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南野陽子さんに憧れてカンボジアに行ってみた~総括 

南野陽子さん(以下ナンノさん)のファンであることがきっかけで、2024年1月後半に訪れたカンボジア。

今回は、旅を通じて学んだことや感じたこと・今後していきたいことを総括としてお話しします。

ナンノさん×カンボジアについて、私がどういう人間かや、カンボジア訪問記にまつわる今までの記事は以下から。

では、下から本題に移らせていただきます。


今後カンボジアに行く/行かれた直後の方にアドバイスしたいこと

※どこの国であっても。そしてそこで何かしら学んだことや体験したことがあれば全員に当てはまると思います。

まず、体験談をnoteのような公開できる文字媒体にして残すことが大切と思います。
やはりどんな方でも時間が経つにつれて記憶は薄れていってしまうと思うので、記憶に残っているうちに振り返りをし、自身の振り返りとしても、誰かに体験談をシェアする目的としても、noteのように文字媒体に起こし共有し、長年残る形にしてみると良いと思います。

次に、誇り・自信を持ってほしいということ。
カンボジア(海外)で過ごした記憶は日本に帰国すると薄れていってしまうと思いますし、長い人生の中ではほんの一瞬。
しかし旅行でもボランティアでも、結果として良い思い出になっても苦い思い出になっても….各々何かしらの目的意識があって行かれた方がほとんどだと思いますし、「目的意識を持って行ったこと」は大きな意味があると思います。
私も色々な目的意識をもって赴きましたし、結果としてかけがえのない経験になったと自信を持って言えます。
色々ある長い人生の中で、誇り/自信をもってできた経験があることはとても大切ですよね。



-改めて、「カンボジア×ナンノさん」について感じたこと

カンボジアと日本の架け橋して貢献・尽力されてる方は一般人ももちろん、ナンノさん以外にも著名人で他にも多くいると思います。
インターネット等を通じ見つけた範囲内では、倉木麻衣さん、向井理さん、本田圭佑さんなど。
皆様それぞれ、自身の経験や強みを活かしてカンボジアの発展や交流に尽力されています。

そのような中でナンノさんは1989→2013→2023 と時代とともに移り変わっていくカンボジアを実際に訪問され五感で感じられてレポートされている上に、現在は日本の伝統文化である着物にも精通されており、時を経ても繋がっている現地の方との絆もある。

そして歌手活動の一環として、カンボジアへの想いを綴り楽曲「明日への虹」贈呈、更には親善大使。

オンリーワンの個性や強み・ご経験を活かした、本当に「いい携わり方」をされていると思います。

今まではファン目線もありましたが、カンボジアに実際に行かせて頂いて...「カンボジアに魅せられた同志」(←図々しくてすみません)としても応援し続けたいと思いました。

ナンノさんは昨年2023年でカンボジア大使の任期は終えられたかと思いますが、いろんなメディアで今年2024年になってもカンボジアのことを語られている・今後も何かしていきたいと仰っている他、「明日への虹」を歌唱されたりしています。

改めて、今後も関係性が長く続いていくことを願うと共に、今後のカンボジア関連の新たなご活動も楽しみにしたいと思います。

次に、2022年に実現した”クラタペッパー”の社長との対談について。

※クラタペッパーは日本人の倉田浩伸さんが社長を務めているカンボジアペッパーの会社。そのカンボジアペッパーのこだわりやクオリティの高さは様々な所で評価されていると聞いています。

カンボジアを訪ねた後に読み返した中で、以下の部分が特に印象に残りました。

「私たちの人生は豊かだろうか?」
カンボジアは物資や環境の面で劣っていても、人々の心や生きる姿勢には日本にはない豊かさがある

私もカンボジアを訪れてみて、カンボジア/カンボジアの人々には「日本にないもの」が多くあると感じました。

「一度行くと、カンボジアが大好きになりますよね。第二の故郷のように胸に刻まれるというか。カンボジアに興味があるけどまだ行ったことがない人は、まず観光で行って、温かさを肌で感じてみてほしいです」(ナンノさん)

仰る通りだと実感しました。大好きになった、というか私はハマってしまいましたし、気候や雰囲気は現地に行かないと体感できなかったので「肌で感じる」ということがとても大切だと思いました。

また、「明日への虹」PVの映像はじめ、「カンボジアの景色の見え方」が変わりました。(あっ、○○だ。実際この景色見たんだよな、懐かしいな という視点で見れるようになったとも思いますが)
行く前は写真/映像を通じてしか分からない、想像の上だけの「憧れの場所」であったと思います。

