見出し画像

夏の涼しいパンツ特集!傑作アイテムから、この夏随一のコスパモデルまで!上半期最強コストパーフォーマンスなワイドパンツも発表!

 さて今月もまだまだ終わりません!今月末は特集を2連発!

まず第一弾は「夏のパンツ」特集です。

夏のパンツって言ってもハーフパンツではありません、涼しい素材を使った、それでいてシルエットや素材に優れた傑作が揃いました。


 今月より定期購読マガジンをリニューアルしました。

速報などの【ミニコラム】と、本格的に1つのテーマに絞って掘り下げる【特集】とに分けて、定期購読マガジンを構成していく予定です。

皆様に1月を通して楽しんで頂けるように更新してまいります。


今回は【特集】になります。

…とその前に、上半期最強のコストパーフォーマンスを誇ったアイテムの振り返りもあります。


発表!上半期最強コストパーフォーマンスなワイドパンツ!


 早いもので、もうすぐ6月も終わり。

今年は新型ウイルス禍の影響が大きすぎた上半期でした。

先日、とあるアパレルメーカーの「2020年、失われた時間は取り戻せると信じています」というようなキャッチコピーを目にしたのです。

しかし泣いても笑っても、失われた時間というのは取り戻せないものです。

ただ心意気というかね、その気持ちはよく分かる…。


まだ生きてさえいれば何とかなる、そう信じたいものですね。

さて何だかんだ今年も皆さんのご支援もあり、上半期たくさんのアイテムを紹介してきました。

どれも思い入れのあるアイテム達ですが、最もコストパーフォーマンスに優れたパンツ…ということで真っ先に浮かぶアイテムがコレです。


セレクトショップADAM ET ROPE'(アダム・エ・ロペ)の「【Carreman】ワイドスラックス」。


画像5

【Carreman】ワイドスラックス


近年はすっかりとトップスが大型化。

ビッグシルエット、とまではいかないまでもかなりゆったりとしたシルエットのものが多くなってきました。

これにスキニーパンツなど細身過ぎるパンツを合わせてしまうと、よほどスタイルの良い人以外どうしても上半身優位で、全身レベルで見るとスタイルが悪く見るバランスになりがち。


そこで、下半身も上半身に対抗してボリュームをアップさせると、全身のバランスは良くなるのですが、それでもワイドパンツには抵抗がある人も多いハズ。

そんな人もオススメしたいのがこのアイテムなんです。


名前に冠されているCarreman(キャリーマン)は、フランスのテキスタイルメーカー。

アダム・エ・ロペは、オリジナルラインでもnikke(ニッケ)やNORITAKE(ノリタケ)など他のセレクトショップオリジナルがまだ積極的には打ち出していない素材メーカーの名前を押し出してブランディングを図っています。

キャリーマンもその1つですが、これらの名前が冠されたアイテムは特に「当たり」の率が高くて、とにかくアイテム数の割には当たり率が低いセレクトショップのオリジナルアイテム郡の中では狙い所となります。


キャリーマンのこのワイドスラックスは、値段こそ定価1万円ほどとお手頃ですが、ワイドパンツとしてはかなりの優れもの。


IMG_2279-5 - コピー


裾幅は約22cm(Sサイズ)と、穿きこなしやすいワイドパンツのほぼ限界値と言える太さ。

ウエストやヒップ、わたり(太ももの一番太い部分)など各部のバランスをワイドパンツに見えるように、それでいて「やり過ぎないギリギリ」の値に抑えているので、「しっかりとワイドパンツに見えながら、それでいて穿きやすい」を実現しているんですね。


IMG_2294 - コピー


テーパードもこのワイド感を阻害しないように、緩やかにかけています。


あとはやっぱりキャリーマンのこの生地でしょう。

シルエットを形作る力に優れながら、かと言ってあまりにも固くハリ感が有り過ぎない、適度に柔らかさ、ドレープ感も出してくれるこの生地が、このシルエットを実現してくれています。

例え同じパターンでも、ハリ感の強すぎるコットン生地や、トロトロとシルエットが崩れていってしまうような化繊生地だとこうはいかなかったでしょう。


この程よい、それでいてしっかりと見た目はワイドパンツ、っていうバランスは上位のブランドでもなかなか実現出来ていません。

だからワイドパンツって皆「難しい…」という感想になってしまうと思うのですが、これはワイドパンツを穿きこなす自信が今までなかった人にも穿いてもらいたいですね。



画像49



新型ウイルス禍で実店舗のほとんどが休業したことで販売経路を失い、上半期は多くのセレクトショップオリジナル品が早々に「投げ売り」される事態になりましたが、これは10~15%ほどの抑えめの割引率に留まり、素材メーカーを冠したシリーズだけは守りたいという思惑と自信を感じさせました。


画像50


上半期、やっぱりこれがコストパーフォーマンスではナンバーワンのパンツと言えると思います。


IMG_2847 - コピー


このキャリーマンの生地感、温かみのあるウールを再現したような生地感なので、どちらかと言うと秋っぽい質感になっており、真夏に使うのには適さないものになっていると思います。

秋を見据えてゲットするのもアリですが、夏向けのパンツが欲しい…ということであれば今回の特集で紹介しています。


今回もかなりコストパーフォーマンスに優れたアイテムがありますよ。

ここから先は

12,876字 / 49画像
随時更新。その月に配信される有料記事はもちろん、過去の多数のマガジン収録記事が読めます。最低限の更新(週1本程度)は保証しますし、本数にはこだわらず情報と考えを必要な時に必要なだけ供給することを心がけます。 絶対損はさせません。

随時更新。その月に配信される有料記事はもちろん、過去の多数のマガジン収録記事が読めます。最低限の更新(週1本程度)は保証しますし、本数には…

サポートも毎回大変ありがたいのですが、「スキ」を押して頂けることや、シェアして頂くこと、またコメントを頂けること等、そうした皆さんの反応がとてもとてもとても励みになります! もっともっと精進してコンテンツを充実・発展させていきたいと思います。 応援よろしくお願いいたします!