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曖昧な世界に生きていく。


この世の中には、白黒はっきりつけたい人が沢山います。私もその一人だと思います。そもそも作業療法士って何って、悩んでる時点で白黒つけたがってる。

どうして答えがほしいのか。それは不安だから。安心したいから。人間は本能的に安心を求めます。ここ数ヶ月、今までに関わったことのない人達と交流する中で、曖昧なことってあるんだってことに気づかされました。曖昧だから、自由度が高いから、価値がある。というか、価値にする

理学療法士とは○○、作業療法士とは△△、言語聴覚士とは□□だ!これをすればいい!って決まってたらそりゃ楽ですし、それさえやっていれば安心できます。だけど、それじゃあそこに当てはまらない人はどうしたら良んでしょう。リハビリで、その人らしい生活を支援するためには、支援する側の流動性とか適応力が必須になるのです。そこに職種の壁はありません。きっと。ないんだと思いました。だから、私だったら、作業療法士だからこうしなきゃいけないっていう枠に縛られず、作業療法を勉強してきて、今までの人生経験を踏まえて、対象者に何を提供できるのかっていう話になるんですね。
曖昧だから、これから必要とされるのかなって心配だったんです、私。結果を出せば必要とされる、それは分かってる。けどそれができる自信がなかったのです。いや、今もまだ自信は構築中です(笑)


職種云々で悩んでいたけど、そもそもリハビリって目指すのは対象者の幸せな生活なわけで、同じ方を向いている。職種の領域は侵していくことで担当間での生産性のある話し合いができる、という話も聞きました。うん、それも一理ある。

あとは、リハビリっていうのは病院とか施設だけでやるものじゃないし、必ずしも病名がついている人のためだけのものじゃないんです。実際、セミナーでは私を始めとして参加者がリハビリされていたわけだし。社会というものを変えるべくリハビリしている人達に出会いました。リハビリにはいろいろな形がある。それってすごくワクワクする。可能性がある。

曖昧さを武器にすればいい。今できることや持っているものは少ないけど、それを逆に強みにする。知らないことはたくさんあって、劣等感を感じることもあるけど、それだけ伸びしろがあるっていうこと。長所と短所は表裏一体、捉え方次第。ほら、そうしたらなんでもできる気がしてきた!!

安定しているところからあえて環境を変えることっていうのはすごく勇気がいること。怖いこと。だけど、やってみないと見えない景色がある。だめだったらまた1から頑張ればいい。私がどれだけクリエイティブになれるかは分からないけど、達成欲の強い私は自分を試したい。うん。モチベーション上がっています。



曖昧って、なんか響きかわいい言葉ですよね(笑)

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