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まとめたがり屋からの脱却

要は・・・
と、すぐに結論つけたがる性分が、いろんなことがうまく回らない原因かもしれない。

さっき、インサイド・ヘッド2をみてきて、複数の感情がそれぞれ、自分の正義を貫き通そうとして、それらを全部持ち合わせる主人公が、負のループに落ちて、再浮上する、という過程を、道徳のビデオを観るような、わかりやすさで鑑賞した。

それにより、ぐっちゃぐちゃの状態で受け入れることこそが、現実から逃げないこと

という、厳しさを目の当たりにした。

良い結果になっても、悪い結果になっても
その結果どんな感情が生まれたとしても、
つまりこういうことだよね。

ってまとめないで、ちゃんとその感情が生み出された過程に向き合わないとダメで、
それこそが人生そのもの、その積み重ねで私らしさ、己が形成されていくのだ。

私の思考がいつも途中で止まって、もういやだ・・・
全部終わりにしたい!

と、なるのは、無理にまとめようとして、楽しようとするからなんだ、ということがよくわかった。

私は無駄が大嫌いなので、意味のないことをしたくない。
DYIや手作り、手間暇という言葉を聞くと、マイナスの感情さえ生まれてしまう。

だから、丁寧な暮らし、あえて足を使って・・・みたいな思想の人に対して、そんなことやってなんになるの?
っていう気持ちがものすごく湧いてしまうのだけど、それをいったら、すべておしまいなんだよな。

効率ばかり追い求めるなら、生まれた瞬間死ぬのが、一番合理的

みたいな、発言をどこかでみたような気がするけど、ほんとそうなっちゃう。

過程を楽しむ、ぐちゃぐちゃを楽しむ、ができる人になりたい。
感情のカオスから目を背けずに、時には突風に巻き込まれて自分を見失ったりしながらも、一生懸命戻ってくる、というのを繰り返して、大きい感情の波にも飲み込まれない強い精神が鍛えられていくのだろう。

というか、それ以外の方法で、精神的な成長って絶対できない。最短コースなんてどこにもない・・・というのが、答えだ。

だけど、やっぱり、現実直視するのが辛い・・・きつい・・・このままいくと死んでしまう・・・ってくらい追い詰められた時は、誰かの物語に乗っかって、現実逃避するのも必要だ。

物語の登場人物に乗っかって、自分の人生とぶつかったところで、降りてみて、ああ、こういう道もあったんだなあ、ということもある。

「一言でまとめられない」
そのもどかしさを楽しめることこそが、人生ってもんなんだろうな〜

あんま楽しめない時の方が多くて、すぐ降りたくなって、現実逃避のお話の中にいってしまう毎日だけど・・・

っていう気持ちをこんな壮大な映画にピクサーがまとめて、それをうんうん、って共感する人が世界中にいるのだ。

つまり、
そうやって苦しんでいるのは、自分だけじゃないし、
自分がこうなんだから、相手だって、そうなんだ、と思ば、
矛盾だらけで一言でまとめられない、私のことも恥じる必要もない。

知識や能力不足で、悶絶してしまう、
自分の中の恥を少しは黙らせられるかもしれない。

という感じで、・・・月曜日の自分を励ます。

大丈夫、よくやってるし、
頑張った結果できなかったり、
間違ったことだったと後からわかたりして落ち込んでも、いいのだ。

いつも前向き喜びの力が萎んできたら、怒りや悲しみだって頑張ってくれるんだから。

やっぱ、映画館でちゃんと観ると、内容めちゃくちゃ入ってくるなー。
漫画4冊買える値段だけど、定期的に観にいった方がいいかもな。

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