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プロダクトマネージャーに必要なモノ

どうも、ChatGPTを中心としたジェネレーティブAIに執心している井上です。
TOP写真は営業の人に楽しく同行してるときのやつで特に意味はないです。

突然ですが、私はプロダクトマネージャーとしてakippaプロダクト全般の戦略を考えたり、実行からマネージまで担っています。
先日、とある他社のスタートアップの創業者と会食をしていたときに、以下のように聞かれました。

井上さん、優れたプロダクトマネージャーに必要なものってなんですか?

その時、とっさに出たのが次の回答です。

スキルやマインドやらいろんな観点で答えることができますが、私はシンプルに次の3つをあげます。
まず「クリエイティビティ」。
次に「勇気」です。
そして最後に「ハードワーク」ですね笑。

個人的に常々大事にしようと思っていることでもあるのですが、実はこれ、元ネタがあります。

クリエイティヴィティ
勇気をもって
ハードワークをすれば、
どんな問題でも解決できる。
こうした精神を
失うことは、
人間であることの
本質を失うこと
を意味する。

バラク・オバマ(2016 wired)

特別オバマが好きだったわけではないのですが、当時wiredを定期購読していて、たまたまこの言葉を見てとても衝撃を受けたことを覚えています。
オバマ同様にスタートレックが大好きなので嗜好性が似てるのかもしれません笑

前置きが長くなりましたが、この3つについてなぜプロダクトマネージャーにとって特に重要だと思っているのか、私なりの解釈を今日はしたためてみたいと思います。

クリエイティビティとはなにか

クリエイティビティとはなにか。
せっかく冒頭でChatGPTの話に触れたので、聞いてみましょう。

うん、イメージはとても近い。ChatGPT優秀。
これらの要素がないとプロダクトマネージャー務まらない。

でもこの中でも私が格別に重要だと思っているのは想像力です。
想像力こそがChatGPTが並列で並べている独創性や革新性を生み出す源泉だと考えているからです。

また有名人の言葉を引用してコンテンツの権威性に下駄を履かせまくりますが、あのアインシュタインもこんなことを言ってます。

想像力は、知識より大切だ。知識には限界がある。想像力は、世界を包み込む。

アルベルト・アインシュタイン

プロダクトマネージャーは誰よりもそのプロダクトに夢中な人であるべきです。
その熱量を原動力にして、そのプロダクトの誰よりも未来を想像し、それを通じて世の中をどう変えたいのかを夢想します。

また、未来だけでなく、目の前の今使ってくれてるユーザーさまや、これから使ってくれるだろうユーザーさまのことも想像します。
この想像力が企画や要件定義の質を左右するといっても過言ではなく、「こういう使い方をする方もいる」「一方で全然別の使われ方をする人もいる」「企画サイドが前提においてるこの話はユーザーさまには全く伝わってないのではないか」など、いろんな角度で想像力を駆り立て、その分だけ質の高い企画に仕上がっていきます。

また、未来を想像する力を鍛えるのが学習だったり人との交流だったり旅だったりして、目の前のユーザーさまを想像する力を鍛えるのがユーザーインタビューや定量的なリサーチだったりすると思います。
だから、後者を実践していた熊谷の以下のアプローチは素晴らしいですよね。

「まずはユーザーのことを知らんといけん🔥」
ということで、akippaのユーザーさんにインタビューをしまくりました。

熊谷のakippa記事より

勇気とはなにか

勇気とはなにか。
ChatGPTに(以下略)

そう。それ。
言いたいこと言われたから悔しい。

でも、なぜプロダクトマネージャーというコンテクストで勇気が大事かという点について補足させてください。

プロダクトマネージャーの仕事の本質は不確実な未来に向かって信念をぶらさずに道を切り開いていくことだと思います。

不確実だから予測できない。
予測できないから周りからは不安に思われる。
不安に思われてる中で失敗して「ほら、失敗するっていったじゃん」って言われる。

それでもまたチャレンジするんです。
なぜならプロダクトの未来を想像してワクワクしてるからだし、目の前のユーザーさまにもっと価値を届けたいから。

そういった失敗や逆境にもめげずに想像力を膨らませて進んでいくために必要なのが勇気だと思っています。

ハードワークとはなにか

ハードワークとはなにか?
cha(以下略)

言いたいこと言われすぎて、悔しいというか腹たつ。
どうせ労働時間の話とか言ってくると思ったのに。

GPTの野郎の言うとおりです。
別の概念で説明すると、チクセントミハイの「フロー」という感覚だと思います。

なぜプロダクトマネージャーにハードワークが必要かと言うと、もちろん個人のパフォーマンスを最大化するという観点もありますが、その背中を関わる人に見せるためという意味も大きいと思います。
誰よりもプロダクトに責任を持っている人は、誰よりも努力して集中してアウトプットしてるはずで、それを見て回りのメンバーの信頼を得るということがあると思います。
失敗して「ほらみろ」って言ってた人もいつか応援してくれる側に立ってくれるかもしれません。

失敗の先に成功を見出すようなプロダクト開発をリードするために、そういった信頼はプロダクトマネージャーに必要不可欠ですよね。

最後に

色々と書きましたが、書いたからと言って自分がクリエイティビティにあふれて勇気をもってハードワークをしっかりできているかと言うとまだまだ足りないことだらけです。
特に最近はメンバーから見えない仕事も増えてきて「井上まったくハードワークできてないやんけ」的に見られてるんじゃないかとソワソワしてますが、優しいメンバーなので生暖かく見守ってくれてるはず。

最後に、GPTの野郎にも私の考えについてどう思うか聞いてみました

同意してくれた。良かった。おわり。

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