デザイン費を削減する前に考えたいこと
朝のウォーキングを始めるようになってから、晴れる日が多くなった気がしている自称・晴れ男の亀山です。
実際に、仕事も遊びも出かけるときは晴れの日ばっかりです。ラッキーな男にうれんでくれた両親に感謝。
さて、今回はデザインのお話。
ありがたいことに、「ロゴマーク作りたい」ですとか「チラシを作りたい」というご依頼を多くいただきます。
また、「予算が5万円しかなくて・・・」「相見積もりにさせてください」「今売上が厳しいからもっと安いところにお願いするよ」という言葉も多く聞きます。
そんな時、「ん?」と思うわけです私なんかは。
その中身をご紹介します。
なぜデザインするのか
そもそも、なぜ、お金をかけてデザインするのでしょうか?
それは一言で言うなら「課題解決したいから」だと思います。
例えば、会社のロゴマークをリニューアルする場合は、今までとは違うゴールに向かって突き進むために、社員やお客さんに新しいブランドイメージを持ってもらいたいという課題を解決するためにロゴマークをデザインするわけです。イベントのチラシを作る場合、そのイベントにお客さんを呼びたいという課題を解決するためにチラシをデザインするわけです。
なので、ロゴマークをデザインしたり、チラシをデザインしたりすることは、今までとは違う良い変化をつくることが目的です。
言い換えれば、今の現状に満足していないからこそ、理想に近づくためにデザインをするわけです。
デザインはコストではなく、投資
デザインの目的は、課題を解決するため、ということはなんとなく、共感いただけましたか?
では、デザインは単なる経費としてコストと捉えるのでなく、未来のための投資と捉えるべきではないでしょうか?
デザインすることで、認知が増える、集客が増える、売上が増える、社員のモチベーションが上がる、ファンが増える。
デザインは間違いなく可能性を広げる力を持っています。
「とはいえ安いほうがいいじゃん。」
「売れるかはわかんないものに金払えないよ」
お気持ちはすごいわかります。
私亀山が一番伝えたいのは、デザインをつくる人が本当にあなたに寄り添ってくれているかどうかを見極めて欲しいということ。
正直言って、デザイン費はデザイナーの言い値のような部分があります。だから、人によって金額にかなりのひらきがあります。だからといって、安い方にすぐになびくのではなく、そのデザイナーさんがあなたのためにどんな準備をして、リサーチをして、いい結果を出すためにどこまで真剣に考えてくれるかを見てほしいです。
安さだけを求めたら、クラウドワークスとかを使えば数千円ぐらいでつくってくれる人もいます。
ですが、デザインはあくまで課題を解決することが目的です。デザインすること自体が目的になってはいけません。
チラシをつくることでどんないい結果を出したいのか、ロゴマークをなぜつくるのか、そいういったところを含めて一緒に考えてくれるデザイナーさんを選び、投資としてデザイン料を払ってください。
もちろんその金額に見合った結果が得られるかどうかはやってみなければわかりません。それはどんなビジネスも一緒ですよね。
「これをやれば間違いなく儲かる!」というビジネスはありません。(そういう売り文句には気をつけて!)
どんなビジネスも試行錯誤です。試して修正して、また試す。きっと日本経済をさせてきてくれた大先輩たちも、リスクを取ってきました。
リクスを冒さないで、売上だけを求めるっていうのは少し虫がよすぎると思います。
なので、いっぱい考えて、悩んで、試して、改善して、また試す。この作業をずっと続けていかなければいけません。デザイナーはあなたと一緒にチャレンジするパートナーです。
安さだけで選ぶのではなく、デザイナーがどんな人なのか、をしっかり見極められる人が一人でも増えたら、もっともっと新潟は面白くなるはずです。
きっとこれからの時代をつくっていく子どもたちも誇りに思ってくれるはず!
まとめ
今日のまとめです。
・デザインの目的は課題解決
・デザインは単なる経費(コスト)ではなく投資
・間違いなく儲かるビジネスは無いのだから、一緒にチャレンジしてくれるパートナーとして、信頼できるデザイナーと出会ってほしい
デザイナーを選ぶ時に、いいデザイナーかを判断するのは非常に難しいです。
ただ、一つ言えることは「どれだけあなたに寄り添ってくれるか」。
機械的なやりとりでデザインが上がってくるようなデザイナーさんはできるだけ避けたほうがいいと思います。
安いだけ、どこかでみたような形や色、想いが詰まってない、そんなデザインが少しでも減ることを祈ってます。
それでは!
ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴
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