現地へ行く前は、「恵まれているわけではないかもしれないけど、活気づいてきていて独特なあたたかい雰囲気ある国」と想像していた覚えがあります。実際に行ってもその通り「活気づいてきている、独特なあたたかい雰囲気ある国」だったと思いますし、今では「明日への虹」PVの映像を見るたびにそんなカンボジアの雰囲気を思い出します。

-筆者自身にとってのカンボジア

ナンノさんはカンボジアは「きっかけの場所」だ、と仰っていましたが、私にとってカンボジアは...運命の場所だと思います。

カンボジアは都心部にはギラギラした繁華街や、屋内遊園地まで備えた巨大なイオンモールもある一方で、農村部にはインフラも不十分で自給自足生活のような貧しい暮らしもあり...

観光をしていても、古代の壮大な遺跡郡から格式ある寺院、平和博物館、南国チックなレストランや人々の生活、水上生活など色々なモノが見られました。

純粋に楽しかった時間も、自然の偉大さや人間の昔の営みに感動した時間も、人として考えさせられた時間も...

他にも色々な国を旅したことはあるのですが、たったの1週間でもここまで全く違う色々なモノを見ることができた・1日1日でそれぞれ全く違った時間を過ごせたのはカンボジアだけです。
「カンボジアには日本にはないものがある」というような話を随所で拝見しましたが、人でも生活様式でも文化でも…「日本にないもの」はカンボジアのどこにでもある、と思います。

1回訪問しただけで、"好きになった"というより"はまった"し、やっぱり格別な思いができました。

ナンノさんももちろんですが、今まで自身の人生を振り返ってみると、高校ではカンボジアと繋がりがある先生にお世話になっていたし、大学は国際系の学部でした。

そう考えてみると、カンボジアは人生で出会うべきして出会った場所・来るべきして来た場所だったのだと思います。

今回、カンボジアに行くという一つの夢は叶いましたが、夢は叶えて終わりではないし、それだと意味がない/面白くもないと思うんですよね。

これからも、未来に向けて前進していきます。 

-南野陽子さんのファンだからこそ、カンボジアから学んだこと


カンボジアのことは一人間としても大好きですし、恵まれない環境や人々がいる中で、何かの力になりたいというボランティア精神も自身の中で強まりました。
とはいえ、やはり内心・根源的な部分では「南野陽子さんのファン」であることは切り離すことができなかったように思いますが(現地ではだれにも話しませんでしたがね。)、やっぱり「南野陽子さんのファン」であったからこそカンボジアに特別な想いを抱き、「南野陽子さんのファン」としてカンボジアに赴いたからこそ、特別な感触で過ごせたのだと思っています。

そして
・人生の中でナンノさん(南野陽子さん)という方の存在を知り、ナンノさんのファンでいること
・ナンノさんを通じてカンボジアを知り、実際に行かせていただいたこと
・そこで自分自身で色々なものを見て、奮闘している日本人や人間らしく生きるカンボジアの子供達…現地で色々な方と出会えたこと

全て私にとって「誇り」「生きた証」と思います。 

現代は「推し活ブーム」といえる世の中でもあると思いますし、誰でも大なり小なり何かしら好きな/憧れの存在はあると思います。

好きな存在を通じて、どれほど自分自身だけのかけがえのない「誇り」や「生きた証」が持てるか 

好きな存在」に人生の中で出会ったら、そこからいかに自分の人生で自分なりに活かしていけるか/自分の答えを見つけられるかが素敵な人生につながる 

「南野陽子さんのファン」であって、内心では「南野陽子さんのファン」としてカンボジアに赴いたからこそ、カンボジアからそんなことを考えさせられた・教えられたように思います。

砕けた言い方をしてしまえば、大好きな存在がある者としての生き方/推し活を通じた生きる道…かな💦(笑)。

私は南野陽子さんのような影響力は全くない、ただの一般人です。
特別な才能もないと思いますし立場・境遇・生き方…もちろん違う。
そしてあくまでも彼女は彼女、自分は自分。

それでも上述のように自分だけの誇り・生きた証を掴むことはできたことは大きいと思いますし、このようにnoteの記事にすることや後述の”今後やっていきたいこと”も含め、総括的に振り返ってみても自分だからできること・伝えられることはあると思います。

今後もやって、続けていけるかが勝負ですね。

今後やっていきたいこと~日本にいながら誰でもできるカンボジアへの応援の仕方~

日本にいる中でもカンボジアに対して関心を持つ/応援することは以下の四つの点から可能であると考えています。
四つとも、これから継続させていきたいと思いますし、万人誰でも実践できることと思います。

