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日記:2021.9.29

朝:レンコンの素焼き
昼:焼肉定食
夜:チラシ寿司、茶碗蒸し

    今日は彼女の最後の出勤日。入社してそこまで経った訳では無いが、現場がキツすぎて精神衛生上の観点から退職した。世の中的には退職はあまり歓迎されるものでは無いと思うが、僕はとてもめでたい事だと考えた。


    もちろん、仕事をやめたら大変になることは分かっているが、辛い思いをしながら働くことを「安定」と呼ぶことに違和感を感じた。社会的な地位を確保することは、自らの生命活動のためであって、かえって辛いと感じるようなら本末転倒だ。

    きっと、「社会に出て働きなさい」という言葉には2つの意味があると思う。1つは自分の家族や友達が社会活動に参加してない事に対する恥を消すため。もう1つは、「自分は苦労してるのにお前ばっかりダラダラしててずるい」という意味だろう。
  「働きなさい」という言葉には、働いた方があなたのためだよという意味があったとしても、それは理由の一端に過ぎず、メインは言う側のエゴに過ぎないと思う。

    自分の人生は自分で決めるもの。他人や社会を気にしすぎることは無い。働かなきゃいけないではなく、働きたいから働くべきだ。


    退職した彼女は、これからの人生、働くことも働かないことも選べるようになった。これは非常に豊かなことだと思う。働きたくなったらまた働けばいい。退職は、素晴らしき人生の幕開けだ。良い人生の始まりを祝して、チラシ寿司を用意した。


    幸せは、誰かと比較して得るものではなく、自分が今に満足していることをいうと思う。仕事から離れて、大変になったとしても、「それでも今に満足してる」と思えれば、それでいいんだと思う。

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