ホワイトマウンテニアリングコラボ決定でさらに厳しい…？ユニクロU21AWシーズンを展望

　さてすっかりと定番となったクリストフ・ルメールディレクションによるユニクロのユニクロU。

ただ今季はちょっと厳しいのではないかな…と見ています。

＋Jが来るかどうかはまだ未発表ですが（多分来るでしょう）、ホワイトマウンテニアリングコラボまで決定とあって、ユニクロUは確実に買い控えられるはず。

というわけで注目度は年々下がっていますが、今回は再来週に迫ったユニクロUの展望をちょっとやっていきたいと思っています。

Uniqlo U （ユニクロユー） 2021年秋冬コレクション｜UNIQLO

と、その前に…。

まさに今紹介したいユニクロアイテムを。

すっかり肌寒くなってしまいましたからね…。

月に入ったばかりだと言うのに、すっかり肌寒くなってしまいました…。

8月もだいぶ肌寒い日がありましたが、9月になったらもう夏が完全に終わってしまったかのようです。

まあどうせまた暑くなるのでしょうが、秋モードにスイッチが入ってしまったと思います。

（ただでさえ売れ行きが悪くて、ガッツリ売れ残ってしまっていた春夏物の在庫がさらに悲惨なことになりそう…）

秋口に着る長袖が欲しくなりますが、ファッションが楽しい季節ですから、

欲しい物が多過ぎる…とか、

逆に、新型ウイルス禍で出かける機会が少なくて出費を抑えたいとか…

まあ色々あると思います。

そういう方に是非ともオススメしたいのが、ユニクロの「エクストラファインメリノニットポロシャツ」です。

エクストラファインメリノニットポロシャツ

本当寒いので、私は家の中でもうこれ着ています…。

さて、最近はワイドパンツトレンドの中で、ミリタリーパンツやワークパンツが復権してきています。

ただ太いくらいなら良いのですが、フランス軍「M-47」などいわゆるカーゴパンツなどになってくると、ポケットもありますし、下半身が重くなりがち。

そうなってくると、トップスはとにかく軽くしてバランスを取りたいのですが、候補としてシャツ、バスクシャツ、サーマルカットソー、フットボールTシャツ…などを探していたのです。

そんな中で、いやコレ良いな…となったのが長袖ニットポロ。

ちょうど某ブランドがこの秋長袖のニットポロ出していたのですが、4万円とかするんですよ…。

いやすごく良いのだけれど、流石にそのお値段は出せないな…ということで、ユニクロで代替を…と思ったわけです。

別のブランドが、既存のアイテムの良さに気付かせてくれることってよくあります。

エクストラファインメリノはユニクロの中でもスーピマコットンやデニムと並ぶキラー素材ですからね。

エクストラファインメリノシリーズはメンズだと、Vネックセーター、モックネックセーター、クルーネックセーター、Vネックカーディガンとまあ豊富なラインナップで展開されています。

多過ぎて選べない…ということもあると思うのですが、実はこれらに無くて、ニットポロシャツには有る、というものがあります。

それが「77 PURPLE」というカラー。

その名の通りパープルなのですが、明るくて取り入れづらいパープルではなく、ブラウン、茶色っぽさもある、濃く、落ち着いた色。

かと言って、かつてユニクロUで多用されていた「サツマイモ色」というわけでもなく。

端的にめちゃくちゃ良い色に出ています。

他の色、ネイビーなんかも良いのですが、これは段違いに良いです。

エクストラファインメリノニットが良い、なんてもうめちゃくちゃ有名な話ではあると思うのですが、その中でもさらに良いカラーなので、是非紹介したかったんですよね。

今回は別の記事用にワークパンツと合わせてしまっているのですが、オーソドックスな黒いパンツと合わせるだけでグッと洒落感出ますからね。

デニムとも合うし。

明る過ぎず、適度に暗い色味が取り入れやすいんですよね。

十分レベルの上がっているユニクロだけに、「ユニクロレベルを超えたアイテム」が生まれるとしたら、

それは一つは色だと思っているのですが、これはまさしくそんなアイテム、カラーになっていますよ。

問題はサイズ。

ユニクロのニットは、トレンドに対してサイズ感小さめなので、サイズを上げたほうが良いよ、というのはよく言われること。

じゃあ、どれくらい上げれば良いの？となると思います。

私もカットソー、ユニクロUのクルーネックTシャツなんかは最低Lサイズ、XLサイズまで上げることが多いのですが、ニットに関してはもっと思い切って上げてしまっても良いと思います。

モデル体型だったり、スタイルが良い人ほど、ジャストサイズでもカッコ良く着れるのですが、ニットのように体型を拾いやすい「柔らかい服」というのは、

サイズを上げて身体のラインを拾わないようにしないと、体型的な弱点をさらけ出してしまうんですよね。

あとはどれくらいの太さのパンツと合わせるか？もトップスのサイズ選びには重要です。

ワイドパンツと合わせるなら、サイズはグッと大きめでもバランスが取れます。

一方で、スキニーなど細身パンツを合わせたいのであれば、あまりサイズを大きくし過ぎると、上半身が突出して、ちょっとレディースっぽいスタイルになりますし（そこを目指すのであれば構わないのですが）。

私は元々太めのワークパンツと合わせる目的だったので、思い切って3XLまで上げています。

ソデの生地の余りはリブで止まるので、「萌え袖」にはなりづらいですし、これくらいの溜まり感はかえって今っぽいかなと思います。

ビッグシルエットトレンドで、サイズ上げが推奨される中で

「どこまでサイズアップすれば良いのか？」

「どこまでサイズを上げてもOKなのか？」

という質問はよく聞かれるのですが、抽象的には「清潔感を失わないギリギリ手前」ということになります。

サイズは上げすぎると急に生々しさが出て、清潔感を失うことがあるのです。

あまりに萌え袖になってしまったりとか、溜まった生地が余り過ぎてソデがアコーディオンのようになってしまったりとか、着丈が長過ぎて腰が完全に隠れてしまったりなど…。

また一概には言いづらいのですが、年齢を重ねてくるほど、ルーズ過ぎるスタイルは似合いづらく、若い子ほどルーズスタイルが許容されるといった空気はあるかなと思います。

個々人のキャラクターや年齢もあるので、バシッと何センチ何キロならサイズいくつ、などとは言えないのですが、洒落感と清潔感の無さは紙一重ですから、その見極めが大事ですね。

ちなみにボタンを開けると一気にだらしなく見えがちですが、実はボタンを全部閉めても中にTシャツを着ると見えてしまうくらい余裕があるので、ボタンを閉めても苦しくないですよ。

ちなみにこのニットポロ、実はオンライン限定のアイテム。

実店舗に行っても実物を見ることが出来ません。

サイズに関しては実店舗で取り扱いのあるVネックセーターあたりと全く同じなので、実店舗でサイズ感を確かめることも出来なくはないのですが、これらも実店舗にはXLまでしかサイズの取り扱いが無いのがなんとも微妙なところ…。

ただこの「77 PURPLE」、本当に良い色なので、是非試して欲しいですね。

こんなご時世になってしまって、ますます洋服に求められるハードルって上がっていると思います。

外に着ていく服は、もうそんなに必要ではないから。

それはユニクロでも例外ではなく、本当に良い物でなければ納得してもらえない、そういうムードにしばらくはなると思うのですが、これは自信を持ってオススメしたいですね。