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中学生に5分で「働くとは何か」を精一杯伝えてみた

こんにちは!畑から暮らしを彩るブランディングカンパニーTUMMY(タミー)株式会社代表のあべなるみです。久しぶりのnote更新です。

先日、尊敬するフリーランサーの先輩から「都内の私立女子中学校で『働くとは何か』を考えるワークショップをするから登壇して欲しい」という依頼を受けました。

地方、共学、公立育ちの私が、東京、私立、女子校の生徒のみなさんに伝えられることがあるのだろうか…。
正直最初は戸惑ったのですが、詳しく聞いてみるとこんな悩みがあるということでした。

・生徒たちは生きる選択肢をあまり知らない
・働くことにマイナスイメージがある
・お医者さんや弁護士さんになることが「正解」と思っている子も多数

それならば、田舎育ちだろうが、安泰な人生からはハミ出したものの今、仕事が楽しくてしょうがない私が届けられることがあるかもしれない。そんな思いでお話をお受けすることにしました。

与えられた時間は5分。
年下の聞き手相手に短い時間で伝えたいことを伝えるというのは自分にとってもいい考えの整理になったので、本日行ったプレゼン資料を全公開してみます。下手の横好きだけど、少しでも気を引けたらいいなと思って資料は手書きにしてみたよ♪

働くとは、自分の”ときめき”を人に役立てることである

まずは自己紹介。予想外の手書きのスライドにつかみはバッチリ笑

そして、さっそく本題。「職業」という概念の過渡期であることに触れながらときめきの重要性を伝えました。

「ときめき」をテーマに、周りの期待とか比較じゃなくて自分の気になったことを追求してほしいという思いを精一杯届けた5分間。

私の他に登壇した2名の方も「目の前のことを精一杯やっていく」「周りと比べないで自分の好きと向き合う」ことをやっていったら「すごく楽しく働ける」ことを伝えていました。

夢は夢。仕事はお金稼ぎ

発表のあと、生徒たちが感じたことをシェアしてくれたのですが、驚いたのは多くの生徒が「仕事とはお金を稼ぐためにやらなければならないこと」と思っている事実でした。

さらに驚きだったのは、だからと言ってみんな夢がないわけではないということ。

夢は夢。でも仕事は仕事。

それが繋がるものだとはあまり思っていなかったと言うのです。それが中学生の彼女たちが身近な大人や世の中を見て至った認識なのだとすれば、とても寂しいことだなあと思いました。

目の前の気になること、好きなことを追求していった先に自分の仕事がある。

そうやって考えるのが違和感なく受け止めてもらえるように、道を切り開く1人になりたい。

今回登壇してみて、そんな頑張る意味をひとつ見つけたのでした。

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