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~売れっ子ナレーター・おかけんさんとZOOMして考えた~ ブランディングって何だろう

【お詫び】
 タイトルはPV数を上げるための釣りです。このnoteにおかけんさんはあまり出てきませんm(__)m
 ナレーター・岡田健志さんについて知りたくてたまらない方はこちら↓へどうぞ。


 3月は声のお仕事による収入が、会社の給与の1.5倍ほどになってしまいました。
 「しまいました」と書くのは、私は会社の規定で「年収ベースで、兼業による収入が会社の収入を超えてはならない」と決まっているため。(まあ、月額で超えることはあっても、ボーナスなど合わせた会社の年収を超えることは不可能なはず…。)

 特に3月は、コロナの影響で動画業界活況?(外出できなくて動画見る人増える:コンテンツ自体の需要&コンテンツの合間に流れる広告の需要UP?)だったようで、仕事の舞い込み方が異常でした。


1.2020年3月はいろんなことがあった

 継続のお仕事はもちろんですが、3月は新しいお客様・制作会社・つながりでいただくお仕事も多く…。
 年度末で会社忙しい&一斉休校&コロナコロナコロナで、ネガティブな気持ちになることも多い月でしたが、声のお仕事ではずっとハッピー全開。情緒の忙しい1カ月でした。

 そんな中、常時売れっ子・常時ハッピーなナレーター・片岡晟さんが、「ナレーターブランディング会議」というコミュニティを立ち上げてくださいました。

 どんな所にも臆せず突っ込んでいける鋼のメンタル(言い過ぎ)が持ち味ですのでもちろん参加!

 すごく有益な情報が飛び交っていて、私などはただ受け取るばかりで申し訳ない限りなのですが、このブランディング会議には百戦錬磨・キャリア○十年というベテラン~フレッシュさ満ち溢れる私(笑)まで層が様々。また、司会業メイン~多言語対応~ムヒ♪のサウンドロゴ歌ってる人まで、対応されてるお仕事内容の振り幅もすごい。
 そんな皆様に囲まれながら、このコミュニティの表題でもある「ブランディング」って何だろうと考えるきっかけになりました。

 更に、そんなこと考えてたら、福井で(知らない、ならぬ)聞いたことない人はいない??福井テレビのゴールデンでレギュラー持ってらっしゃる売れっ子ナレーター・岡田健志さんとオンラインでお話しさせていただく機会があり…!
 おかけさんとは2時間以上、とてもここでは公開できないような(笑)あんなことやこんなことをお話しさせていただき、「元々の主戦場がナレーションでなかった」「現時点で収入の柱を複数持ってる」の2点で私が勝手にシンパシーを感じる先輩とお話しして、あれこれ考えるきっかけをいただきました…。

2.声のお仕事をする私について

 私は平日フルタイムで会社員をしています。
 その上、7歳と3歳の子供がいます。
 実家から離れた土地で暮らしており、祖父母に子供を預けられるような環境でもありません。

 そんな中、なんやかんやあって会社以外に収入の柱(収入を得られる力)を身につけなければ…!と一念発起し、声のお仕事を始めたのが2019年10月。
 スーパーラッキーが重なって、有名カード会社のWEB CMや、WEBサイト内のドキュメンタリー番組でレギュラーのお仕事をいただいたり。
 クラウドソーシングサイトで何の気なしに、初回500円(ダイエットサプリみたいですね)から始まった仕事が、たった半年でここまで展開したことに私自身驚きを隠せません。

 で、これから先を考えた時、
 私はどうなりたいのだろう。何をすればいいのだろう。

 おそらく声の仕事1本で生活している(生活できることを目指す、を含む)方ならば、

・新規顧客を開拓したり、
・更に単価の高い仕事ができるように営業活動したり、
・角度の違う仕事(講師業など)に参入したりする

のがセオリーなのだと思います。
 しかし!私は声の仕事1本で生活することを目指すのか…?目指したいのか…?

3.パラレルワークする自分に価値を感じている

 これは、自分と、そして自分の家族の尺度でしかないのですが、私は「声の仕事1本で食べれるようになりたい!」とまでは思わない、というのが現在の率直な心境です。

 「なぜ目指さないんだ!それがゴールじゃないのか!!」とか言われたら困っちゃうのですが、

・会社員として組織の歯車して、
・子供を育てて、
・フリーランスでやってる声の仕事で誰かの役に立てる

すべてに価値を感じていて、どれが欠けても「私」ではないなと思うから。そして、今この状態が私にとって幸福で、私の家族にとって最良のバランスだと思うから。(不測の事態で会社員できなくなって、一時的に声の仕事1本にならざるを得なくなる、というシナリオはありうるのですが。笑)

 しかし、↑これはあくまで私の尺度です。


4.「パラレルワークするナレーター」というブランド価値はない

 「私が幸せ」でいいなら趣味でやってろという話で、(ある程度まともな単価の)お金を頂く以上、「私」と「私が提供する商品」にお客様が価値を感じないといけないわけで、「私」の価値って何だろう?と考えるわけです。

・大学職員しながらナレーターって確かに珍しいでしょうが、ナレーションという商品において価値になるものではありません。
・それどころか、「副業でやってます」感が出てしまうと、「片手間なのね」と思われてブランド価値を下げると思います。
・あと、少なからず皆、何かと何かのパラレルワークじゃないかと思うので、ブランドとして打ち出すようなものでもない。

 うむ…。


5.実績積み上げるしかない

 そろそろお気付きと思いますが、今回「ブランディングって何だろう」の答えは出てきません。笑 おかけんさんのブランディング論も出てきません。笑 ほんとすいません。

 私については、「明日来れる?」みたいな依頼に対応できない宅録会社員ナレーターでもできること(結構ある)をコツコツ積み上げて、私とクライアント(+関わる全ての人)がハッピーな仕事を続けていくことだなと思ったのでした。

 かつ、当面は会社員ナレーターであり続ける予定ですが、それに縛られるのではなく、いろんな方の生き方・ブランディングを勉強しよー自分の「ブランド」とか「価値」はもうちょっとしてから考えよーと思ったのでした。(急に適当)


6.おかけんさんとのZOOMで心に残った言葉

 申し訳程度に1個だけ付け加えると、おかけんさん自身、元々吹奏楽に打ち込んでおられた方。今も、音楽の先生をされたりパフォーマー以外の仕事もされていますが、一時は「吹奏楽を自分から取ったら、自分には何も残らない」とまで思われていたのだそう。(出典:↓)

 そんな中で「声の仕事できるんじゃないか」と思い当たって、声の仕事の中でも何ができるだろうと考えた時に(恩師のアドバイスもあって)「ナレーター」にたどり着いたと。

ずっとやってきたこと、本当にやりたいことは別にあって、
でも自分に「できる」ことは違った、のでそれをやっている

という言葉が印象に残っています。↑こんなふうにすっと受け入れつつ、しかもバリバリ活躍されているというのも超かっこいい。

 私も、学生時代は自分のやりたいことにずっと打ち込んで、夢のように楽しかったけれど痛い目もたくさん見て、有り体に言えば夢破れて今に至り、それなりに満足して何も思い出さないように暮らしていたところへ、「楽しい」と「人の役に立てる」がたまたま重なるものが見つかって声の仕事を始めたという経歴を辿っているので、今年キャリア10年目を迎えるおかけんさんのように、私もここから10年続けられたらいいな…と思ったのでした。


関係各位
 内容のないnoteにいろんな有名人の名前を出して申し訳ありませんでした…。今後とも皆様よろしくお願いいたします…♡

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