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ピアニストと料理人という人生

ピアニスト34年。料理人5年。


はじめまして。naokoです。

兵庫県出身。千葉育ち。東京在住。

本職はピアニスト。(本職という呼び名を何に付けるかは賛否両論あると思いますが、その件はまた別の機会に触れたいと思います。)

肩書きはピアニスト料理人。3歳の物心ついた頃から、ピアノが好きな母の図らいで、某有名音楽スクールに通っていた。気がつけば、その音楽スクールでトップのクラスと言われている(更にその中でも優秀な生徒は朝のTV番組に出られる)専門コースに入った。幼稚園の時から1日のピアノに向かう時間は5時間が当たり前、クラスの友達と遊びに行くことはなかった。

小中高とピアノ漬けの毎日を過ごし、気づけば大学も音楽科に。親から音大に行ってもいいが、家から通える事が条件。だったので、都内に片道2時間弱かかるところに住んでいた私が選べたのは、東京芸術大学・上野学園大学・千葉の聖徳大学でした。その中でも1番家から近い聖徳大学が高校の指定校推薦枠があったので、受験なしで進学することに。(大学生活についてはまた改めます) その後、教員採用試験(音楽)を目指すも挫折し、大学院受験に人生初めて不合格をいただいた私は、桐朋学園大学音楽学部に入学したのでした。

ピアニストとして確立することに葛藤した日々

卒業後私に待っていたのは、夜のアルバイトとのトリプルワークでした。卒業後の進路に悩ませられる音大生ですが、私は聖徳大学時代の友人の紹介で某音楽事務所に入る事ができ、そこでウェディングでの挙式演奏をすることができました。がしかし、最初は1ヶ月の食費を賄えるくらいにしか報酬はなく(3〜5万円/月) 掛け持ちして音楽教室でピアノを教え、夜は大学病院の中にあるコンビニなら安心だろう、とアルバイトして生計を立てていました。ピアノが弾ける仕事ならなんでもするよ、と銀座の有名クラブでピアノを弾きながらホステスをやったり…ありとあらゆる手段で東京で一人暮らしするための生計を立てるべく、週7日働いていた事が今では遥か昔でありながら、すぐに蘇るくらい鮮明に覚えています。結局、この仕事は卒業後から31歳までの7年間続けることができ、この会社とのご縁あって某有名ホテルのウェディング奏者として所属できたことは、今でも私のかけがえのない財産です。

出逢いで人生変わるってホントですか?

その時はある日突然やってきたのです。答えはYES。これが私が料理人になることの一歩だったのです。日吉でカイロプラクティックのお店を営む先生との出逢いでした。出逢いについては長くなるのであらためますが、30歳の時に帯状疱疹で大病をし、病気になった時の無力さを感じていた私にとって、人が何故病気になるのか、その答えを先生に教えていただいた時は、本当に驚きました。1番驚いたのは、長年苦しんでいた花粉症が食事と栄養で治ったことです。毎日一箱はティッシュを使っていた20代までの自分が信じられないくらい(今は一日一枚?笑) 。自分が何故今こうなのか、何故母が高血圧で目眩に苦しんでいるのか、大切な妹がなぜアレルギーなのか。全ての答えがそこにあったのです。

料理人として確立するまで

”全ての生き物は口から入れたものでできている”

食事とは。”食=人を良くする”

実際に自分がそれを体感し経験していく中で、もっと世の中に役立つ事ができるんじゃないかな?この想いが私を料理人へとさせてくれました。食べるということの大切さ。料理=食事を通じて、人がもっと健康で豊かに、毎日笑顔で過ごせたら…。そんなシンプルな想いでしたが、それが私を料理人にさせてくれたのです。

料理人になるにはまずは調理師免許(国家資格)を取らないと。そう思った私は、当時近所にオープンしたレストランに足繁く通い、そこのオーナーに働きたいとお願いしたのでした。オーナーは快くokしてくださり、私の料理人下積みの2年間が始まったのでした…。

ピアニスト料理人として独立する

料理人としてお店で働く中で、葛藤もありました。それは”時間がない”です。時間があればピアノも料理もできるんです。その想いが、私を独立するという道へと導いてくれました。その頃、私と同じ歳で事業を6つこなし、パワフルに生きている女性がいまして、私もそんな風になりたいと思い、その方がどんな風に仕事をしているのか聞くキッカケがありました。(事業を6つこなすことよりも、私は平日の昼間にテラスで人目を気にせずビールを飲む姿に魅了を感じた…!) そして私もそうなりたい、と思ったのです。(平日の昼間にテラスでビール…!)

今ではその女性と手を組んで、私が今までずっとやりたかった、人が健康で笑顔で過ごすために必要な食事とタッグを組んで栄養学をレクチャーしたり、ピアニストとして時間が必要な私にとって働き方はとても重要なので、同じように好きなことに時間をつくりたい、という仲間と一緒に働き方を考え、サポートさせていただいております。

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最後までお読みくださり、ありがとうございます。次回は、”健康とは”。シンプルですが、私が大切にしていることをお伝えできればと思います。


naosourire

sourireとはフランス語で笑顔。笑顔のくらしをサポートできるよう、精いっぱいお手伝いさせていただきます。