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【ナレーター営業】制作会社が集まる展示会訪問レポート

こんにちは!バイリンガル・ナレーターの大山もも代です!

ナレーターをやっていると、もっと仕事がほしいな〜って思いますよね!

飛び込み営業や、メール・電話など、方法はいろいろあるけれど、制作会社がたくさん集まっているところで営業したらめちゃくちゃ効率いいんじゃ?

と思い・・・行ってきました!

今日は、自分への記録も兼ねてコンテンツ東京2019(2019年4月3日~5日開催)の営業訪問記を書いていこうと思います。

その後、そこで知り合った方からご連絡をいただき仕事にも繋がっているので行こうか迷っているナレーター仲間はぜひ読んでください。

コンテンツ東京ってなに?

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コンテンツ東京は、ビッグサイトで毎年開催されている大規模なEXPO。

日本最大のコンテンツビジネス総合展
コンテンツ制作、映像・CG制作・広告デザイン・ブランディング、権利・IT・最先端デジタルテクノロジーなどが出展。
メディア、エンターテイメントや企業の宣伝・マーケティング部門の方々が来場し、活発な商談が行われています。
貴社ビジネス拡大のために、ぜひ ご出展ください!

-公式サイトより

ナレーターだけでなく、クリエイターをやってる人はチェックしといてもいいんじゃないかな、と思います!

コンテンツ東京2020 開催日時

2020年10月21日(水)~23日(金)
10:00~18:00※最終日のみ17:00終了

※毎年4月開催ですが、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で10月に延期になりました。

詳しくはコンテンツ東京公式サイトをチェックしてください。

なぜナレーターの私がコンテンツ東京に参戦したのか

ナレーターが仕事をもらう仕組み

ナレーターは、基本的に制作会社さんからお仕事をもらっています。

コンテンツ東京には、そんな制作会社さんがたくさん出展されていて、先輩ナレーターさんが毎年営業に行っていると聞いていたのです。

私も行ってみたいなと思いながらチャンスがなかったので、今年初めて行ってみました!

まずは普段よくお仕事させていただいているソレモさんのブースを訪れたら、私がナレーションしている会社紹介ビデオが流れていました。

SOREMO会社紹介ムービー

展示会場で自分の声が流れているのを聞けて感動ー!!

表向きは一応営業禁止ということなので、私は来場の目的を

お付き合いのある制作会社さんへのご挨拶

として行ってまいりました。行かれる方はそのあたり、お気を付けて。

同時開催クリエイターEXPOについて

隣接している会場で開催されていたクリエイターEXPOという展示会では、フリーランスで出展されている方がたっくさんいて(一坪マーケットみたいな感じでずらっとブースが並んでる)

「こういう案件があるんですけど、お願いしたらやってもらえます?」

「もちろんです!それだったらこういうのとか・・・」

みたいな感じでフリー同士、話が盛り上がりました。

フットワーク軽いのはフリーの強み!!

映像関係の方が多かったかな。医療関係の動画専門の方とか、グラフィック専門の方とか、おしゃれすぎる動画を作ってる方とか。イラストレーターの方も多かったです。

ナレーションや声優関係の方もちらほらといらっしゃいましたよ。

今後色々な形でつながっていけたら良いなと思いました。

そして私もいつか出展できたらよいかも…などと夢は膨らみました。

ナレーター同士で組んで一つブース出すとかも面白そう!

営業の方法

コンテンツ東京では各企業がブースを設置して、各々自社の魅力を発信しています。

基本的には企業さんが自分の売り上げに直接つながるお客様と出会うための場所なので、ブースの前でノベルティ(会社のロゴが入ったトートとかペンとか)を配ってたり、目があうと話しかけてきてくださったりします。

営業アイテム

大したものは用意していないんですが、以下の三つは意識して持っていきました。

・大山もも代パンフレット
・iPad(ボイスサンプルが色々入ってる)
・名刺

今回の目的を、知名度アップと定めたので、日本語と英語でナレーションをしている大山もも代というナレーターを知ってもらうため、こんなパンフレットを持参しました!

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ちなみに、このパンフレットは「ラクスル」で作りました!

センスゼロの私でもテンプレートを使ってオンラインで簡単に作れたのでおすすめです。

A4フルカラーのチラシを200部作ったんですが、クーポンの割引がきいて合計1,188円でした。とっても安くないですか?

