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新潟でブランディングプロデューサーとして独立した理由

卒業シーズンだからというわけではありませんが、今回は私がなぜ新潟で独立したのか、なぜフリーランスなのか、なぜブランディングプロデューサーなのかをご紹介したいと思います。

この記事をまとめると

独立した理由は3つ
 ①時代の流れを考えたら、これからは会社員じゃないと思った
 ②新潟ではプロデューサーが足りないし、必要だと思った
 ③結局は後悔しない人生送りたいじゃん?

こんな人に読んで欲しい

・新潟で働いていて、このままでいいのかなぁと悩んでいるあなた
・将来に不安を持っている学生のあなた
・亀山友貴に興味あるあなた

独立の理由①:今、日本で求められている人を考えてみたから

「終身雇用は難しい」

トヨタ自動車の豊田社長が昨年10月にコメントして話題になりました。会社に利益をもたらしてくれない50代の社員を雇い続けるのがしんどいということのようですが、当たり前といえば当たり前のこと。これだけ、速いスピードで社会は変化しているのだから、今求められる人材は間違いなく、変化に柔軟に対応できる人。

そうなると、これまでの経験や知識、過去の栄光はむしろ邪魔になることもあります。

さらに、AIの波がやってきます。人間にしかできない仕事をし続けられない人はAIに仕事を奪われてしまう。

つまり、「今、自分に求められていることはなにか」「今後も求められる人材でいるためには何が必要か」をいつも考えて、行動を起こせないと暮らしていけないということですね。

いつ会社がなくなるかわからない、いつ解雇されるかわからない、ということです。

そう考えた時に、会社から与えられ続けて30代を過ごすのと、恥をかいて、汗をかいて、涙を流してでも、歯を食いしばって自分で仕事を創り出す30代を送ったほうが自分や家族のためになると思いました。

もちろん、会社員として生き残る道もあると思います。ただ、自分の性格的に自分を追い込まないとやらないんですよね。夏休みの宿題もテスト勉強も、ギリギリにならないとやらないタチなので。

そんなふうに考えて、私は独立を決意しました。

私は大学を卒業して、新卒で入った会社の1年目で、「将来的には独立しよう」と決めていました。ただ、その当時の自分は、一人でやっていける武器があまりにも少なすぎたので、学べることはすべて学び取って、上司に「辞めないでくれ」と言われるぐらいの存在になってから辞めようと考えていました。

独立の理由②:新潟にはプロデューサーが必要なのに足りてないと感じたから

独立を決意した私ですが、自分には何もスキルが無かったので、自分で食っていけるスキルを身に着けようと思い、まずはブログアフィリエイトをはじめました。ブログを書いて、そこにGoogle AdSenseの広告を貼るやつです。

小遣い程度は稼げるようになった頃、いつものようにカフェでブログを書いていると、見知らぬ男性から声をかけられました。

「パソコンの画面見ちゃいました」

その時、私はWordPressでブログを書いていたのですが、2014年頃はWordPressの管理画面を開いている人は新潟では珍しかったらしいです。結果的に、その方の会社に誘っていただきました。

「Webの知識とか経験を積めるなら独立後に役に立つな・・」そんなふうに思って転職することに。

そして、約2年間、会社員シーズン2を経験しました。1社目とは全く違う学びを得られました。非常に刺激的な時間でした。

新潟の企業2社で働いてみて感じたことは、2つ。

「新潟には困ってる経営者いっぱいいるんだなぁ」

「困っている経営者を本当の意味で助けられてる人って少ないなぁ」

売上を上げたい、新商品をつくりたい、販路を広げたい、優秀な人材を採用したい、社員がすぐに辞めちゃう、社員が言うことを聞いてくれない、大手に太刀打ちできない、などなど。悩みを抱えている経営者は多くいます。

そして、その悩みを相談する相手は、付き合いのある税理士や会計士、経営コンサルタント、商工会議所、代理店、Web制作会社、印刷会社、デザイン会社、昔からの友達、どこからかやってきたなんでもやりますおじさん。

そういった人たちに助けを求めることは決して悪いことではないと思いますが、「そのサイトに100万!?」「その社是って古くない?」「商品パッケージデザインが全然その会社らしくない・・」など、本当の意味でその会社の課題解決になっていないケースが多く見られました。

でも、それもそのはずなんですよね。デザイン会社はデザインをつくることが仕事、印刷会社はパッケージや名刺を印刷することが仕事、税理士はお金のアドバイスをするのが仕事、コンサル会社も悪いところを普通に戻すことが仕事だから。

