食事の工夫が才能を育む！

お子様の才能を開花させたり
健康に育つためにお口の成長が
大事なことを述べてきました。

お口の成長のために訓練や
体操なども色々とあります。

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しかし、毎日何気なくやっている
とても重要なお口のトレーニングが
あるということをご存知でしょうか？

“食べる”という行為こそ最も重要で
効果的なお口のトレーニングです。

“食べる”という行為は単純に
栄養を摂るだけが目的でないのです。

食べる作業自体がお口のトレーニング
だと考えていただきたいのです。

最近、医院においでになるお子様が
「あまり食事を食べないんです」
というお母様がよくおられます。

そうったお子様のお口の状態は
やはりあまり成長できていません。

もちろん、歯並びもきゅうくつで
乳歯の状態で隙間がないので
矯正が必要だろうと予測できます。

どうしたらよく噛んで
食べてくれるのでしょうか？

与える食事の内容を工夫する

「食べやすい」食事環境は
お口を育てません。

歯と口を使う必要のある
食事環境が大切です。

重要なポイントは、噛まないと
飲み込めない食べ物を積極的に
食べさせることです。

硬くて水分の少ない食べ物ですね。

このような食べ物は、よく噛む必要が
ありますし、強い嚥下（飲み込み）
が必要になるのです。

また、硬くて水分の少ない
食べ物を食べるには、
舌の圧力が必要です。

これが上あごの成長につながり、
口腔機能が発達していくのです。

柔らかく水分の多い食べ物
ばかりあげていると嚥下が
カンタンなので舌が上にあがりません。

いうまでもなく、口腔機能の発達を
促すことはできませんよね。

このような事態を防ぐためにも、
普段から食材を大きめに切ること。

こんにゃくやシイタケなど、
噛まないと呑み込めない食材
を活用することができます。

そして刺身よりも焼き魚、煮魚
など強い嚥下が必要な食材を
活用することが有効です。

これが、舌の力を上げ、口腔機能の
発達を促すことにつながります。

ひとつ注意したいことがあります。

食事をするときに水やジュースを
用意しないようにしてください。

飲み物で食べ物を流し込むので、
強い嚥下が起こりません。

嚥下に関わる筋肉の発達も
十分に育ちません。

せっかく食事を工夫しても
効果が半減してしまうのです。

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