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もったいない、の考え方はお金だけじゃない

今の時代では「モノを買う=所有する」という概念が崩れつつある。

買い物をしてGETしても、満足したらすぐに手放すことができるし、むしろそういったサイクルを好む人は明らかに増えている。

これは以前も「メルカリで売れるか」が1つの買い物の基準になっていることをnoteで書いた。

リセールを前提にすることで以前より気軽に買い物ができるわけで、個人的には良い流れなのかなと思う。

たとえば『鬼滅の刃』なんて一度読んだとしてもほぼ定価で売れるし、もし価格的な問題で躊躇しているとしたら読まない理由がない。タダ同然のようなものである。

初めてキングダムを読んだときも、もし合わなかったら売ればいいやと思って購入して見事にドハマリした。

いつでも売れる、という事実が後ろにあることで、買い物のハードルがすごく下がっているように思う。


これはめちゃくちゃいいことだと思う一方で、売れることが邪魔になるタイミングもある。

今日の本題としてはこっちをお伝えしたいのだけど、結論から言うと「売れると思って取っておく」のが部屋や思考を狭くするよねと。

さっさと捨ててしまえば綺麗さっぱり気持ちも一新できるのに、ダラダラと置いておくから結局エネルギーを下げる。こんな体験をしている人も、今の時代では同様に増えつつあるんじゃないだろうか。


かくいう僕もちょっと前までその一人で、何でもかんでもとりあえず取っておいた。結果、まあ売れるっちゃ売れるから本当にいい時代だ。

ただ、その売れるまでにはそれなりに時間を要することも多いわけで。

ちょっともったいないなーと思いつつも、バッサリ捨てることにしてからは部屋に余計なものが散乱するストレスは激減したように思う。

(事務所においておいて、スタッフに自由に販売して小遣いにしてもらうのもアリかもと検討中ではある)


思うに「もったいない」の指標はいつの間にかお金になっていることが多くて、それはそれでいい。前述の通り、結局なんでも売れるから。

ただそれに伴って負担となる部分も少なからず存在するわけで

・時間
・労力
・マインドシェア(ずっと気になってるストレス)

といったものに対して「もったいない」を採用するのもまた、賢い考え方の1つなんじゃないだろうか。

特に部屋が散らかっている方、頭のなかが散らかっている方は、バッサリ捨てることを選択肢に置いてみると一気にスッキリするかもしれない。


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