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夢は何度描いてもいい。自分らしく生きるという夢を叶えたわたしが、次に目指す世界の話

こんにちは。あべなるみと申します。
こんなnoteを書いて起業したのが約3年前の2019年の1月。


このnoteは「自分にしかできない仕事」と「子育て」をごきげんに両立するという夢に向かって行動し続けたわたしが、いったんその夢を叶えた!と言えるように状態になり、次の夢に向かって動き出している今を共有したくて、公開したものです。

夢を叶えた先には、さらにわくわくする夢が待っていたよ✨
よろしければ、おつきあいください。

叶えた夢①ハタケを愛する、ブランドの助産師

「魅力的なものはすでにある。」
「すでにある魅力を発掘し、届く形に変えて解き放つ。」

わたしが大切にしている哲学であり、やっていることの概念です。
これを大学で農学部に通ったことをきっかけに惚れ込んだハタケ(食や一次産業の分野)を中心に行っています。
自分のやっていることを世にある職能で言うと「ブランド・ストラテジスト」と言います。でもこの肩書きだと自分の”スタンス”が伝わりにくいなぁと思い、ちょっと前から自らを「ブランドの助産師」と名乗っております☺️

お産を伴走してくれる助産師さんのように、愛情と実力をもって作り手さんに寄り添い、教え、励まし、ブランド(となる事業)を助産する🤱
こんな肩書きを名乗っているせいか、わたしにご縁をいただく方々も、みんな愛情の深い方ばっかりで、これまでお互いに両思いのお仕事をたくさんしてくることができました。
(これまで助産したお仕事の一部をこちらで紹介しています↓)


とにかくわたしは埋もれている魅力(人で言うなれば、内面に秘めている愛💓)を見つけると引きずり出したくてたまらなくなる性分。だから、「ブランドの助産師」は自分のらしさを活かせる天職だなぁと思っております☺️

農学部に入ってやりたいことを見つけて、社会人になって8年目。試行錯誤の上にやっと「自分らしい!」と胸をはれる働き方を見つけました。

略歴
2010年 京都大学農学部食料環境経済学科入学
2013年 規格外野菜を可愛いでこぼこ野菜として捉え扱うサークル「でこべじカフェ」を創設
2013年 何度も畑を訪問する中で「畑の魅力を伝えられる人になる」と決意
2014年 総合広告代理店の株式会社博報堂に入社。ブランディング専門組織  「博報堂ブランド・イノベーションデザイン」に配属を受け、ブランドストラテジストとしてのキャリアをスタート
2018年 4年半の勤務を経て、退社。創業2年目のスタートアップSHE株式会社にジョイン。SHElikesのブランド方針策定を担当
2019年 かねてからの夢を叶えるため、畑から暮らしを彩るブランディングカンパニーTUMMY株式会社を創業。
2020年 第一子出産。ママにもなる
2021年 ブランディングを担当した企業や地域のおダシ屋invision株式会社のCBO兼務
今 「ブランドの助産師」として胸を張れるように。


叶えた夢②ごきげんを振りまくお母さん

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もうひとつ、前回のnoteを書いた時にはまだいなかった子どもを授かり、「いつもごきげんなお母さん」という在り方も叶えるため試行錯誤を重ねてきました。

わたしは子どもや周りの人についつい伝播しちゃうような、ごきげんの震源地のような人でいたい。そのために、自分が好きで関わりたい人の仕事だけできるように、そして自分の体調や子どもの成長に合わせて速度調整がきく”人生のハンドル”を離さないように、自営の道で頑張ってきました。

子どもを愛し、自分らしく働き、ごきげんに生きる。”

言葉にするととてもシンプルなこの状態を実現したくて歩んできて、もちろん終わりがあることではないのですが、今「わたし実現できているかも!」と思える状態にまでなることができました。

でも気づいた。これって結構難しいことだぞ?

自分が望んだ働き方・在り方を手にしてみると、はじめてほんとうの意味で周りにまで目を向けることができました。

周りを見渡せば、
夫の転勤で仕事を続けたくても会社を辞めることになった人、
出産を機に仕事をやめ、もう一度社会と関わる機会を掴みかねている人、
人生のブレーキを踏みたくないから、妊娠・出産に踏み切れない人。
たくさんの女性たちが「社会人」と「妻」と「母」という多面的な役割の綱渡りを求められ、バランスがとれなくなっています。

”子どもを愛し、自分らしく働き、ごきげんに生きる。”

