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こころからだ

(過去の日記から)

僕のこころの中には海があって、
僕はそこで小舟に乗って揺れている。
そして時々、僕は潜ってしまう。

月に照らされた海が
なびいて煌めく。

突然そんなことが静かに僕の内側で起きる。
きっと僕が何かに反応した。

恐れや不安、怒りや悲しみ。
耐えがたい不条理なこと。
それらがどこからかやってくる時、
希望と絶望が一緒くたになって
揺れてる時がある。

目や耳からあらゆるものが
外から内へ
からだを簡単に通り抜けて
こころが引き受けている。

僕はそうしたものから、
まず自分のこころを
どう守ってやればいいのかと考えている。
どう労ってやればいいのか
どう施してやればいいのか。

僕は疲れると蕁麻疹が出る。

からだは
サインを送ってくれる。
睡眠、食事で回復する。
目に見えるからだ。

こころは
感じないと見えない。
聞かないと聞こえない。
からだより丁寧に扱わないといけない。
目に見えないからだ。

ことば(言語)は
伝達道具じゃなく、
そういった
こころからだへの
お守りにもなる。
反対に凶器にもなる。

ことばとは何か。
沈黙を添えながら、
できる限り正直に、丁寧に
自分と他者へ使える人になろうと思う。


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