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視覚障害者の私がkindleを書くときの工夫

博士論文を出版しようと思っていろいろと調べていたら出会ったのがkindle出版。
こんなに手軽でかつ安価に読み手に届けられる仕組みがあるなんて、博士課程時代になかなか博士論文を読むことができなかった私からすると感激!

後輩たちが私の博論を読みたいと思ったときに、アクセスしやすい方法で残したいと思い、kindleに。もちろん、読み放題対象作品に設定。

それがこれ。

10年かけて取り組んだ研究の集大成をこうやってシェアできることはとてもうれしい。

このkindleとの出会いがあって、いろいろなプロジェクトを言語化して記録に残す活動が私のライフワークに。

ただ、画面をほとんどみないで文章を書いている私。
誤字脱字などは、見える人に確認してもらっている。

全体の文章を確認したいとき、ワードから本文をコピーしてメール本文に張り付ける。1万文字ぐらいなら、10分もかからずに音声で確認できる。
目で読んでいる人より早いかも。

音声で聞いていると、特に、「脱字」にはよく気づく。
誤字は同音異義語のときもあるので音声チェックだとわからないことも多い。

こうして、ながーい文章のチェックも私にとってはそれほど負担ではないのだ。

kindle作家になる視覚障害者がどんどん増えてくれるといいなーと。

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