たったそれだけと思うことが、難しい。
当事者のひとりとしても、3年もかけて、自営業にもなってやっとこさ実現できたかもと思えているくらい、難しい。
わたしじゃなくてもそこを望んでいる方がいるのなら、わたしのできる手を差し伸べることはできないか。
やっと、本当の意味で気持ちが外に向き始めました。

ハタケに心を寄せれば、ごきげんが近づいてくる

そう決心した上で振り返ると、わたしが夢を叶えることができた!と感じるにいたった要素として、食と農をつなぐことを仕事としたことは大きかったと思うのです。

もともとわたしは食事や睡眠など自分のことは後回しにしてでも承認されるために頑張っちゃうタイプの人間。でも、ハタケのブランディングという仕事を選んだことで、なかば強制的に作り手の愛のあるごはんを日常で食べるようにシフトしました。

すると、自分でもまさかと思うほど体調や肌の調子がよくなった(最近は化粧もしない)だけでなく、愛を食から受け取ることで、自分も愛を起点にできるごきげんな人間になることができたんです。

”WE ARE WHAT WE EAT –人は、食べたものでできている–”

という事実を体感値として納得するようになりました。

また、ハタケのそばで生きる方々は、日々思い通りにならない自然と共生し、膨大な数の「いのち」を育てている、いのちのプロ。だからこそ、子育てをするわたしに歩み寄ってくれるし、ふと発する言葉が、子育ての家訓になるくらい勉強になる

さらには、仕事を頑張れば頑張るほど、子どもにいい食(心と体)をプレゼントできる。そして子育てに向き合えば向き合うほど、食べ手の当事者の意見を持てるから、仕事にも役に立つ。
ハタケに関わる仕事をすることで暮らしと仕事の境界線がどんどん曖昧になって、相乗効果が生まれるようになりました。

食と農の分野に関心を寄せ、食と農をつなぐことを仕事にしたいという方は一定数いらっしゃいます。でも今、それで稼げるイメージが持てない、就職したくてもどんぴしゃな会社がない、あったとしても子育てと両立する働き方ができそうにない、という問題に直面しています。

だからわたしは、食と農をつなぐことを女性が自分らしく、家族を大事にしながら働ける職業にするという、次の夢を描くようになりました。(なんとなく、数字目標としては300人分!)

自分が自分で体験して受け取ることができた愛を、今後は周りの人に広げていきたい。次の3年、5年の目線がカチッとあいました。

こんなことからやってます&やっていきます!

①食から始める、ごきげんな暮らしのメディア「mufu」

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ナエドコ(後述)でつながった、まさに自分らしく食と農をつなぐ働き方を模索している仲間たちと、「忙しくて自炊もあんましないよ〜!」という方でもできる、食からごきげんに生きる方法をシェアするインスタメディアをなんと今日から(11/24/2021)始めます!
この活動をまずわたしの周りに集まってくれた15人の女性たちが、自分の自分らしい働き方で食と農をつなぐを叶えていく滑走路にしたい。
わたしたちの成長が詰まっていると思うので応援してくれる!って人はぜひアカウントのフォローお願いします。(あと内容もかなり楽しいと思います🕶)

mufu | 食から始める、ごきげんでシンプルな暮らしのメディア
アカウント:@mufu_media 



②畑のそばの豊かな暮らし発掘メディア「ハタケト」

300人の働き手になりたいと思うような、ハタケのそばで食と農をつなぐ働き方をしたいと思う未来の仲間と出会うために運営しているメディアです。こちらは、すでに2年間の活動をしており、すでにたくさんの魅力的な仲間を連れてきてくれました。すでに3~40人以上の方とハタケトを介して繋がっています。
(↓こちらは先日行った運営メンバーによる2周年パーティーの様子。ハタケトでのライターも、食と農をつなぐ仕事の一歩として活用いただいています✨)

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仲間と出会うための手段。わたしの中でこのメディアの役割がクリアになったことで、ハタケトはさらに魅力的な出会いのメディアへ在り方を変容していきます。わたしかも!と思うかたは今すぐチェック✨


③食と農をつなぐ想いの芽を共に育てるコミュニティ「ナエドコ」

ハタケト発のコミュニティ「ナエドコ」は、まさに「自分もハタケトになりたい/自分らしい形で食と農に関わる暮らし方・働き方を見つけたい」という想いの芽を持ったタネちゃんが共に励まし合い、自分らしい生き方を叶えるために動き出し、活動を生み出すプラットフォームです。現在0期21名、1期9名の方に参加いただいています✨

