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時間というストレス

締め切り、待ち合わせ時間、時刻表、授業開始時間など、、、様々な時間に追われていますよね。

この時間というのは僕たちにとって、結構ストレスの原因になるものです。

間に合うように急ぐ時というのは、心臓はドキドキして、冷や汗が出て、最悪な結末が頭の中を駆け巡り、交感神経が高まったストレス状態ですよね。

もちろん、時間というのも人が都合を合わせて協力して何かを行っていく上では当然必要なものです。約束も大体時間でしますよね。

【人生という時間】

時間が僕たちを急がすのは、根源的に生命の終わりがあるからです。

「死ぬ前にしておきたい事」とか、「死ぬまでに成し遂げられる事」のように、死を基準にして人生を捉えることは珍しくありません。死という終わりがあるからこそ、怠惰な生活ではなくメリハリのある人生を過ごせるという利点もあります。

約束がなければ、人は怠惰な傾向を基本的に持っていますので、なあなあになったり怠けてしまいますよね。

その上で、時間という制約は重要です。

僕も締め切りがないと仕事はやり切れないかもしれません、、、。

でも、その時間に縛られすぎるのには気を付けないといけませんね。

【時間に煽られない工夫】

時間というものは、本当に日常的に僕らを煽ってきます。

バスや電車の発車時間、クラスの開始時間、朝の起床時間、、、。

時間に煽られないようにするには、工夫が必要です。

その代名詞はスケジュール管理ですよね。いつまでに何をしなければいけないかを見える化して、スケジューリングすることです。

手帳やカレンダー、to Doリストに、アラーム機能など、様々なスケジューリングの工夫コンテンツがあります。

基本は5分前行動ですから、時計を5分早めておくなんて人もいますね。

できない約束をしないというのも賢いかもしれません。できるだけ、時間を決める約束をしないというのは、仕事は少なくなってしまうかもしれませんが、自分のペースを守ることにはなるでしょう。

他には、気にしないという工夫も重要ですね。

【フランスの美意識】

いつぞやのラジオで、映画音楽を作成している人がこんなエピソードを話していました。フランスで仕事をしている時に、締め切りになっても全然話がまとまらない。いくら急かしても遅々として進まない。

結局、完成したのは年単位で延長した時だったそうです。その時に、そのミュージシャンの方は、フランスの人達は時間通りに作るよりも、納得した作品を作ることの方に重きを置いているんだなと、そう感じたそうです。

つまり、時間よりも大切なものがある場合には、時間に制約されるべきではないということですね。あくまでも時間は予定ということですね。

日本では、時間の方が優先されることが多いので、フランスの感覚に慣れるのに時間がかかったとおしゃっていました。

こうなると、時間という価値観も常識によって、考え方によって違うということですね。

【インド時間】

インドに行くと、時間通りに物事が進む方が少ないです。僕らはタクシーをチャーターするので、ガイドと一緒に時間通りに進みますが、公共交通機関などを使うとなると1時間くらいの遅延は当たり前、それどころか早く出てしまうことさえあります。

日本にも沖縄時間、なんてのんびりする方に使いますが、インドはその上です。

でもその時間の流れに慣れると、逆に日本の時間通りというのが窮屈に感じます。時間通りに来るのが当たり前になると、少し遅延したくらいでイライラしている人がたくさんいます。

バス停でも、バスのくる方向をずっと見ている人いますよね。

料理が出てくるのが遅いって怒っている人もいます。

日本は、ちょっと時間に正確になりすぎて、自分たちでストレスを作っているような気がします。

インドに行くとなぜか落ち着くのは、そういうストレスから解放されているからかもしれません。

【まとめ】

時間は社会生活を営む上ではとても重要です。

締め切りなども、人生にメリハリが出ていい部分もあります。

でも、あまり時間に縛られると、結構なストレスになります。インドのように、時には時間に縛られないで、どんなことがあっても沖縄のように「なんくるなるさぁ」的な過ごし方も大切ですね。

と言いつつ、僕はレポートの締め切りに追われつつ、今日も徒然ブログを書いてます(^^)

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