見出し画像

ブレイクスルー思考ってなに?

①ブレイクスルー思考とは?

ブレイクスルー思考には様々な側面や特徴があるので、一言で表現するべきではありませんが、通常の思考との比較のなかであえて表現すれば『人間の目的を本質としてそれを達成するための思考』と言えます。
その根拠はブレイクスルー思考では、すべてのモノゴトをシステムとして認識することに由来します(システム観) システムとは、ここでは単純に、ある目的のため様々な要素が関連しあって1つの全体を構成しているものと定義します。
ですからあらゆるものはシステムを構成Hし、そこには必ずシステム自体の存在目的があり、それがそのシステムの本質と定義します。また様々な要素のなかには、関連する人間やモノ・こと・情報・制度・・・・あらゆるものが含まれます。
そのためブレイクスルー思考では、まずシステムの目的を明らかにし、次にそのシステムが目指しているものの実現形(あるべき姿=未来解)を明確化します。最後にそれを現実世界で実現する方法・手段として生解=実現システムを構築します。(通常の思考では、事実・真実を本質・根拠としてそこから思考を始めるため、導き出されるものもまた真理・真実であることが求められます)ブレイクスルー思考は、学校では学ばなかった思考様式であり、人間社会の多様性に対応し、実生活でもビジネスにおいても未来を築くための思考です。
過去や現実にとらわれずに思考を進め、これまで解決できなかった様々な問題を解決してきました。
過去や現実の情報を集めて分析するのではなく、はじめから求める未来を創造しそれを実現するシステムを構築する思考です。(参照:日本企画計画学会 東京支部)

②3つの基礎原則

画像1

                 ※参照:日本企画計画学会 東京支部

 上の図 円周に配置してあるのが、ブレイクスルー思考における3つの基礎原則です。これらは常に思考の場で適用されていきます。
 『ユニークさ』とは、すべての状況はユニークな違いがあるということです。早くから人間と人間社会の多様性(ダイバーシティ)を尊重する思考となっています。
 『目的情報の原則』とは、最初から情報収集にH知るのではなく、思考を進めるに当たって必要最小限の情報を収集するということです。これにより思考や行動の生産性が向上します。
 『システムの原則』すべてのモノ・ことをシステムであると認識することです。認知の枠組みを変えること(パラダイムシフト)で異なる世界が広がり異なる解決策が見えてきます。
円の中心が思考のプロセスを表現しこれは後述されます。
矢印はらせん状に上昇回転し続けていくことにも注目してください。
すべてのものは変化の中にあり静止状態ではありません。ブレイクスルー思考は常に最新再生・継続変革していく思考なのです。

③ブレイクスルー思考の様々なとらえ方

 これから紹介するのは自分が大好きな前向きなやつです。スピリチュアルな観点から学ぶ・・・で有名な飯田史彦さんの言葉です。

「世の中には、本質的なマイナスなものは存在せず、すべてのものはプラスである」

 飯田氏からみるブレイクスルー思考というのは目の前の困難だったり試練など、思わぬ視点から解決策を見出して突破するとの事。スピリチュアルな観点から見ると肉体よりも精神という魂が喜ぶことを意味するんだとか…(深いですね)。だからこそ今自分たちの持っている価値基準をいったん捨ててしまい新たにその解決策を掴んでいくことが大切なんですね。

最後に

 以上ブレイクスルー思考というものを大雑把に紹介してみました。これからの人生をより深くしていきたいなと思う方には参考になる考え方なのではないでしょうか。
 特に飯田氏の本はメンタル面が弱かったり、うつ病など患ってしまった方には本当にオススメしたいです。本を読んだというだけで立ち直れたり、鬱を克服したなど声もよく聞いています。そして自分自身も『生きがいの創造』を読んだこともあり、別に鬱とかではないですが”人生の生き方”ってこんな風に考えて行動していけば、嫌なことなんてあまりないじゃないか。なんて思ったりもしました。興味のある方は是非読んでみてください!


よろしければサポートをお願いしたいです! また触れてほしい内容や記事などありましたらリクエストの方も受け付けております。 よろしくお願いいたします!!