上で出てきた「mufu」は、ナエドコ0期生でお互いの活動を応援しあいたいという想いの中で生まれました。

ハタケトあるいはその他のあべの発信にふれて、食と農をつなぐことを自分らしく、家族を大事にしながら働ける職業にしたいと思った方は、ぜひこのナエドコにご参加ください。一緒に何ができるか考えていきましょう。
(↓写真は0期の集まりのいつかに撮ったもの。全国どこからでも参加できるようにオンラインベースで運営していますが、心が通いすぎて会っていないとは思えない友達感覚が生まれます😂)

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④お腹に届く、食のラブレター「aiyueyo」

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愛を基準に食を選んでいくことの喜びに気づいてもらうきっかけを作っていきたい。これまでTUMMYが積み上げてきたブランドの助産師としての実績と気づきを資産に、現在会社としての象徴プロダクトの準備を進めています。

自分がブランドの助産師として一次産業の現場に入り込み産地から発掘することができた作り手の愛と、それが詰まった食材たち。そこに、届け手のTUMMYによる妊娠・子育てをしていて忙しくて体調の波も大きい女性たちへの気遣いも加えて。もうぎゅぎゅぎゅ〜〜〜と愛だけを詰め込んだ食のカタログギフトブック。妊娠祝い・出産祝いに大切な友人への愛を伝える手段として選んでいただけるような商品をつくります。
(愛にこだわったから、ブランド名も「愛ゆえ(なの)よ」なのです。えへ)

こちらは絶賛仕込み中で、来年の2月にはプロダクトを完成できるよう頑張っています。

プロセスの試行錯誤は、あべが毎日配信しているstand.fmで発信をしています。よろしければ聞きに来てください☺️

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▶︎あべなるみの夢みち日記

aiyueyoは、まずはこのギフトカタログ商品からスタートを切りますが、ゆくゆくはその地域の人がその地域で食と農をつないでいく女性たちの地域密着した取り組みも生み出していきたい。こちらについてはまだまだ検討段階すぎるのでnoteには書きませんが、夢みち日記ではお話しています。


⑤みんなで食べるを考える 食と農のもやもやゼミ

食と農に関心を持ったとしても、この領域ってとても複雑&わかるようでわからない(例えばオーガニックって何?と言われると意外と答えられない)とろこがあるので、かしこい友人だちと、ちゃんと勉強しよう!というプロセスを公開ゼミという形で配信し、みなさんにも学びをシェアしています。
まず学んでみたい!という方はこの食と農のもやもやゼミに参加いただくのがいいかもしれません。不定期ですが月に一回程度、さまざまなテーマを集まっています。詳しくはHPご覧ください☺️

⑥その他
このような感じで、わたしは食と農の領域に関わることに大きな可能性を感じていますので活動の中心は食と農に関わるものになっています。

ただ、「ブランドの助産師」としてその他の領域で力をご期待いただくこともあります。そうした活動をお受けするべきか(直近のお金はこちらの方が生み出すことができる)葛藤をしてきたのですが、わたしなりの結論はコンサル型ではなく知識の共有型にシフトしていく、また信頼する会社に窓口を絞る形をとること。現在以下のようにしています。

◆個人の女性の方→SHElikesのブランディングコースで自分が持っている知識は惜しみなく共有しています。愛をこめて、届け、届け〜!って思いで資料もつくり、お話しています。SHElikesも最高に素敵なコミュニティなのでぜひこちらで学んでみてください。

◆企業の方→企業や地域のおダシ屋invision株式会社という最高にいけてる会社で企業/採用ブランディングの仕事をお受けしています。現在はブランディングのやり方も勉強いただける、人中心のチームづくりに関わるノウハウ共有サービスも準備中。ぜひご活用ください!

最後に。愛の解放者はみな同志

こんなに長いnoteを最後まで目を通していただいて、ほんとうにありがとうございます。最後になりますが、わたしはハタケに縁があって、その魅力に触れちゃったから、ハタケの領域をドメインに活動をしていますが、愛に立脚し、今は抑圧されている愛を地球上に解放する活動をしている人はみな同志だと思っています✨

とても大きな話になりますが、今までの人間?地球って戦って戦って、競争して居場所を作っていく世界観だったと思うんです。競争で勝つためなら、自分自身や足元の大切な人を犠牲にしても仕方ないとされるような。(そして、今も多くの場所が。)

でも、そうじゃなくて。まずは自分を、足元から愛情でいっぱいに満たす。そして、充満した愛のエネルギーを周りに伝播させていく。これからはそんな世界観の世の中になったらいい。ほんとうに心からそう思っています。

わたしはハタケから、やるよ。一緒にがんばりましょう。

このnoteが繋がりたいあなたとの出会いのきっかけになったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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