ルパン三世カリオストロの城を甥っ子と見たよ

金曜ロードショーでルパンを見たよ

金曜ロードショーでカリオストロの城をやっていたのでGWで泊まりにきてえた2人の甥っ子と一緒に見ました。

ひさしぶりに見て感じたことと小学校低学年と幼稚園児の甥っ子の反応がおもしろかったのでしたためてみようと思います。

子どもの反応

小さな子どもにははっきり言ってゴート札がどうとかストーリーはよくわかっていない感じだったけど、ルパンが織りなす冒険アクションがとにか楽しかったようで終始釘付け。

特にコミカルなシーンはおもしろかったみたいで
水路から城に侵入する時にルパンだけが流されるシーン
ロケットのアイテムに火がつかなくてジャンプで塔にはりつくシーン
クラリスに渡した指輪が偽物でひよこのキャラクターが伯爵をバカにするシーン
偽札を燃やしてオートジャイロを奪うために襲い来る敵をやっつけつつ城を登っていくシーン
このあたり特に笑って見てました。

また「主人公は死なない」というメタ的な予定調和の概念もなく、初見の子どもにとってはピンチはびっくりするみたいで、
クラリスの部屋で穴に落されるシーン
塔の屋根でルパンが撃たれるシーン
結婚式でルパンが串刺しになるシーン
で「えっ！？」っといってホントに驚いてました。

串刺しから大司教がルパンの変装だったとわかるシーンで
「ルパンは変装ができるからねっ！」
っと何故かしたり顔の子ども・・
さっき「えっ！？」
って言ってたじゃんｗ

最後の伯爵が時計の針に挟まれるシーンで
「悪いことをしたらひどい目に合うんだ」
というのがしっかり心に刻みつけられたようでした。

大人の反応

カリオストロの城は何度も見てるけど数年ぶり、久しぶりに見ました。
こんな有名な映画ともなると多くのかたが感想や解説など公開されてるとは思いますが自分自身のメモみたいなところもありつつしたためます。

いつも思うのがとにかくテンポがいい作品。会話劇とアクションのバランスがよくてあっという間に終わってしまう。
子どもと同じ目線で楽しめました。

キャラクターもよくて、主要キャラ以外のちょっとしたキャラたちもイキイキしていて酒場のお姉さんや衛士長のグスタフも物語を彩る一部としていい味をだしています。

子どもたちもテンションが上がってたオートジャイロを奪うために城を上がって行くシーン音楽がいい仕事をしているなぁ思いました。

今まであまり感じたことがなかったけど今回すごく気になった部分。
ルパンのクラリスに対する態度やセリフがなんか恥ずかしくて見ていて照れちゃう。

最近のシリーズやテレビスペシャルにくらべるとロマンチストなルパンなのだけど、カリオストロの城という映画にとっては最高のルパンだとあらためて感じました。