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#78 東・京・都?さくらよさこい

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きみにできることが
きみにしかできないことであることを
私は祈る

そう祈ることは
きっと私にしかできない

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寒い時期はnoteをサボっていいという赦しを自分に与えています・・・
もうすっかり暖かくなってしまいましたけど(笑)

てなわけで、先日4/2、3に開催された第18回京都さくらよさこい(さくよさ)に再びGARAN43/35°の限定メンバーとして参加してきました🌸

愛知県より西のお祭りに参加するのは実に14年振り・・・?
(恐らく2008年の高知よさこい祭りが最後)
そして一日に色んな会場で演舞が複数回ある、いわゆるオフラインでの通常開催に近い形式のお祭りに参加するのは、それこそ2018年のみちのくYOSAKOI祭り以来、4年振りの体験でした。

京都さくらよさこい」というお祭りはTwitterで名前を聞いたことがあるだけで、特に歴史も何も存じあげていませんでした。このnoteを書いていて急に思い出したのですが、2011年に「LIVE POTSUNEN 2011 『THE SPOT』」というコントを京都まで見に行った時、泊まっていたホテルのロビーに「衣装の人間がたくさんいる!なんで?」となった事を思い出しました。

今思えば、あれがさくよさだったんですね・・・11年前だから当時は第7回ってことになるのかな?特に西日本を避けてた訳でも何でもなく、完全にご縁が無かったという理由だけでしたが、劇どまでお世話になったGARAN43/35°よりお誘い頂きまして、参加する運びになりました。

前回の劇どまレポでも少し匂わせましたが(笑)1ヶ月詰め込み練習で本番一発勝負!というスタイルで満足のいく結果を出せる人は中々いません。
せっかく覚えた振りとご縁でしたので機会があるのならば・・・という事で、限定延長戦させて頂く事になりました☆

ついにそのご縁が巡ってきた、という事だったんでしょうか(笑)

劇どま時には東海地方限定組も何人かいたのですが、ある者は卒業、またある者は海外へ・・・とそれぞれの道に旅立った為、今回は家族のみでの練習という形になりました。

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毎回一世帯では持て余し過ぎるスペースを使って、のびのびと練習しました♪隊列練習や細かい振り指導をされた訳ではないので、あくまで習った事を維持する為の練習でしたが・・・パレードってどんな動き方するんだろうね〜?とか、そんな話題をしながら本番に雪崩込み(笑)

ちなみに前乗りしたホテルで「サタデーウォッチ9スタッフミーテイングとコーヒー全然出ねぇ事件」なるものが起きましたが、これは説明したところで当事者以外には全く伝わらない話なので割愛します(笑)
もし気になる人がいましたら直接聞いていただければ・・・

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日本でも屈指の歴史と文化の街・京都と、GARAN43/35°が持つモノクロ&サイバー的な雰囲気って、もう対極に近いくらいの相容れなさを感じていたのですが、これが実際にマッチングしてみると・・・

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不思議なものでしっくりと来るんですよね☆
無機質に相対する歴史の朱」とでも言うんでしょうか。コントラストが見事にハマっていてとても見やすくなっています。都会のビル群もレーザー踊る舞台にも古都にも合うんだから、ほんとすごい作品です☆

京の都が、今日の都になった。と言った感じ。

そして今回のさくよさではパレード会場も!
GARAN43/35°の「01」パレード演舞はこれが最初で最後の機会だったかもしれません。踊る側にたくさんの不安と緊張がありましたが楽しんで頂けましたでしょうか?

多くのチームにとって久々のパレード・流し踊りだったと思いますが、観客・カメラマンの皆様にも相当久しぶりの機会だったと思います。お客さんの近い場所で踊る楽しさとその表情を、画角を切り取る楽しさを、双方にとっても貴重な機会だったと思います。

今回チーム参加した事で得た色々な経験値・楽しさはもちろんありましたがそれよりも何よりも、

・2日間あった
・外で踊れた
・複数回踊れた
・会場移動があった
・観客がいた
・雨にも降られた
・屋台もあった
・声が出せた

という今までのよさこい祭りなら当たり前だった景色がもう一度味わえた、というのが最も大きかったのではないかと思います。
これに関しては自分やチームの人達だけでなく、多くの人が本当に久しぶりに味わった2日間だったんじゃないかと思います。

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加えてこの季節の京都の満開の桜を見ながらお祭りを楽しむという贅沢。この先開催を控えている全国のよさこい祭りの未来に向けて、まさに『開花宣言』となる様な素晴らしいお祭りだったと思います。
開催に尽力頂いた関係者の皆様に心より感謝いたしますm(_ _)m

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1月下旬から約2ヶ月以上に渡ってお世話になった限定GARAN43/35°メンバーとしての活動もこれにて一区切りです。

今回、自分の持つフィジカルスキルより遥かにレベルの高い作品に挑戦させて頂きましたが、この経験により今現在の自分の持つ「モノサシ」が見えてきた様な気がします。

基本的によさこいというのは自分とチームの相互理解さえあれば(←ココ超大事!!)どんな目標であっても実現可能だと思っています。あとは目標にたいしてどれだけのコスト(時間・費用・メンタル)を懸けられるかどうか。

例えば作品に於けるダンスレベルの難易度を高い順にA〜Eとした場合、Aを達成する為にはどれだけの時間と体力を注ぐ必要があるのか、Cくらいなら無理なくやれるのか否か。

またチームとしての目標位置をどこに定めているか。例えば審査を通過し、入賞なり大賞なりを求めているのか。はたまた参加さえ出来ればそれでいいのか、参加する上での作品クオリティをどの程度実現させたいと考えているのか。

チームとして目指す所と参加者として目指す所の目的共存範囲が、どの程度の面積を取れるのか」それを測る為の自身の能力が、ある程度はっきりしてきた気がしています。

本当に心からやりたい事があれば挑戦し、実現する為のやり方を模索すればいいと思います。その上で仕事、家庭、費用も含めたコスト(代償)をどの程度払う事ができるのか。目的に全振りした結果、今ある生活が台無しになっては元も子もないですしね。目標に限界なんて設定する必要はない、だけどバランスはとても大事

今しかできない事があります。
反対に今でなくても、5年後でもできるかもしれない。
でも、10年後にはもうできないかもしれない。
そういった時代と環境をしっかり見つめながら、色んなチャンスを逃すことなく、後悔の無いように生きていきたいと思っています。

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京都さくらよさこい、そしてGARAN43/35°の皆様、本当にありがとうございました☆
これからも何かしらのご縁が続いていく事を願ってやまないです。子供が大きくなったら勧めてみますのであと13年は続いて下さい(笑)

今後ともどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