-インターネットを通じて日頃からカンボジアに対する関心を持つ

現代は”ネット社会”です。ネット (スマホやタブレット)を通じて世界中の情報にアクセスできるようになっている現代は、(通信費等を除いては)無料で・無限に多くの知識を得ることが可能な時代になっていると思います。

カンボジアに関しても例外ではありません。
カンボジアにまつわる有益な情報や記事は国内外サイト問わずネット上に星の数ほどあると思いますし、youtubeでも世界各国の人々が動画(旅行記・ドキュメンタリー様々)を上げています。
まずはそれらを見て興味を持つ、自分事化させ知識・関心を深めることが第一歩と思います。
今後とも、色々探していきたいと思います。

-クラウドファンディングへの支援/応援


そこまで多くできる程の余裕はありませんが…
私も帰国後、1件だけですがさせていただきました。
※実際に現地の現状をこの目で見、直接的な活動・支援をするわけではなく、支援するという行為自体はネット上での操作に留まり完結するので、少しやるせなさも感じましたが...

クラウドファンディングは一般的には様々な目的で実施されていると思いますが、カンボジア関連は現地の貧困や教育/医療課題・地雷問題などの解決=社会課題解決を目的として目指されているものがほとんどと思います。

立案者が何かカンボジアの現状に対して問題意識を抱いているからこそ実施されており、現在のカンボジアにどういう課題があってなぜ実施する必要があるのか、プロジェクト概要に書いてあると思いますし、随時進歩状況も報告されます。
支援する/しないに関わらず、そういった情報を見るだけでも勉強になります。
そのように「現地の情報を見て関心/問題意識を抱き、自分事化する」ことが大切と思います。

また、上述のように支援者側は直接的な活動・支援はできなくとも実施者側は心強く感じるでしょうし、現地への力に繋がる・社会とのつながりをつくることができるのがクラウドファンディングの利点と思います。

プロジェクトにより内容も料金もバラバラですが...興味を抱いた・共感した・信頼できると感じたものであればよいと思います。
※全ての実施者/団体が信頼できるわけではないかもしれませんが、事前に概要や実績等を調べればよいでしょう。

-カンボジア料理店に行く

 
これは何回かやっています。
全国的にお店が少ないのは難点ですが…
やっぱり現地の価格と比べたら高く、味も日本人向けにアレンジされてはいますが、美味しいです(笑)

カンボジアに行けなくとも雰囲気を感じ身近に思いをはせることができると思います。

基本カンボジア人がやっている場合がほとんどなので、何より「お店で食事してお金を落とす=日本で頑張っているカンボジア人の応援に繋がる=二国間の関係促進になる という好サイクルが生まれる」と考えています。

-イベントに参加する


一番頭に思い浮かぶのは、毎年GWに実施されている「カンボジアフェスティバル」です。
※先述のクラタペッパーさんも毎年出展されており、去年/今年共に胡椒を購入させていただいています。
出展しているのはカンボジア料理店や現地のメーカーのほか、NGOや企業/学生団体など。更にステージプログラムでカンボジアのエンタメや伝統舞踊の披露、参加者全員参加型ダンスパーティー?が行われたりしています。
カンボジアに携わる企業・団体等がここまで集う機会は日本国内だとカンボジアフェスだけと思います。
「楽しい」「美味しい」だけでなく、NGOや学生団体さんのブースを訪れ、実際見たり話してみることで学びも深められるイベントです。


私はナンノさんが大使として出演され、私はカンボジアに行ったことがなかった23年/実際にカンボジアへ行った後の参加となった今年・24年の2年訪問。
2回参加した中で、今年は実際現地に行ったことで、ギャップを感じた部分もあった一方で、よりNGOや学生団体さんのブースも違った視点で見たり話ができるようになったと思っています。

今後も、毎年訪れたいです。

-おわりに

カンボジア訪問について何回かに渡って記事にしてきましたが、これにて一旦完結とさせていただきたいと思っています。
本当に、いろいろと学んだことが多い旅でした。
書いている7月末の時点でも現地での記憶はだんだん薄れていっており、日本の生活に慣れていってしまっていると思いますが、逆に日本にいるからこそ、これからが/日本に帰国してどう向き合っていくかが勝負だと考えています。
今後も、これまで書いてきたことにできうる範囲で向き合っていきたいと思いますし、将来是非また変化を確かめに、より深く観るためにカンボジアへ再訪したいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。オークン!

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