本当に感謝しかない時に感謝しかないと言うことに違和感しかない話

「感謝しかない」という言葉に肩透かしを食らうことが多い。

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例えばスポーツ選手の引退会見で「ここまで自分を支えてくれた妻にはもう感謝しかありません」というのはわかる。もっといろいろ複雑な思いを抱えていることが想像できるから、「~しかない」という表現に深みと説得力がある。
なんなら(そうかそうかいろんな感情を飲み込んだうえで、感謝の一言に昇華されたのだね。その思いを受け取って、それ以上のことには踏み込まないことにするよ。素晴らしい奥様なのだねえ。幸せな現役生活だったのだねえ。)とか思える。

でも、「あ、お土産ありがとうございまーす。もぐもぐ。いやーほんとこんなおいしいお土産買ってきてもらってほんと感謝しかないでっすー」とか言われるとガクッとくる。
(そりゃ感謝だけだろうよ。それは普通にありがとうでいいんじゃないのかよ。)とか思う。

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思うよね?

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