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親だけど、夫婦の時間も一人の時間も大切に。

本記事はフォトグラファー/ライター忠地七緒の夫が5ヶ月育休を取った体験談を”夫目線”でお届けしています。執筆に至った経緯はこちらから。

こんにちは。育休について5回目の投稿です。

今回は、私と妻が育児を楽しむため、ひいては自分たちが理想とする家族でいるために、大切にしていることを書こうと思います。

何を大切にしているか?

我が家では、子どもが生まれる前後で「どんな家族でありたいか」という理想の家族像を話し合いました。その内容を”Family Credo(理想の家族を実現するための行動指針)”に落とし込みました。

具体的には「1.夫婦、子ども、ペットの心身が健やかであること」「2.夫婦が仲良しであること」の2つです。

育児においても「夫婦だけで過ごす時間」「一人で過ごす時間」を大切にすることで、心身の健やさと仲の良さを保っています。

子どもが生まれたので「親としての自分」はもちろん重要です。しかし、「夫/妻としての自分」「個人としての自分」も同じくらい重要、という価値観が夫婦で一致していたので、夫婦で過ごしたり一人で過ごす時間も大切にすることを心がけています。

「夫婦だけで過ごす時間」について

月に1回は必ず2人で出かける場所を決めて、数時間ほど保育園一時預かりサービス等を利用する日を決めることにしています。

長時間子どもを預かってもらうのはまだ少し抵抗があるのと、家にはケアが必要なペットのウサギがいるので、あまり遠出は出来ません。しかし、数時間でも完全に育児から離れて夫婦の時間を取ることは、とても息抜きになっています。

子どもが外出可能になった生後2ヶ月以降、最初は近所のベトナム料理屋で久々の外食からスタートし、銀座でアフタヌーンティー、表参道で散策など、少しずつ行動範囲を広げています。今後は日帰り温泉とかも行ければ良いなぁ、と考えています。

他にも、いい夫婦の日(11月22日)には花とケーキを買って妻にプレゼントしたり。自分の誕生日に、お揃いのサーモマグを妻からプレゼントしてもらったり。ちょっとしたことですが、こういうことの積み重ねも、夫婦だけで過ごす時間を豊かなものにしてくれています。

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「いい夫婦の日」祝いで買った花束とケーキ

「一人で過ごす時間」について

結婚した当初から、私たち夫婦は「一人で過ごす時間」も大切にしています。なので子どもが生まれてからも変わらず、趣味に打ち込んだり、自分を見つめ直す時間を作ることが、自分の心身の健康には必要だね、という話をしていました。

そのため、私の育休が終わる1月末までに「お互い1泊して自分の好きなことをする」と決めました。私は12月の奥多摩にソロキャンプへ、妻は1月に奄美大島へ、それぞれ1泊2日の泊りがけ旅行をしています。この機会を設けることが、お互いにとっていい思い出となりつつ、非常に良いリフレッシュにもなりました。

ソロキャン×焚き火=もの想いにふける夜

子どもを見ている方は、育児と家事を分担し合っているいつもと違い、24時間以上のワンオペが発生することになります。タスクが重なって大変な「一人でお風呂」を事前にやってオペレーション上の課題を洗い出したりすることで、問題なく実施できました。

また、月に1〜2回は朝9時から夕方18時(子どものお風呂)までの時間帯、お互い好きに過ごす日を決めています。例えば私だと、ヘアサロンに行ったり、整体に行ったり、2月以降の自分のキャリアについてゆっくり時間を取って考える、といったことをしています。

それ以外にも、妻の仕事が終わった後や子どもが寝た後の夜など、有効活用できる時間が1日の中ではいくつかあります。私はその時間を利用して、ジムに行ったりウォーキングをすることが多いです。

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次回は、「育休を取った夫・父親は何をしているのか?」をテーマに、1月のある日の私の行動を書いてみようと思います。

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