≪5/8更新≫ 「リンゴはどこ？」~BBB 図書情報館web展示~
今回ご紹介する3冊の小説には、それぞれリンゴが登場します。ではどこに、どのように使われているのでしょうか。日本語の表記ひとつを取っても、「りんご」「リンゴ」「林檎」「苹果」「アップル」と様々なバリエーションがあります。謎探しのつもりで、ぜひ読んでみてください。でも全部とても面白い作品なので、気付かずに最後まで読んでしまうかもしれません。
ジョン・グリーン作 ; 金原瑞人訳 出版者：岩波書店
宮沢賢治原作 ; 清川あさみ絵 出版社：リトルモア
カフカ著 ; 丘沢静也訳 出版者 : 光文社
#連想してみた
タイトルに「リンゴ」が入っている本
リンゴがこっそり登場する本、音楽
リンゴを使った料理、リンゴマークと言えば……などなど
「リンゴ」から連想したもの、集めてみました！
リンゴと何の関係があるのか、全部分かりますか？
3つほど解説したいと思います！
アルマトイ？
カザフスタン南東部の都市の名前で、「Алматы」と書きます。
アルマティ、アルマトゥイとも読み、「リンゴの里」という意味だそう。
後桜町天皇(上皇)？
天明7年(1787年)、天明の飢饉に端を発した「御所千度参り」が起こりました。五穀成就を願って御所の周りに集まった人々は、はじめは数十人ほどでしたが日に日に増え続け、3万人、ついには5万人を超えたとされています。その際、後桜町上皇から小リンゴ3万個が配られたのだとか。
タルト・フィーヌ・オ・ポム？サブレ・カラメル-ポム？
文字化けではありません！どちらもリンゴを使ったフランスのお菓子です。リンゴを使った料理は「食べる | りんご大学」でもたくさん紹介されています(お腹が空いてきました……)。
みなさんのリンゴは、どこですか？
館内で展示を行っています。
みなさんの知っている「リンゴ」が出てくる本を、教えてください！
展示コーナーにて紹介させていただきます！(展示できない場合もあります)(そのときは、ごめんなさい！)
一緒に展示を作りましょう！
例えば、こんな感じに
『余生と厭世』アネ・カトリーネ・ボーマン
主人公がアップルパイを焼きます
出てくる本と、どんなふうにリンゴが出てくるのか簡単に書いて、
もしくは、リンゴが出てくる箇所を引用して、ご投稿ください！
お待ちしております～
4/2更新しました！
こんにちは、図書情報館の藤本です。
コメントでご紹介いただいた
を追加しました。
コメントありがとうございました！
また、リンゴから連想した”モノ”を集めた「りんご的なもの」の展示を始めました。
コメントはまだまだ募集中です、お待ちしております！
5/8更新しました！
こんにちは、再び藤本です。
・本のリストをアップしました！
「展示されている本のリストがあれば助かります」とのコメントをいただきましたので、アップします(コメントありがとうございました！)。
お楽しみいただけると幸いです！
・当館所蔵の絵葉書
春日大社に「林檎の庭」という場所があるそうです。
神楽奉奏の様子の絵葉書です。なかなか趣深いです！
林檎の庭について、詳しくはこちら↴
参考文献：
『地球の歩き方, D15 中央アジア : サマルカンドとシルクロードの国々 : ウズベキスタン カザフスタン キルギス トルクメニスタン タジキスタン '19-'20, 改訂』地球の歩き方編集室著作編集
デジタル大辞泉 - アルマトイ【Almaty／Алматы】
『天皇と将軍』辻達也編
『江戸時代の天皇』藤田覚
『美しいフランス菓子の教科書』メラニー・デュピュイレシピ&解説/ピエール・ジャヴェル写真/ヤニス・ヴァルツィコス絵/アンヌ・カゾール技術説明/河清美訳
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
次回は、５月中旬頃に新たなBBBの記事を載せます。
▼ 資料検索、アクセスなど詳しくは当館ホームページをご覧下さい。
奈良県立図書情報館ホームページ
https://www.library.pref.nara.jp/
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