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ネットの起業はイージーだ

これから何かを掴みたいときや人生を変えたいとき。基本的に新しいものを手に入れるプロセスでは、なにかしらの歪みや代償が生じるものだと思う。

それは部活に打ち込んでいた学生時代もそうだったし、起業家という生き方を選択しても同じだった。

周りがカラオケに行っている間もグラウンドにいたり、周りが合コンに行っている間もパソコンに向かっていたり。

強烈に欲するなにかを掴むまでに「無傷で」「すべて今まで通りで」なんてことは、人生でただの一度もなかったように感じる。

それはきっと、一部の天才を除いては、少なからず誰しも同じなんじゃないだろうか。


2019年に日本中を沸かせてくれたラグビー日本代表のメンバーもしきりに「犠牲」という言葉を口にしているのが印象的だったし。よっしゃあああ!!とガッツポーズする前には、「相応の何か」を差し出しているケースが大半だと思う。


こんな話をすると「いや、そこまでの覚悟ないわ…」とチャレンジに尻込みしてしまうかもしれない。スタート時にそこまで腹をくくれていない場面も少なくないだろう。

現に僕自身、ビジネスを始める前は決して「一世一代の大勝負」みたいなテンションではなかった。

それこそ覚悟という点においては、高校球児として最後の夏に挑むときの方がよほど大きかったように思う。


だからこそ、ネット起業は僕にとっては革命的だった。

なぜなら「代償」が圧倒的に少なかったから。


たとえばビジネスを始めた頃、僕はショップ店員としてアパレル業界で働いていた。いわゆる「副業」からのスタートで、これは個人でビジネスを始めるほとんどの人が同じだろう。いきなり100%のリソースを割けるわけではないと思う。

それゆえ当然ながら「時間」は限られることになる。

実践時間をいかに確保するかが鍵になる。


となると、今の自分の状況で何ができるか。

これを考えたとき、まずスマホゲームの時間を削った。結構上手だったLINE POPを辞めた。

そして会社の飲み会へ行くのをやめた。大した痛みもなく、普通にやめられた。

ただ副業で取り組んでいた当時の僕は、それでも時間が足りなかった。

あんなに勤務時間の8時間が長く感じていたのに、ビジネスを始めたら今度は24時間が短く感じるから不思議なものだ。

結果として僕は、睡眠時間を差し出した。

毎日めっちゃ眠かったけれど、言ってしまえば「たったそれだけ」だ。


巨額の借り入れをして精神的に追い込まれたわけでもなければ、特殊スキルを身に付けるために四六時中だれかに叱られたわけでもない。

これってキツイんだろうか?


睡眠を削って頑張ろう!というのは別に好きじゃないし、主宰しているコミュニティーでも基本そんなことは言わない。寝たらいいよね、自由だもの。

ただ一方で、「ちょっと睡眠削る程度で人生変わるなら超イージー」だとは思っている。


つまり何が言いたいかというと、「大したことない代償をクローズアップしすぎると、自ら可能性を潰すぞ」と。


人によっては睡眠時間ではなく恋人や家族との時間かもしれない。

でも別に3年も5年もかかる話じゃないし、事実として僕はまったくの素人からビジネス開始1年たらずで会社を辞められた。

朝早く起きる必要もないし、家族や友人とは何のしがらみもなく365日いつだって会える。

そんな未来を手に入れるために、多少の代償を差し出せないなら「人生変えたい」なんてのは夢物語なんじゃないだろうか。


・すべて現状維持での人生激変はありえない
・でも代償なんてちっぽけなもので十分

とりあえずこの2つを念頭に置いておくと、ビジネスでの成功はグッと近付くように思う。

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