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現在の宅録環境(機材の話とか)【2020年6月】

 リビングの片隅からナレーションをお届け。ナレーターのむとうまきこです。概ね3カ月おきに更新という、もはやシリーズものになりつつある宅録環境紹介。笑 編集ソフトも入ってますが、前回~今回で導入した・入れ替えたものをご紹介します。

↓知り合いの猫がやってるブログに最終版がまとまっています…↓

1.前回記事から変わっていない機材など

【パソコン】Lenovo IdeaPad S540
【オーディオインターフェース】FOCUSRITE Scarlett 2i2 (gen. 3)
【ヘッドホン】audio technica ATH-M50x
【リフレクションフィルター】marantz Professional SOUND SHIELD
【アームマイクスタンド】CLASSIC PRO CDA10B デスクアーム マイクスタンド
【ポップガード】STEDMAN PROSCREEN 101
【オーディオリペアツール】iZotope RX 7 Standard

 ↑これらは変わってない機材たちです。さすがに固定されてきましたよ!


2.【マイク】AUDIX OM6(ダイナミックマイク)

 前回の宅録環境紹介記事で、「完全に乗り換えたわけではない」と前置きしつつ、コンデンサーマイク(AT2035)を導入したことを書きました。しかし、どうも私の環境には合わない気がして(プロからは音質的に問題ないと言っていただいたのですが)、ほとんど出番なく、その前から持っていたダイナミックマイク(AT2005)を使っていました。

コンデンサーとダイナミックの音比較記事を書いていますので、よろしければこちらもどうぞ↓

 音を録り比べ、それにプロのご意見をいただき、「ダイナミックマイクで行こう!」と決めてからは、万が一使っているマイクに不具合が起きて納品が滞るようなことがあってはいけない…!予備マイクを買っとかなきゃなぁ…と思うようになり、いろいろ探してたどり着いたのが、AUDIXのOM6です。予備マイクを探すつもりでしたが、今使っているものよりいいものを買ってしまったので、メインマイクが交代しました。

 マイクばかりは、人がいいと言っているものでも声質や録音環境に左右されるところが大きいと思いますが、OM6は細身のボディからグリルに向かって立ち上がる曲線が可愛い。可愛いは正義。以上です。

 あ、音も気に入っています。OM6はAT2005に比べて1万円以上高いですが、劇的に高音質!ということではありません。ヘッドホンでものすごく注意深く聞けば…というレベルです。音を比べてみてAT2005も充分いい仕事してたんだな、と思うのでした。

 私の中では予備マイクになってしまいましたが、AT2005はUSBでもXLRケーブルでも使えて、マイク本体から直接ヘッドホンに出力することもできるなど、なかなかコスパの良いマイクだったと思います。

新旧ダイナミックマイクの音比較をした記事もありますので、よろしければそちらもどうぞ↓


3.【マイクスタンド】K&M 23325 卓上マイクスタンド

 私の宅録スタイルは、机に向かって椅子に座り、横にある作り付けの棚からアーム型のマイクスタンドでマイクを顔の前に持ってきて、そしてそのマイクの向こう側に(アームとぶつからない上手い角度と高さで)リフレクションフィルターを置くという配置なのですが、リフレクションフィルターを机に直置きすると少し高さが低くて、もう少し顔の真正面に置きたいなぁと思っておりました。

 そこで、リフレクションフィルターをマイクスタンドを使って高くしよう!と思ったのですが、このリフレクションフィルターすごい重くて、元々家にある卓上スタンドでは負けてしまって倒れ掛かるため、相当ベースがしっかりしたものを探してたどり着いたのがこちらです。

 完璧!超重い!宅急便のお姉さん(我が家に来てくれるのはいつもお姉さん)、ありがとうごめんなさいでした。


4.【編集ソフト】Adobe Audition

 こちらの記事でも書きましたが、Audacityを卒業し、Adobe Auditionで録音・編集を行っています。もうAuditionなしの生活は考えられません。

 以前にもまして、映像に合わせる仕事が増え、Auditionに映像を取り込んで録音・編集するのがほとんど快感の域に達しています。(変態。

 ただしAuditionは買い切りでない月額制のソフトなので、「映像合わせの仕事が多い」「常時投資するだけの収入がある」「使っている機材やソフトにこだわりたい」方向けかと思います。最初からきちんとしたソフトを使って慣れるというやり方もあると思いますが、私はフリーソフトから始めたからこそAuditionの機能に感動できた、という面もあります。体験版もあるので、検討される前に触ってみることをおすすめします!


5.番外編:マイクプリアンプって要るのかな?

 更新した機材のご紹介は以上ですが、ひとつ番外編です。

 名前だけは聞いたことがあった「マイクプリアンプ」という代物。

 ↑こちらのページで、マイクプリアンプが「何をするものなのか」や、おすすめ商品がとても分かりやすく解説されています。

 あると音質が良くなる、なら買うべき??と思って調べてみたのですが、おしなべてとっても高い

 そんなことを呟きましたら、「宅録ではあまり使わないかも」というコメントをいただきました。機材リストをHPなどに出しているナレーターさんも多いですが、マイクプリを挙げていらっしゃる方は見たことがなくて…。スタジオ並みの環境で収録するなら別ですが、私の環境ではひとまず見送りかな、というところです。


6.まとめ

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
 2019年10月から右往左往してきた宅録環境も、これでようやく完成形かな…という気持ちです。機材ジプシーから卒業し、これからはひたすら読みや編集に力を注いでいきたいと思います(*´ω`)



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