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テレワークほぼ100%の私が、ワーケーションの可能性に目覚めるまで

2020年3月からテレワークほぼ100%で働いており、多大なメリットを感じています。

通勤がないため体力が温存でき、ヨガやストレッチをしたくなったらすぐできて。アイデアブレストも打ち合わせもしやすくなったし、オンライン上にたくさんの人から関係性もつくりやすい。

そんな「テレワーク大好き」な私ですが、2021年11月に約2週間沖縄にワーケーションに行ったら、「ワーケーションも、めちゃくちゃ可能性があったんだ…!」と思うようになりました。

この記事では、私が実際にやってみたワーケーションと、そこから感じた気づきについて書いてみます。

ワーケーションに行くことになったきっかけ

ワーケーションに行くことになったのは、自社の沖縄支社の方から「沖縄で、”地域とつながる・貢献するワーケーション”を企画しているのですが、実証実験のモニターとしてよかったら来ませんか?」と誘われたことがきっかけです。

沖縄の支社の皆さんとは、過去アイデアソンでかかわらせてもらった経緯もあり、関係性がありました。

「ワーケーションとは何か?」について当時はわかっていませんでしたが、「沖縄支社の皆さんが声をかけてくれるなら」と思い、「行く行く~」と即答しました。

実際にどのような内容だったのか

仕事のスケジュールを鑑みながら、最終的に私はこのような日程で沖縄のワーケーションに参加しました。

期間:2021年11月13日(土)~25日(木)の約2週間
場所:沖縄県 読谷村(5泊)→那覇(2泊)→宮古島(5泊)

私以外にも同じグループ会社の方が6名参加しており、最初の読谷村5泊はこの6名のみなさんとともに過ごすことに。

私が勤めている会社では、社内のSNSが非常に活発です。社内SNSを通して部署や国を超えて知り合いになることや、カジュアルに会話することは多々あります。

しかし、こうした「対面でまったく知らない人と出会う」という体験が非常に久しぶりだったので、最初は戸惑いがありました。

けれどそこには、旅の力が。
数時間後にはすぐに打ち解けて、楽しくご一緒させていただきました。

以下、「ワーケーションに言ってきたよ」というとよく聞かれる質問について記載します。


仕事はどこで実施した?

読谷村と宮古島ではホテル、またはhowliveさんという沖縄のコワーキングスペースで仕事をしました。那覇は会社の支店があるため、支店でほぼ仕事をしていました。

howliveさんはイスもモニターも大変快適で、とても仕事しやすかったです…!(働く環境はとても大事…!)


仕事とVacationはどのぐらいの割合だった?

「平日9:00-18:00はほぼ仕事、それ以外の時間にVacation」としてしまったのですが、せっかくワーケーションに行くならもっと時間に余裕を持たせて、Vacationの時間をとればよかったな~…と反省です(これもまた気づき…)。

実際にはこのようなスケジュールでした。
11/13土 移動、ワークショップのためのフィールドリサーチ
11/14日 読谷村観光
11/15月 7:00-8:00 ビーチヨガと瞑想 
                 9:00-18:00 仕事
11/16火 7:00-8:00 ビーチヨガと瞑想 
      9:00-12:00 仕事
                 13:00- むらづくりワークショップ参加
11/17水 7:00-8:00ビーチヨガと瞑想     
      9:00-12:00 仕事                  
                13:00- 半休、ラジオ出演(後述)、読谷村観光
11/18木 5:30から読谷村→那覇へ移動、9:00-18:00 仕事、夜に元上司と会う
11/19金 9:00-18:00 仕事、音楽祭に行く
11/13土 宮古島に移動、観光
11/14日 宮古島観光(リトリート参加)
11/15月~11/25(木) 9:00-18:00 仕事、移動


”地域とつながる・貢献する体験”ってどんなもの?

今回のワーケーションは”地域とつながる、貢献する”という点がコンセプト。その中で、私は以下のようなことをしました。

読谷村の役場の方との「むらづくりワークショップ
→議論の可視化のためにグラフィックファシリテーションをしたり、アイデア出しをしました。この内容は地域の広報誌メディアに掲載いただきました。
・早朝のビーチヨガ&瞑想
・FMよみたんさんにて、ワーケーションの魅力についてラジオ配信
・宮古島でのワークショップファシリテーションサポート
ワーケーション動画作成

むらづくりワークショップで出た会話が流れていかないよう、可視化します
みんなでビーチヨガ&瞑想

FMよみたんさんにて、ワーケーションについてお話しました


Vacationはできた?

平日は打ち合わせを入れてしまっていた関係上、なかなか身動きができなかったのですが、土日や夜にできるだけVacationを楽しみました。
ただ、かなり体力勝負になりますので、日ごろから体力をつけておくことが重要だなと感じました…。

ワーケーションを通しての気づき

実は今回の企画を聞いた時、「ワーケーションって仕事にバケーションがついてきて、どちらも中途半端になるのでは…」と思っていました。

しかし、今回ご縁があって参加させてもらったところ、考えが反転。

普段の仕事はしつつも、その土地の方の声を聴きながら地域の課題に向き合い、他のワーケーション参加者の皆さんと対話することで、むしろ心の余裕ができました。

ワーケーションだと、テレワークでは話題に出せないようなことを話したり
さまざまな刺激(特にさまざまな匂いや肌に触れる温度は、テレワークの時と全くことなります)が入ることによって、新しいインスピレーションが沸いたり

そして、この頃私は入眠にかなり悩まされていたのですが、入眠が劇的に改善しました…。

睡眠アプリログより びっくりするほど入眠時間が改善されました


また、ワーケーションをしてみることで、以下の事前準備が必要だったり、課題もあるな、とも感じました。

<課題に感じたこと>
ネットワークは命 ポケットWI-FIは必携
・地域によっては車がないと移動がしづらい(私は運転ができません…)
・自分のこだわりのテレワークグッズは持って行った方が生産性は保てる
 (キーボード、モバイルモニター、PCスタンドなどは持っていきました)
・ワーケーション中は、仕事を詰め込みすぎない
 打ち合わせはできるだけ午前中にかため、午後はあけておくとよい
・自分ひとりでは行く先とのつながりができにくい
・小さいお子さんがいる方は参加しにくそう
費用を考えると、ワーケーションではなくただのバケーションにしたいかも

今後のワーケーションの可能性

東京に帰ってきて、今回参加した6名+企画のみなさんで、「ワーケーションリフレクション at オンライン」をしてみました。

その中で出てきた、「今後こんなワーケーションがあるといいかも」というアイデアの一例がこちら。

・「村づくり」「サステナビリティ」など、関心のあるテーマに沿ったワーケーションSchool for Life Compathさんが気になっています)
・プロジェクトチームメンバーとのチームビルディング合宿として
・(私の入眠が改善したこともあり)体調改善を組み込んだ心身へのアプローチ

立ち止まって見てるだけでは、見えないものがある。
やってみることで、次のことが見えてくる。
そんなことをあらためて教えてくれた、沖縄ワーケーションでした。

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