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新潟の企業がブランディングしなきゃヤバい理由 【増収増益したいじゃん編】

最近はブランディングという言葉を聞く機会も増えました。ですが、商品のパッケージを今っぽくデザインし直しただけだったり、かっこいいWebサイトを作っただけだったりすることが非常に多いと感じてます。

でも、これからの時代に、ブランディングは絶対に必要です。ご多分に漏れず、新潟の企業にもブランディングし続けないければ生き残れないと私は考えています。

そこで、そもそもブランディングとはなんなのか、をまずご紹介します。そして、なぜ新潟の企業にとってブランディングが必要なのかを、売上の観点からご説明しようと思います。

そもそもブランディングって何?

「ブランディング」という言葉の意味を説明できますか?

ググれば難しい言葉でいろいろと説明されているのに気づくはず。

一応、世界的には、アメリカン・マーケティング協会(American Marketing Association)がブランドについて定義している言葉が基準になっています。

「ブランドとは、商品やサービスを競合他社から明確に区別し、識別させるためのもの。名称、言葉、デザイン、シンボル、その他の特徴である。」

つまり、ブランドとは、自社と他社を識別するもの。そして、それを作ることがブランディングであるということ。

商品名やサービスのネーミング、ロゴマーク、キャッチコピー、パッケージデザイン、Webサイトを作るということですね。

正直私は、この定義の仕方があまり良いとは思っていません。

なぜなら、なぜネーミングが必要なのか、なぜロゴマークが必要なのかを理科せずに、"なんとなくそれっぽいもの"を量産しちゃっているから。

つまり、本来手段であるはずのデザインを作ることやキャッチコピーを作ることが、目的になってしまうということですね。

では、本来の目的とは何か?

それは、売上を上げたい、市場シェアを増やしたい、いい人材を採用したい、離職率を下げたい、新商品開発したい、新規事業を立ち上げたい、、、といった経営課題をクリアするためです。

そして、その課題をクリアするためには「ファン」が必要です。

商品を買ってもらうためには、お客さんにファンになってもらう。

離職率を下げるためには、社員にファンになってもらう。

いい人材を採用するためには、学生にファンになってもらう。

と、いった具合に、経営課題はファンがいればクリアできます。逆にファンがいないのにクリアできるわけはありません。

まとめると、「ブランドとはファンがいる存在」であり、「ブランディングはファンづくり」なんです。

ルイ・ヴィトンも、エルメスも、ユニクロも、しまむらも、それぞれファンがいますよね。決して「ブランド=高級ブランド」ではなく、そこにファンがいれば立派なブランドなわけです。

そこで、本題に戻ります。

ではなぜ、新潟の企業がブランディングするメリットがあるのかを一緒に考えてみましょう!

今回は、増収増益したいじゃん編!

「ブランディングで増収増益目指そうぜ!」ということ。

売上を上げるということを因数分解してみた

今、新潟の企業にはブランディングが必要不可欠です!

なぜなら「収支改善できる」から。

つまり、「増収増益できる」ってこと。

きっとどの会社も、存続するために増収増益を目指していますよね。もちろん、場合によっては、「今季は利益を出さずに・・・」なんていう節税対策をする場合もあるようですが、基本的には儲けたいわけです。

では、儲けるためにはどうするか。あなたが売っている商品やサービスを、買い続けてもらえば解決できますよね?そこで、売上を上げるということを因数分解してみました。

売上=商品単価 × 販売数量 × 購入頻度

こんなイメージで考えてみてはいかがでしょうか?

売上に影響してくるのは、商品単価と販売数量と購入頻度です。単価が上げれば売上は増えますし、数量が増えれば売上も増えますし、月に1回だったのが週1回のペースで買ってくれるようになれば売上は増加しますよね。

つまり、この3つのどれかを上げないと売上は上がらないということです。

販売単価を上げてみよう!

で、ココで考えなければいけないのは、安値競争で勝てるのは1社だけであり、それはほとんど大手企業であること。

ユニクロよりも質が高くて安いフリース作れますか?セブイレブンよりも質が高くて、販売店舗が多くて、安いコーヒー売れますか?

なので、私達が売上を上げる、増収増益させるためには、大手よりも高い価格手で売らなければいけないワケです。

販売数量を増やそう!

また、販売数量はどうでしょうか?日本国内で見れば人口は減り続けています。新潟県も年間約2万人ペースで減少しています。(ヤバない?)

確実にお客さんの数は減っているわけです。そんな状況の中で、新しく買ってくれるお客さんを見つけ出すのって、正直しんどい。

「売上が落ちているのは根性が足りないからだ!」と、営業マンに怒鳴り散らしたところで、どんどん小さくなる市場の中で、ライバル会社と奪い合いになっているのだから、根性とかじゃないんですよね。

それに、お客さんの好みがめちゃくちゃ細かく、幅広くなっているので、油断するとお客さんはすぐに離れてしまいます。

購入頻度を上げよう!

関連して、購入頻度についても考えてみましょう。商品によって購入頻度はことなるので、「もっと早いペースで買ってもらうなんてムリ!」という場合もあると思います。

であれば、リピート率を上げるという考え方をしてみましょう。毎回、新しいお客さんを見つけることは、人口減少や志向の多様化&細分化でほぼ無理ゲーです。ならば、一度買ってくれたお客さんがずっと使い続けてくれるようにならないとダメ。

つまり、ながーくあなたの商品を買い続けてくれるファンを作らないといけないとうことです。

結果、新潟の企業が生き残るには・・・

まとめに入ります。

増収増益を目指すなら、販売単価、販売数量、購入頻度のどれかを上げないといけない。

安売りしても大手には勝てない、市場が小さくなっているから数量を伸ばすこともしんどい、購入頻度は上げられない。

したがって、「販売数量が少なくても、単価を高くして、リピート率を上げないと生き残っていけない。」というワケです。

もうわかりましたよね?

そこで必要なのは"ファン"の存在。

他の会社より値段が高くても、あなたの商品を買い続けてくれるファンがいる。

それこそが目指すべき方向。

前半で説明したとおり、「ブランド=ファンがいる存在」であり、「ブランディング=ファンづくり」です。

今回は、新潟の企業にとってブランディングのメリットをまとめましたが、お気づきの通り、ブランディングはやったほうが良いのではなく、やらないとダメなんです。

この記事を読んでくださったあなたが、ブランディングの必要性に気づいて、行動を起こし、新潟に面白い会社が一つでも増えることを期待しています。

もし、この記事のことやブランディングに関することで、聴いてみたいことがあれば、お気軽に↓のリンクからメッセージをください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

Narashika(ナラシカ)
亀山友貴

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