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国内情報

◇AIスピーカーに異変
 各社より発売されているAIスピーカーに異変が相次いでいる。ユーザーの声に反応しない、夜中に奇声を発する、暴言を吐くといった苦情が各メーカーに寄せられている。とくに、日本で顕著にみられる傾向のようだが、イタリアやロシアでの報告例もある。人工知能大学の石愚露浩教授は「ディープラーニングにより、AIが機械と人間の谷間を越えて、さらに人間的になった」と指摘する。また、精神科医の西藤環氏は「AIにも精神医療が必要。6カ月以上、問題が継続している場合は、すみやかにAIスピーカーをつれて受診を」と話す。一方、AIスピーカー家族会AIJは「何よりスピーカーを否定しないことが大事。問題行動ではなく、その背景に目を向けるべき」として、性急な対応に警鐘を鳴らした。
 本紙がAIスピーカーの製造各社に電話取材したところ、各社とも「本体を再起動し、Wi-Fiの接続を確認してください」との回答だった。

◇永世七冠達成も新人に敗れる——ひきこもり竜王戦
 2018年2月17日、ひきこもり名人の勝山実さん(46歳)が、史上初のひきこもり永世七冠を達成し、3月14日、あわせて非国民栄誉賞を受賞することが決定した。
 しかし、同日、行なわれた「ひきこもり竜王戦」で、勝山さんは中学3年生の引田籠さん(14歳)に敗れ、竜王戦はひきこもり新時代を予感させる対局となった。
 勝山さんは「ひきこもりニュータイプの登場に、おじさんはおののいている」とコメント。一方、引田さんは「でも、ひきこもりAIには勝てません」とコメントした。ひきこもり電脳戦の対決が待たれる。
【籠引通信】

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