しかも3/28の夜中1時に入稿したら、3/29の12時に出荷でした。

めちゃくちゃ早い。。

話しかけるきっかけ

目があったら「こんにちは〜」という感じでこちらから話しかけたり、展示を見たりしていると話しかけていただけます。

「ナレーターです」と話すと、大抵、担当の方に繋いでいただけました。

※担当者がいらっしゃらない時でも、名刺を受け取ってもらえて後日ご連絡をいただけたりもしました。

そのあとは、経歴や、普段どんなナレーションをしているのかなどお話ししたり、企業さんの製作している動画を見せてもらったりしながらお話をした感じです。

その時に色んな種類のボイスサンプルが入ったiPadが活躍しました。

「もっとこんな雰囲気のとかないですか?」など聞かれたりしたので、持って行ってよかったです。

企業によってはギャラについてとか結構細かいことを聞かれましたよ!

決めてない人は少し考えていくと良いかも。

私は、基本的にはその都度お見積もり出させていただいていますが、こういう内容と使用用途でこの尺なら、大体このくらいです、といった感じでお伝えしてました!

会場の回り方

会場図で事前にどこのブースを回るか、目星をつけておきます。

日が近くなると、こういう感じで会場図が公式サイトにUPされるので、プリントアウトすると便利です。(リンクは2019年のもの)

コンテンツ東京2019会場案内図

私は主に映像製作・音響・クリエイターさんなどナレーションを使う可能性がありそうなところをピックアップしてマーカーをひいておきました。

あと、私は日本語と英語でナレーションができるので海外の会社や、海外に販路を持っている企業さんを調べてそちらも回りました。

そして、絶対つながりたい企業さんはHPなどを熟読して研究してから行きました。

とにかく広いし、話し始めるとなかなか切りあげられないので、必ず営業に行きたいところは優先的に回るのがおすすめです。

行ってみてどうだった?

結果、行って大正解でした!

たくさんの制作会社さんとお知り合いになれたし、日本語と英語でナレーションが必要な場面って自分で思っているよりも多いのかもしれないなと思いました。

そして、日本語→英語の原稿翻訳や、収録するスタジオ手配なども依頼があれば全然やってるんですが、そこまで需要があると思っていなくて。

これからはそういうこともちゃんと発信していこう、という気付きもいただけました!

今後、お仕事につながっていったらいいなーと思います!

(後日談)その後、原稿翻訳からナレーションまでワンストップで任せていただけることが増えました!

コンテンツ東京に営業に行きたい方への注意

ここからは少し小声で・・・

これを読んで、私も営業行ってみようかな!と思われた方へ。

繰り返しにはなりますが、コンテンツ東京はあくまでも出展社さんがお仕事を受注するための場
出展社様が出展料を支払っていることを考えたら当然ですよね。

ということなので、繰り返しにはなりますが、私もお付き合いのある制作会社さんへのご挨拶というのを建前に行ってまいりました。

でも!!

行ってみて感じたのは、ナレーターからの提案は非常にウェルカムだったということ。

「日本語と英語のナレーション、必要な時ありますあります!」

という反応が多くて、とても嬉しかったです。

もしクリエイターさんで、コンテンツ東京行きたいなーという方は、

・お付き合いのある会社さん、クリエイターさんを訪問する形で行く

・他の商談の迷惑にならないようにする

などの基本的なことはお互い守っていきましょう!

その後・・・

かなりたくさんの方とお話しして、名刺の量がえげつないことになってましたが帰宅後すぐ、名刺交換してもらったすべての方にメールを送りました。

「コンテンツ東京に行ったことで爆発的に仕事量が増えた!!」

・・・とは言えないですが(言えないんかい!)その時知り合った制作会社さんからは今もたまにご連絡をいただき、お仕事させていただいています。

というわけで、営業方法の一つとしてナレーター仲間の皆さんの参考になったら嬉しいです!

営業って、大事だってわかってても難しいですよね。。。

でも、自分というナレーターを知ってもらうことがまずは何よりも大事だなーと実感した出来事でした。

知ってもらわないことには、選んでももらえないので。

毎回選んで頂けるかはわからないけど、候補に上がるということはナレーターにとってとても重要なことだと思います。

お互い頑張って営業して、たくさんナレーションのお仕事していきましょう!

ここまで読んでくださってありがとうございました!

何か質問があればいつでもTwitterからご連絡ください。私でわかることなら何でもお答えします!!

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