見出し画像

GPS機能付きデジカメの魅力

みなさん、こんにちは。この記事では、デジタルカメラに対する「想い」的なものを書き残しておこうと思います。今回はデジタルカメラにGPS機能を取り付けてほしい、ということについてを書き残しておきます。

GPS機能って何?

簡単に申し上げると撮影した場所を記録できる機能になります。撮影画像に位置情報を加えることで、どこで撮影したかが可視化できるようになります。私は2012年頃からこのGPS機能の搭載された(もしくは別途オプションを買うと対応できるようになる)カメラを扱ってきました。

以前に使っていた機種としては、Nikon 1 V1などでしょうか。その他、Nikon coolpix P330などを使っていたこともあります。当時は主にニコンの製品を使っていましたので少々偏り感がありますが、使うカメラの軸としては、GPS機能+作品撮影志向(RAW記録対応)が中心にありましたね。

もちろん、その他のメーカーでも、GPS付きデジカメを取り扱っています。キヤノンやソニーでも対応した製品がありますし、ハッセルブラッドでもGPSユニットなどを取り付けることで、位置情報を記録させることが可能です。最近出たX1DII-50cの場合は、最初からGPS機能がビルドインされていたりします。GPS機能がついた機種をみていますと、フィールドで撮影することを想定した機種に採用されているケースが多い気がいたします。

なかでも便利そうなのはオリンパスのTG-6などでしょうか。防塵防滴で耐衝撃性も備えていることから、旅行の時に持っていくと利用の幅が広がりそうです。水中撮影も可能なので、マリンスポーツをする時もいいですね。しかもRAW撮影まで対応しているというのだから、まさにオールインワンなプロダクトだと思います。

スマホ代替によるメリット・デメリット

昨今のトレンドとしては、コンパクトデジタルカメラでの撮影は減少傾向にあるかもしれません。世の中の多くの人はスマホで撮影することが一般的になってしまったからです。しかもスマホで撮影した画像は大体の機種で位置情報も記録することができるようになっています。スマホで撮影したデータを確認すると、どこで撮影されたかが見えるようになっていまして、場合によっては地域ごとに画像をスタックしてくれたりします。こうすることでいつどこに行って何をしたのかがはっきりしてくるのですね。

スマホ撮影のメリットは他にもあります。それは撮影した画像をすぐに活用できるということ。。例えばFacebookなどのSNSに画像をアップして、友達にシェアをすることは容易なことですよね。デジカメの場合は、記録メディアから画像を取り出し(あるいはPCやスマホなどに転送して)しなければならない。この取り出す作業がかなりの手間だったりします。

デメリットとしては、撮影のバリエーションが限られてくるということでしょうか。デジカメは光学系においても専用のレンズを準備しています。広角も望遠もあるていど柔軟に対応できます。そしてセンサーの大きさもあって、ディテールをしっかり描ききるという点では優位性があるでしょう。

これに対してスマホの場合は、レンズを増やす、つまり二眼あるいは三眼カメラを搭載することで画角に対する弱点を振り払おうとしています。iPhone11 Proなんかは最たる例で、超広角レンズを使うと、一般的なDSLRの広角レンズよりも広い画角で撮影ができてしまいます。超広角レンズを搭載するコンパクトデジカメは殆ど見たことがないので、これも一つ驚異ではありますよね。

最近のデジカメもWi-Fi対応などしていますが、SNSなどに展開する部分が追いついていません。今後は撮影画像が直接クラウド上に記録され、LTEなどを使ってどこからでも画像をアップできる。みたいなことが求められてくるかも知れませんね。そのためにはいつでもどこでもネットにつながるような仕組み(例:物理SIMまたはeSIM対応など)が必要かもしれませんが。。

位置情報が写真へ付与するチカラ

自分は単に思い出を頭の中にだけ残しておくのではなく、画像を通じてこれまでの思い出をできるだけ記録しておきたいと思っています。「思い出は色褪せない」とは言うけれど、頭の中のイメージを具現化させて相手に伝えるのは結構難しい。

写真はひと目見ただけで、いろいろなことを思い出させるだけの力があると思うのです。

記録して残すことで何の意味があるのだろう、と思うこともありましたが、最近の自分は少し変わったのか、少し先の未来にそれらの写真を見た時にどのようなことを思い馳せるのだろう?と思うことがあります。

きっと今とは少し違う感情が出ることもあるかもしれない。今はまだわからないけれど、その写真を見たときの感覚は今と将来では違うことがあるかも知れない。まだ見ぬ将来の新しい創造のために、今をしっかり記録しておきたいと思っています。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

大学を卒業後、約15年間写真スタジオ、写真機材販売、北欧カメラメーカーの日本法人立ち上げなど行う。その後ITベンチャーにてマーケティング業務に従事しながら大学院に通いMBAを取得。現在もスタートアップ企業にて奔走中。