ゴミ記事を大量廃棄していませんか？【vol.27】

ネットの世界は玉石混交のコンテンツにあふれかえっています。「石」の代表はSNS上の誹謗中傷や罵詈雑言でしょう。続くのが、クラウドソーシングが粗製乱造するゴミ記事です。

みなさんもよくクレジットカードや保険などのランキング記事を見ることがあると思いますが、あの手の記事の多くは、同じ会社が同じテーマで相互リンクを張りながら、流入数を増やすのが目的のステマまがいのマッチポンプ記事です。特にサイトに運営会社の名前がないメディアには要注意です。

その昔、「WELQ」という盗作、コピペ、虚偽、事実無根の記事を大量生産していたことが問題になり、閉鎖に追い込まれたDeNAが運営するメディアがありました。「WELQ」はGoogle検索で上位表示をするのを目的に、1記事あたりの文字数をムダに水増しして（1万字〜2万字）、検索ワードをムダにたくさん散りばめ、内容よりもGoogleの弱点をついて（まさに脱法のような手口）、上位表示を成功させ、荒稼ぎをしていました。