もうちょっとで来るけど、どうする?
今朝Twitterでこんな投稿をした。
ツイートに載せたデータは運営し始めたサイトの1つで、このサイトには毎日記事を入れている。今成果を出したいことだから、それなりにリソースを割いている。
時間はもちろん、今一番エネルギーを注いでいる場所といっても過言ではない。
にも関わらず鳴かず飛ばずの期間が続き、飽き性の僕は徐々に気持ちが萎えてきた。
おそらく何かチャレンジしたことがある人、特にビジネスで挑戦している人なんかはわかると思う。
軌道に乗る前、こういう時期が必ずあるということ。
一生懸命な取り組みとは裏腹に低空飛行が続く。すると少なからず、こんな気持ちになる瞬間もある。
「いや、これ割に合わなくね?」
「だったら〇〇をやってた方が…」
「この時間でマンガ3冊読めたぞおい」
もちろん成果までに時間が出ることはわかっているが、とはいえ心が折れそうなときもあるよな。にんげんだもの。
成果が出るのはもう少し先だとわかっていても「いま欲しいの、今!」みたいに、小2的なテンションで気が急くことは誰だって多少はあるんじゃないだろうか。
ただ僕は身をもって知っていることがある。
「やめなければ、その瞬間は来る」ということ。
事実、前日までの推移と比較して5倍のアクセスが来た。こんなのは序の口でプチヒットに過ぎないが、規模に関わらず、続けてさえいれば突如として花火が上がる瞬間が必ず来る。
だから僕は今では、やると決めたことは結果が出るまで続ける。それが一番簡単な成功法だと気付いたから、ムダに悩むことはなくなった。
僕が起業家として誇れるものを1つ挙げろと言われたら「継続する力」だと思う。
天性のセンスなんてものはないが。それでいい。事実として僕を見ているコンサル生は、継続に対して前向きなメンバーが多い。
「ああ、マジでやるだけなんだな」と伝わっていることは素直に嬉しく思う。
そうなんだよ。「起業」なんていうと難しそうに聞こえるけど、方向性さえ間違っていなければ後は続けるだけなんだよ。
「継続さえ出来れば結果が出る」
そういう意味では、起業はイージーだと思っている。会社で1年頑張り続けて、月3000円の昇給だったあの頃と比べたらずっとイージーだ。
思うにみんな「自分が望むタイミング」で結果が出ると勘違いしすぎだ。
成果を得られるまでの期間なんてのは状況によっても異なるし、運だってある。これだけはコントロールできないと思っておいたほうがいい。
「こんだけ一生懸命なんだから、そろそろいいだろ?」みたいな気持ちには100%共感する。だからこそ同時に「うん。そろそろ来るからもうちょっと待とうぜ」とも伝えたい。
その「もう少しの辛抱」が出来るか否か。
この踏ん張りどころを乗り切れるかどうかが、起業家としての資質なんじゃないだろうか。
余談だが先日、久しぶりに回転寿司に行った。北海道は回転寿司でも都会の寿司屋よりウマイと思うから、来た際にはぜひ。
時間帯が悪くて激混みで、空腹もピークだったのでシビレを切らして隣のとんかつ屋へ。
すると直後に次の番号の人たちが呼ばれたらしく、とんかつ屋の扉を開くときに移動するのが見えた。
つまりそういうことだ。簡単に席を立つ奴に明るい未来は待ってない。
ビジネスの結果も寿司の順番も同じ。
もうちょっとで来るから、辛抱しようぜ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?