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大江戸線の怪人たち

東京都内を走行している都営大江戸線に一度でも乗車したことのある人ならば分かるだろう。
「小さい」
他の路線の車両と比べてもその差は歴然としている。
そのせいなのかもしれないが、足を投げ出す、ふんぞり返って足を組む、などなど…マナーの悪い輩がやたらと目に付く気がするのだ。
向き合って座っている者同士がそのような行為に及ぶと、もはや通路を人が通ることが困難になってしまう。障害物競走をしているかのように飛び越えろとでも言うのだろうか。
まったく、やっている本人はどういうつもりなのか、一度そんな怪人たちを集めて座談会でも開いてほしい。

「見ろ、オレさまのこの長い脚を!」 
いやいや短い脚が強調されてるだけだから!

「わたくしのこの美しい靴をじっくり拝んでもよくてよ。お~ほほほっ」
せっかくの上等な靴も卑しい品格で台無しだから!

「だって、股関節の筋肉がくっついちゃってるんだからそれを伸ばすために足を組んでいるんだよ」
知らんわっ 家でストレッチでもしてくれ!

ただでさえ小さい車両なのだ。少しでも気持ちよく乗車できるようお互い
気を配れないものかねぇ。

          注:画像は大江戸線のものではないかもしれません。


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