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書けない日々の漂い方。

感覚的にでも物理的にでも、「書けないな」と思う時期が誰にでもあると思います。
そういう時、みなさんはどうしてますか?

誰にも需要が無いかもしれないことを承知で、僕はこの記事を書いています。
もし、今「書けないな」と思っている人がいたら、同じように悩んでる人がいるよと伝えたくて。

 

最近、なんとなくですが僕は「書けないな」という日々を過ごしています。

 

思えば昨年もこの時期は割とそうだった。

こんな記事も書いていました。

昨年はこの記事にもあるように、自分の在り方というか、書き手としての中途半端さみたいなものが苦しくて。
実生活での仕事で相当行き詰っていたところに、同じ社内の人で“実は”こんな素敵な活動をしてました、なんて輝かしい趣味や副業的なことをやっている人が話題になって。
羨ましさと自分に対する不甲斐なさでいっぱいになり、書き手としての自分を滅多刺しにしていました。

「なんでお前は愛されないの」
「今まで何をやってきたの」
「なんでお前は」
「なんで、どうして」

 

ぱた、と書く手が止まってしまった。

 

「書き手として愛されたい」

という子供っぽい嫉妬と羨望と自己嫌悪と罪悪感で心がめちゃくちゃになっていました。
仕事の面でもめちゃくちゃだったのに。仕事でダメな分、自分が作ったものを愛されたくて仕方なかった。
書くことで、釣り合いを取ろうとして失敗していたんですね。

この時はそれでも筆を折りたくない一心で、足を運んだライブやイベントのレポを、ただただ書き続けました。

楽しかったという事実しか書かないレポなら、書くことができた。
だって書いたライブやイベントはどれも楽しくて、面白くて、胸を張ってそれを言えるような素晴らしいものたちだったから。

この時にどうにか書き続けたことで、秋をすぎる頃にはまたゆっくりと書き始めて。よし、書けるようになったと思えた時には、もう形がなくなってしまった書き手としての自分に、「書いていてくれてありがとう」「お疲れ様」と思うことが出来て。だから僕は今もこうしてnoteを続けています。

 

さて、今はというと。

先日のcakesクリエイターズコンテストの結果発表の日から、今回の書けない日々は始まりました。

リアルタイムで配信を見ていると、いつも読んでいる方や応援しているクリエイターの名前が挙がり、思わず声が出そうになるほどわくわくして。
心から「おめでとう!」と嬉しい思いで釘付けになって見入っていました。

心から嬉しい反面、どこからともなく「noteにおいては同じクリエイターなのに、どうしてお前は悔しいとも思わないんだ?」という声が聞こえたように感じた。いや、たぶん聞こえたんです。

声の主は昨年滅多刺しにした、「書き手としての自分」で。
今度は明確に、彼が書き手として輪郭を持とうとしているのが分かりました。

ぼんやりとしていてはっきり見えないのに、明らかな意思を感じた。

どうなりたいのか、何を伝えていきたいのか。
形を教えてという意思。

それを決めるのは僕と彼で。

嫁さんや、noteでお世話になっている方にも相談させてもらいました。
話を伺いながら、「こういうのどう?」「ちょっと違うと思う」「じゃあこっちは?」なんて相談(自問自答)しながら形を作ろうとしています。
自分の記事のことを一緒に考えてくれる方がいるって、凄いことですよね。
本当に有り難いし、純粋に応えたいなと思います。

どうしたいかとか、どうなりたいのかをベースに、考えていることや書きたいことが上手くまとまらなくなり。書けない日々を過ごしています。

昨年のように無理にでも筆を執り、記事を書くということをひとつひとつ泳ぎ切るのも一つの手として有効でしょう。

けれど今は、「そういう時期なんだ」と割り切って、漂ってみようと思います。

気が向いた時に、頭を整理するためにこんな風に、蹴伸びくらいの力と距離で綴っていきたいと思います。実際いつくかの記事は、下書きでは少しずつ書いていますが、考えが上手くまとまらずな状況です。
3歩進んで2歩下がったり4,5歩下がったりしながら書き進めています。

とどのつまり、この先書き手として「どういうことを伝えていきたいか」が固まりそうで、なかなか固まらない。あるけれど上手く言語化できない。
この「どういうことを伝えていきたいか」が、先述の書き手としての自分が輪郭を持つことなんです。きっと。

一部レポとか、今探してる嫁さんの探し物は更新します。(でもゆっくりな更新かな。)

 

noteを始めて1年8か月(たぶん)、ようやくすこーし固まってきた感じです。

遅いかもしれないですが、自分のペースで。

もう少し漂うことになりそうですが、少しずつ泳いでいきたいと思います。

 

去年悩んでよかった。

グラついて揺れている自分を、無理にどうにかしようと思わなくなった。
そう思えるきっかけの言葉をくれた人がいて。

悩んでよかった。

まだまだグラつくけれど。

もう半分過ぎてしまいましたが、今年の僕、下半期の僕は「求められることを素直に伸ばしていく」かなと思います。

「これが面白かったよ」と言ってもらえたら、それをもっと面白くしたい。

何か始めてみたい気もしています。
ZOOM企画とか笑
LGBT当事者と話したい人いないかな。
そういう題材の話書いてるとか、身近に当事者がいたり、本人が当事者だったり。あるいは、近くにいないから話してみたい、とか。

質問でも悩み相談でも。
…質問箱やればいいのか?

まぁそんな感じで。
実現は今のところ未定ですが(ZOOM無料会員だし)

書くことって、きっとゴールでもなんでもないんですよね。

やりたいことのための表現が、書くことで。その書くことが好きってだけで。

何か始めたら、その時はぜひよろしくお願いします。

 

もう少し、ふわふわ漂います。

マイペース、マイペース。(洋風一休さん)

 

 

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