無印良品のMUJI Labo（ムジラボ）2020SSスタート！まさに少数精鋭の春夏第一弾を徹底解説！

 

　2019年年末のサイト更新がなかなか上手く行かずに、2020年1月17日現在もネットストアの閉鎖が続いていた無印良品。

 1月18日より無事再開されましたが、まだちょっと不安定かつかなり速度が遅い…。

再開出来なかった理由が、表示スピードの遅さだったそうなのですが、果たしてどうなるか…。

そんな中でも、MUJI Labo（ムジラボ）2020SSシーズンが1月15日より既に店頭でスタートしています。

昨年2019年のシーズンスタートが1月16日の水曜日だったので、今週あたり来るんじゃないかな…？と思っていたのですが、本当に来ましたね。

いや、スタート日くらい教えて、お願いだから…。

 

ムジラボ公式サイトも17日にようやく更新され2020SSバージョンへ。

 

MUJI Labo(2023春夏)

https://www.muji.com/jp/mujilabo/

 2月以降については、発売日が明記されました。

 ただこれも昨年は突然早まったりしていたので、確定ではないんですけどね…。

さてムジラボのことをあまりよく知らない人にムジラボを一言で説明すると、無印良品の実験的かつ実質的な上位ラインのことです。

 
2017年に大幅にリニューアルされ、毎シーズン独自の進化を続けています。

 

ファッション系インフルエンサーにとっても格好のトピックスとあって、大々的に拡散されるユニクロUに対して、いつも「こっそり」と、始まっているのかどうかすらよく分からない、地味なMUJI Labo(ムジラボ)。

それでもユニクロにも、ユニクロUにも、そして無印良品自身にも作れないアイテムを作り続けています。

 

今季も要注目の存在ですが、2020SSのお披露目は一体どんなものだったのでしょうか？

 
noteではブログ版と同じくアイテム紹介に加えて、オススメ度の表示や着こなしのワンポイントアドバイス、コーディネート例などを追加し、徹底解説していきますよ！ 

 

※ムジラボは都内の大規模店舗や、各都市中心部の店舗限定での展開になります。取扱店については、公式ページに今の所掲載されておりません。
掲載され次第、こちらにもリンクを貼りたいと思います。 

  

 

アウター類
　

 

撥水スタンドカラーコート
 

　ムジラボは、昨年2019年より月ごとのアイテムの「テーマ制」を導入。

 ムジラボ2020SS第一弾のテーマは「コート」です。

 

 撥水スタンドカラーコート

いわば今回の目玉ですね。  

ナイロン100％のスタンドカラーコート。 

バリッというハリ感のある生地に撥水加工が施されています。

裏地が無いことも大きいのですが、羽織ってまず「軽い！」となるはず。

カーキ表記ですが、あまり黄色みはなく、淡いオリーブといった色味。

光の当たり具合とか時間帯にもよるのですが、この写真が 一番現物に近いかな？

グレーっぽさもある優しいオリーブで、素材も相まって軍モノ的、ミリタリー的なハードさが無くてこの手のコートに使うオリーブとしてはかなりベストに近いですね。

もう１色の黒も、ツヤ感が無く、光の当たり方によってはネイビーにも見えるような色味で、黒のミリタリーロングコートにありがちな重苦しさがありません。

着丈がS-Mサイズで95cmほど(エリは含まず)と、ロング丈ではあるものの、100cmを超える着丈も多い最近ではそこまで長過ぎるわけではないですね。　

 

ドロップショルダーに太いアームと、最近のトレンドを反映させた非常にドメスティックブランドっぽいアイテム。

ATTACHMENTとかを思い出しますね。

 

肩への乗せ具合が難しく、ちょっと固いシルエットにはなるのですが、肩の落ち具合はまずまずです。

正直そんなに肩周りのパターンが良いわけでは無いと思うんですが、生地に厚みが無いので、上手く落ちてくれるんですよね。

ユニクロUのブロックテックコートなんかと比べると、性能差はかなりあります。

無効は何と言っても透湿防水ですから。

こっちは裏地も無いですし、機能性など「質」的な部分よりもデザインに振ったアイテムですね。

値段で実現出来る機能性でいくと、おそらく敵わないですから、良い方向性だと思うんです。

羽織った時に「おぉ、結構良いじゃん！？」ってなりますから。

 

しかも見た目に直結するようなディテールはしっかりとこだわってあるんですよね。

この値段でダブルジップだったり。 

ユニクロや無印良品のコートとしては珍しいです。

ジップアウターには是非欲しいディテールですから、これは嬉しいですね。

ドロップショルダーで肩周りに注目が集まるので、肩と袖は縫い目が見えないようになっていたり（ブルゾンの方はこうなっていません）。

ポケットに手を突っ込んだときに見えやすい部分もしっかり作り込まれていたり。

 

 

そして肝心要のディテールであるスタンドカラーも、生地のハリ感で前を開けてもヘナっとよれたりしないのが◎。

とにかく出来る限り見た目にこだわっています。

裏地がないので、勢いよく袖を通すと静電気ビリビリになるのでご注意を。

 

無印で定価約18000円のコートって言われると、抵抗がある人が多いと思うのですが（私もそうです）、これはかなり良いですね。

ムジラボのコートでも、歴代最高じゃないかな？

語弊が無いように言うと、いわゆるモノが良い、というわけではないです。

生地が値段の割に高級感があって凄く良いとか、機能性に優れているとか、そういう付加価値は無いんですが、

羽織った時の面構えが凄く良い。

ムジラボのコートって、セールになっちゃうのが通例なので、そこ踏まえるとなかなか難しいところはあるのですが、定価でも十分買う価値はあるかなと思いますよ。

重量的にも、見た目的にもとにかく軽いコートなので、気負い無く羽織れるのが良いですね。

黒もほぼネイビーみたいなものなので、重くなりません。

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182795189

それでいてシャープな質感が出るので、こちらもオススメです。