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広告代理店執行役員の42歳。妻一人子供二人。お笑いと高倉健が好き。趣味は読書。スポーツ…

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広告代理店執行役員の42歳。妻一人子供二人。お笑いと高倉健が好き。趣味は読書。スポーツはそんなにしない。しばらくの間、ゴルフが上手いと思っていたんだけど、最近そうでもないことを自覚しつつある。このコロナ禍の生活、映画のなかで生きているようで、少しフワフワしてる。

最近の記事

胃ろうの手技(?)をおそわりに。

ALSの父が通っている神経内科の診療所から、 「息子さんにも胃ろうの手技を把握しておいてほしいから、一度きてほしい」と数日前に連絡をもらった。 電話で話をされたとき、「しゅぎ」という音が「主義」という字と結びついてしまい、 ちょっと理解に時間がかかってしまったが、 やりかたのことを「手技」というらしい。 で、本日行ってきた。 結局、ちょっとした事情で必要な道具が揃えられず、 ただ、パンフレットをもとに口頭で説明を受けた。 理解したつもりではいるが、実際にやってみないと、 理解

    • 父がALSになった。

      忘れもしない2021年8月2日、 飯田橋の逓信病院にて、ALSの可能性が高いと告げられた父。 それから重病の申請、胃ろうの設置の手術、介護ベッド、人工呼吸器の搬入など、 長いような短いような時間を過ごしたこの半年弱。 幸い足元はまだしっかりしていて歩くことはできるが、 上半身、とくに腕の衰えが早く、両腕ともほとんど上げられない状態に。 滑舌も前に比べてだいぶ悪くなっており、聞き取れないことが多々出てきた。 介護は妻である母が、ほぼ一手に担っている感じで、 正直

      • 戦争体験者は越えられなかった。

        緊急事態宣言、解除。 世界的なこの新型コロナウイルスの感染拡大のなかに身を置いて、 「これはすごいことになってきた。映画のような話だ」と感じていた。 あのオリンピックが延期になるなんて、 世界大戦以来のことではないか、と。 戦争体験者である祖父母よりも大変な経験をするのではないか、と。 自分の孫世代が歴史の勉強のネタに、 インタビューをしにくるのではないか、と。 でも、とりあえず、そこまでの経験にならなかった。 やっぱり戦争体験者ってのは、すごい。 越えら

        • どんなことも、いつかは「過去の栄光」

          プロジェクト、売上、出世、受注…。 このテレワークの最中でも、 日々いろいろなものを追い求めて奮闘している人が多いと思う。 自分も、齢四十二。 あと、20年もすれば、仕事人として終盤を迎える頃だろう。 そのとき、振り返ってみて、 大型案件を受注した、 役員になった、 最高益をあげた、 そんなことが、どれほどの意味を持つか。 単なる「過去の栄光」だろう。 栄光に「過去」がつくと、それはもう栄光ではなく、 自慢の火種くらいにしかならない。 むしろ持ってい

        胃ろうの手技(?)をおそわりに。

          変革しないことは良いこと。

          新型コロナウイルス感染拡大は悪いことばかりではなかった。 まず、テレワークという働き方が一気に加速して広まった。 ひとは基本ナマケモノ。 やらざるを得ない、そのままでは命が危ないような状況になって、 やっと皆、重い腰を上げる。 逆に言えば、変革が進まない状況は、安全安心な状況なのだ。 変革しないなあ…と嘆きながら、 そんなときは平和をありがたがらなくてはいけない。 そんなことをふと思った。

          変革しないことは良いこと。

          元ワルなのに立派になって、偉い?

          元ヤンキーが更生して社長になった。 元ヤクザが神父になって人助けしている。 「ザ・ノンフィクション」などで良く紹介される話。 自分は元ヤンキーではない。もちろん元ヤクザでもない。 いたって普通。というか、どちらかというと良い子ちゃんだったほうだ。 なので、この「元ワルなのに、良い人間になって偉い!」という よくある世間の評価に納得がいかなかった。 小さい頃から良い子で、まじめで、まわりの人たちに迷惑もかけず、 大人になっても良いことをしている、 そういう人が

          元ワルなのに立派になって、偉い?

          とくに書くことはない。

          「とくに書くことはない」という書く大切さ。とにかく継続していきたい。以上。

          とくに書くことはない。

          人間らしい生活をせよ、ということ?

          仕事の前に子どもと散歩をし、 ランチは家族とともにする。 仕事が一段落したら、また散歩をし、 家族みんなと晩御飯を食べる。 晩御飯のあと、Netflixで映画をみる。 ゆっくり風呂に入って、明日にならないうちに寝入る。 そんな夢のような生活を、今している。 新型ウイルスは、 「もう少し人間らしい生活をしたら?」という、 メッセージなのではないか? そんなふうに思うときがある。 ただ、一方で、新橋あたりでどんちゃん騒ぎするのも、 人間らしいといえば人間ら

          人間らしい生活をせよ、ということ?

          戻れる日常

          これほど「GW最終日感」のないGW最終日は、人生史上初めて。 「あ~、明日から仕事かあ…」という、 あの「サザエさん症候群・オブ・ザ・イヤー」の感じが恋しい。 憂鬱感が恋しくなることがあるなんて夢にも思わなかった。 だから人生はわからない。 明日から仕事ではあるが、今日と変わらないラフな格好で、 在宅でPCの前に座って、仕事を始めることになる。 コロナ前の日常はもう戻ってこないかもしれない。 一昨年GW明け、2018年5月7日放送の『ZIP!』オープニングで、

          戻れる日常

          こどもの日って、何かあげる日なの?

          子どもから「今日はこどもの日だから、なんかちょうだい」と言われた。 こどもの日って、子どもに何かあげる日なのだろうか? たしかに、母の日は母に、父の日は父に何かプレゼントする。 敬老の日にも、お年寄りに何か贈る。                  でもそれは、普段世話してくれる人へ、恩返しの意味合いが強い。 翻って、普段世話している子どもに、 こどもの日でだからと何かをあげるということは、重複贈与になる。 セグウェイに乗っている人をおんぶするようなもの。 母の

          こどもの日って、何かあげる日なの?

          東日本大震災のときとは違う。

          今日、緊急事態宣言の延長が政府から発表される予定。 東日本大震災から10年も経たずして、 日常生活を脅かす体験を再びするとは…。 震災のときは「寄り添って」とか「手を取り合って」みたいな メッセージが有効だったけど、 今度は、「距離を保って」とか「集まるな」とか、 人が物理的に結束することを阻む、やっかい現象だ。 世界で起こるあらゆる現象は、 未来からのメッセージではないか、と感じることがある。 この新型コロナウイルスの発生は、 いったいどんなメッセージな

          東日本大震災のときとは違う。

          コロナ禍でのワクワク。

          緊急事態宣言からまもなく1ヵ月。 大好きなスターバックスの味もそろそろ忘れてくる頃。 自宅にこもって本を読んだりNetflixで映画をみている。 ただ、平時の作品はどうしても感情移入できず手ごたえがない。 なので、パニックものや非常時ストーリーの作品ばかり選んでしまう。 今、全世界で起こっていることは、映画の題材になるようなことなのだ。 今、われわれは映画のなかで生きている。 そう考えると、不謹慎ではあるが、少しワクワクしてしまう感情もある。 この映画のなかで

          コロナ禍でのワクワク。