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実績も経験もない23歳が大手企業と次々と契約をした方法

こんにちは、成田直人です。

今日は、Twitterでの暖かいリアクションにより(詳細は追伸をご確認ください)コンサルティング経験も実績もない、元販売員フリーターの私が23才で独立をし14年間コンサルタントとして第一線を突っ走ってきた経験をもとに「どうしたら大手企業からオファーが来るのか?」をテーマにnoteにまとめてみることにする。

このnoteをキッカケに大手企業なんか私には・・・とビビり症がなくなりどんどん大手企業にアタックするきっかけになれば何よりも嬉しい。

私は14年目のコンサルタント。これまでにひとり起業家(かっこよく言ったけどいわゆる自営業)でありながら大手企業を中心に250社以上と取引をしてきた。

それもほぼ問い合わせと紹介。自分で営業活動をしたことはほとんどない。

「それはABCマートの実績が日本一だったからでしょ」

うん、それもある。

「PCデポで7ヶ月で1億円売ったからでしょ」

うん、それもある。

でもよく考えてみて欲しい。なぜセールスコンサルタントになるために二社で他人に認められる実績を残してきたのか?

コンサルになりたければすぐに起業する選択肢だってあったのにそれを選択しなかったのは、営業をしなくても仕事の依頼が来る人間になるのが一番の近道だと思っていたから。

実際にそうだった。

実は、ABCマートで日本一のアルバイトになった後、PCデポに入るまでの間に一つのエピソードがある。

21才になり就職活動でいろんな企業をみて回っている時にある企業役員と出会った。(その人は今上場企業の社長になっている)当時飛ぶ鳥落とす勢いで成長していたIT企業の最年少役員として会社を爆速で成長させていた方からこんなアドバイスをもらった。

「成田くん、うちの関連会社から本出したら?」

「えぇぇぇぇぇぇぇぇ???」と一瞬パニックになった。

その後出版社の取締役を紹介していただきとんとん拍子で話が進むと思いきや打ち合わせでぽつりと一言

「まぐれかもしれないなぁ・・・」

と言われた。

たしかに・・・、上がった気持ちは一瞬にして急降下し出版社の取締役の人に対して嫌悪感しかなかった(でも後にこの出版社から本を出すことになる)。

実力不足を痛感したのと、独立した後に同じ理由で仕事を断られる可能性もあるなと考え直した私は、大手の広告代理店を辞退し、PCデポで1億円を売ることを決意して飛び込んだのである。

理由は、自分が全く興味がなかった分野であり1億円を目標にした時に台数が圧倒的だから。本当にそれだけ。

ABCマートの後に1ヶ月ほどGAPにアルバイトで入ったんだけどわりとすぐにファンがついたし、リージョンで表彰もされた。めちゃくちゃ楽しかった。でも、この楽しみに成長は限定的だなと思った私は、PCデポで全然売れなかったからこそ集中して店頭に立とうとGAPを辞めてPCデポ一本にした。

何かを選択する時は難しい方を選択するべき、その方が圧倒的に成長する

PCデポ一本に絞って落ち着いた頃に、出版社の取締役に

「ABCマートは単日で日本一でしたが、PCデポで1年間で1億売ったらどうですか?」

「えぇぇぇぇ?それは絶対に面白い!達成してください」と背中を推してくれた。

やっぱり難しい方を選択してよかったなと心底思えた。

というエピソードからも分かる通り自分がやりたいこと(コンサル・出版)と今のリソースでできるかどうかは相手のリアクションを見ればわかる(日本一はまぐれかもしれない)、ということ。

この人は自分の夢を応援してくれない、のではない。

冷静に批判をしてくれている視点は他の人も同様に思っている可能性が高い。だからこそ、批判を解消する何かを手にすることが重要なのである。

これから紹介する喩え話は先輩講師の大嶋啓介さんから教えてもらった。

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小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社を経営している成田直人です。元ABCマートアルバイト個人売上日本一/PCデポ個人売上7か月で1億円/東久邇宮文化褒章受章/ビジネス書作家/研修講師/コンサルタント