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もしも『魔法少女まどか☆マギカ』実写版が映画化されたら、暁美ほむら役は、やっぱり平手友梨奈しかいない。

人気漫画が映画やテレビになることは多いですが、いつかあのアニメ史上に残る名作『魔法少女まどか☆マギカ』実写版が映画化されないかとずっと妄想しています。『魔法少女まどか☆マギカ』がヒットした2012年当時は、まどか(なあ坊豆腐)、ほむら(水原希子)、マミ(倉科カナ)、さやか(剛力彩芽)、杏子(仲里依紗)で観てみたいなあと妄想していましたが、2020年だったらこんな豪華なラインナップで観てみたい!ということで妄想キャスティングです。

まずヒロインの鹿目まどか役は関水渚。

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昨年、映画『町田くんの世界』で本格女優デビュー。今年は『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に抜擢され、身寄りのない内気な少女を演じて好評を博しています。テレビドラマ「知らなくていいこと」では、あどけない顔をしながら仕事はできるけど何を考えているのかちょっとわからない闇のあるOLを演じていました。記者会見でもほんわかしていて、どこか頼りなさそうで弱々しいのですが、中高校時代はずっと運動部のマネージャーをやっていたそうで、人のためなら何でもしそうな献身的なやさしさが伝わってきます。主体性も野心もないけど、友だち思い。心やさしく、芯が強い性格。一見大人しく気弱そうに見えるけど、遠慮がちになりながらも自分の思うことは相手にはっきりと伝えようとする――そんなまどかにぴったりではないでしょうか。

ということで、鹿目まどかは関水渚で決まり。

そして、まどかのためにすべてを投げ捨てて戦う暁美ほむら役は、もう平手友梨奈しかいません。

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もはや説明不要かと思います。いま日本で最もクールな女の子。他人から理解されることを諦め、寡黙でクールな性格を演じて他人に対して非情に接する暁美ほむら。でもそれは、みんなの運命が見えてしまっているから。悲しみたくない、失いたくないから虚無に徹しているのです。

欅坂46を突然脱退した平手友梨奈と重ねずにはいられません。

「渋谷からPARCOが消えた日」で、平手友梨奈は歌います。

何を聞かれても答える気にならない 
ただすねた瞳で睨み返した 
レジスタンス
やさしいふりして近づいて来る誰もが
未来を盗もうと狙っているんだ
サスピション

自分たちが暮らすいまの平和な世界を守るために、未来を奪おうと魔界から迫りくる魔女と命をかけて戦う魔法少女たち。その先陣に立って友だちの未来を救うために戦い続けるほむら。「渋谷からPARCOが消える日」は、まるでの『魔法少女まどか☆マギカ』へのオマージュのようにその世界観が重なります。

ということで、暁美ほむらは平手友梨奈で決まり。ロングヘアの平手友梨奈も一度見てみたいです。

はつらつ元気で心広きお姉さんの巴マミ役は土屋太鳳。

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天真爛漫で何事にも一途で突っ走る巴マミには、いつも笑顔の体育会系女子・土屋太鳳がぴったりです。本当はマミのような巨乳の女優さんをキャスティングすることも考えたのですが、若手で巨乳の女優さんは筧美和子くらいしか思い浮かばなかったので諦めました。

魔法少女の孤独な戦いに対する不安や恐怖、心許せる家族も魔法少女としての自分の姿を明かせる親しい友人もおらず、生活に孤独と寂しさを感じ続ける巴マミ。でもマミは仲間たちにそんな心のうちは一切見せません。まどかたちの前でもいつも無理をしてきばっていました。土屋太鳳のきばった顔といえば、つい丸山礼のモノマネ顔が思い浮かびますが、丸山礼にはいつか巴マミのモノマネもやってもらいたいです。

いつも笑顔で元気なマミですが、「マミさんのような魔法少女になりたい」とまどかが言ったとき、「もう一人じゃない」と嬉しさのあまり泣いてしまうシーンには涙が誘われます。笑顔で元気に戦う女性を演じたら、いま一番輝くのはきっと土屋太鳳だと思います。 

ということで、巴マミは土屋太鳳で決まり。

そして、鹿目まどかの幼馴染みで親友の美樹さやか役は芳根京子。

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控えめでおっとりしたまどかとは対照的に、明るく元気で活発な美樹さやかは、芳根京子演じる「表参道高校合唱部!」のやさしくて勇気があって、困っている子がいれば一生懸命になって戦う香川真琴の姿と瓜二つ! 自然体で明るくてどこか闇もあって、美人なのに地味に見えて、器用に見えて不器用で、しっかりしていそうでヌケている――そんなキャラクターを演じられるのは、芳根京子以外に存在しないのではないでしょうか。

ということで、美樹さやかは芳根京子で決まり。

そして、いつも反逆的で勝ち気の佐倉杏子役には、山本舞香を推したいと思います。

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佐倉杏子は利己的で身勝手な行動が目立ち、いつもほのかやさやかとケンカばかりしていますが、じつは義侠心に厚く情け深いところが致命的な弱さにもなっています。そして、さやかと初対面での限界ギリギリの戦闘シーンには緊張感がほとばしります。山本舞香は小中学時代にずっと空手を習っていたそうですし、平手友梨奈は踊りが得意なのはもちろん、映画『響-HIBIKI-』ではスタントなしで校舎の屋上から飛び降りたくらいの侠気と度胸の持ち主です。この2人の戦闘シーンはきっと見応え十分に違いありません。Wikipediaによると山本舞香の座右の銘は「己を信じよ」、好きな食べ物はモモ、イチジク、ウニ、寿司とのこと。いつも食べることに執着し、己だけを信じて戦う佐倉杏子役にぴったりではありませんか。

ということで、佐倉杏子は山本舞香で決まり。

以上、『魔法少女まどか☆マギカ』実写版の映画化にあたっての妄想キャスティングでした。

『魔法少女まどか☆マギカ』は、その世界観がかなりぶっ飛んでいるので実写化はなかなか難しいと思います。とはいえ、映画『キューティーハニー』みたいなCGゴリゴリのチープなクソ映画にしてほしくはないので、監督は『ダークナイト』のクリストファー・ノーランか、『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロにお願いしたいところです。
 
 


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