つまり、新潟にもプロフェッショナルはいっぱいいるけど、そのプロフェッショナルとの付き合い方に、もったいないことが多い。

例えば、あなたがカフェをオープンするとして、やりとりするプロフェッショナルがめちゃくちゃ多いことに気づくはず。

物件→不動産屋
機械→機械メーカーもしくは中古販売業者
看板→看板屋
内装→内装屋
ロゴ→デザイン会社
サイト→Web制作会社
ショップカード・チラシ→印刷会社、デザイン会社
告知→ホットペッパー、フリーペーパー、雑誌、テレビ

これらのプロフェッショナルに、それぞれ「かわいいお店にしたいんです」と言ったところで、伝わり方はバラバラ。

きっと、すべてのトーンを揃えるのは難しいはず。

ではどうするか。

そこで私が出した答えが、「プロデューサー」というポジション。どんなふうにかわいいお店にしたいのかを、それぞれのプロフェッショナルに正確に伝えられる存在です。

つまり、あなたとプロフェッショナルの間に入って、通訳をやるわけです。

商売をしていく上で、ファンをつくることは欠かせません。そのファンをつくり、増やしていくことがブランディングです。

したがって、「あなたと一緒にファンをつくる人」=「ブランディングプロデューサー」です。

いい商品やサービスを作れば売れる時代は終わりました。これだけ、情報が溢れている時代なので、どこのカフェに行ってもおいしいのコーヒーは飲めます。そのうえで、あなたのカフェに来てくれるファンを作らないと生き残ってはいけません。

そのために必要なのは、デザイナーや印刷会社や税理士の前に、一緒に悩んでくれるプロデューサーだと思います。

そして、そのプロデューサーは会社員じゃないほうが良いと思いました。なぜなら、会社員だと必ず数年単位で異動があり、あなたのもとからいなくなってしまいます。したがって、会社員の場合は、パートナーではなく、担当者にという関わり方になり、ブランドを育てていく上では、非常にもったいないんです。

プロデューサーには、あなたが生き残るために何が必要なのかを必死考える想像力と、それを形にする創造力の2つの力が必要です。会社員だと、どうしても会社として推している商品を売ったり、紹介したいデザイナーを紹介できなかったりします。

その意味でも、やはり新潟でがんばっているあなたの未来を本当に考えてくれるのは、自分で舵を取れるフリーランスのプロデューサーだと考えています。

だからこそ、私はリスクを取ってでも独立をして、「この人のためならハゲるまで一緒に悩みたい」と思える人と仕事をしています。

独立の理由③:自分が死ぬ時にどう思うかを考えてみたから

私が独立した最後の理由は、後悔しない生き方をしたかったから。実際にはこの理由が一番大きですね。

将来を考えた時に、「自分の子供にはかっこいい姿を見せたい。」それこそが独立した一番の理由です。

「仕事なんだから・・・」
「会社がそう言っているんだから・・・」
「付き合いなんだから・・・」

そんな言葉を自分の子供達に言いたくないなと思いました。同時に、自信を持って、自分の仕事について話ができるような大人になりたいとも。

だからこそ、独立してしまえば会社のせいには出来ないし、全部自分の責任にすることができます。会社の看板があったから仕事が出来ているのではなく、自分が考えて行動したから仕事できていると、ハッキリ言えます。

そんなお父さんがかっこいいなぁと思って、思い切って「えいっ!」と独立しちゃいました。最初は大変でしたし、今も安定しているとは言えませんが、楽しく出来ています。

決してあなたに独立を勧めているわけではありません。ただ、人生100年時代とも言われている現代で、今後の人生を自分らしく生きるためには、何が必要なのか考えるきっかけになれば嬉しいです。

聞きたいことがあればお気軽にご連絡ください。

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まとめ

なぜ私が新潟でブランディングプロデューサーとして独立したのか。

①新潟には困っている経営者と、それを解決できるプロフェッショナルがいるのに、上手く噛み合っていないから、まとめ役としてのプロデューサーが必要

②今、生き残るためにはブランディング(ファンを作ること)が必要不可欠

③会社員だと異動があり、パートナーとしてプロデューサーは務まらない

以上の理由で、私はフリーランとしてあなたに寄り添って、一緒にとことん考えて、一緒にブランディングを行っていくプロデューサーになったわけです。

「ブランディング」も「プロデューサー」も、意味がわかりずらい言葉ですが、「あなたと一緒にファンをつくる人」=「ブランディングプロデューサー」とおぼえていただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Narashika(ナラシカ)
亀山友貴

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