵庫』

俺は警視庁時空課の刑事。 ただ今、模造タイムマシーン摘発の現場に立ち会い中。 この倉庫の中…

【#ショートショート(410字)note杯】『アナログバイリンガル』

明日、ジョンが帰国する。 偶然、俺の国に住む事になった彼は、ユニークな独学でこの国の言葉…

【超短編 Ⅹ 3】『キズナ』

【1.振り向かないで】 会社からの帰り道。 人通りのない暗い道を一人で歩いていた私は、いきなり後ろから声をかけられた。 『まだ、部屋に帰らないで!』 え..? 振り向こうとする私に、再び、同じ声がした。 『振り向かないで!』 怖くなった私は、振り返らずに駆け出した! 後ろから足音と共に声が飛んでくる! 『私は味方よ!まだ部屋に帰らないで!』 気が動転した私は、なりふり構わず全力で走り続けた! もうアパートだ! 私はポケットから鍵を取り出し、2階の部屋を目指し