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【日記】自己を中心とした人間関係の見える化〜コンボイモデル〜

コンボイモデル :
コンボイ(護送船団)モデルは 1980 年に Kahn と Antonucci が提唱した社会的ネットワークの指標。自分を取り巻き影響を与える周囲の人々を、心理的距離に応じて序列づけたものです。

Kahn, R.L., & Antonucci, T.C. (1980). Convoys over the life course: Attachment, roles, and social support. Life-Span Development and Behavior, 3, 253-286.

これは図として直感的に分かりやすいですね。

コンボイモデル.001

支援を受ける人が自分の周りにどれくらいいるかということですね。ある研究では社会的な統合が低い人は、高い人に比べて死亡率が2倍だっというものもあります。Berkman&Syme,1979

大体どの文化圏でもトータル10名程度が書き込まれるそうです。物理的な距離と、心理的距離が行動されやすいなどのデメリットはあるものの、科学的な評価ではなく、自分を知るためには見える化がされて有用な気がします。

自分がどのような人達と関わって、支えられて生きているのか。人間関係が豊かであるということは、社会的な生き物である人間としてとても重要という視点は大切だと思います。

家族が社会の最小単位であることはもちろんそうですが、それだけでなく同僚、友人、各種サービスなど、僕たちは本当に多くの人と関わり合って生きています。それは、支え合いであり、お互い様であり、共同体なのでしょう。まるで宇宙が惑星からなり、銀河系からなり、それぞれが関連し合い影響し合って存在しているように。

人間という生き物を考察すると、宇宙という大きな生き物(?)も一緒に考えるのが自然に思えてきます。この図も、僕には太陽系にも見えてくるのです、、、。概念図から、思わぬ共通性がみえて面白いです。


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